丹沢山、蛭ヶ岳、丹沢三峰、高畑山
2022.02.14
丹沢山 1,567m 蛭ヶ岳 1,673m 丹沢三峰 1,360m(中峰) 高畑山 766.1m
◎ 山行情報
山行日 2013年11月2日(土) 曇り
山頂所在地/山域 神奈川県/丹沢山地
アクセス/出発地 車/塩水橋駐車スペースから周回
行程詳細 塩水橋駐車スペース(5:50-6:10)→ 本谷林道・塩水林道分岐(6:17)→ ワサビ沢出合分岐(6:57)→
堂平(7:20-7:25)→ 天王寺尾根出合(8:21)→ 丹沢山山頂(8:55-9:05)→ 不動ノ峰(9:40)→ 棚沢ノ頭(9:47)→
鬼ヶ岩(10:01)→ 蛭ヶ岳山頂(10:25-10:40)→ 不動ノ峰休憩所(11:25-11:55)→ 丹沢山山頂(12:20-12:30)→
太礼ノ頭(西峰)(13:05)→ 円山木ノ頭(中峰)(13:28)→ 無名ノ頭(13:43)→ 本間ノ頭(東峰)(13:51-13:55)→
金冷シ(15:03)→ 高畑山山頂(15:27-15:35)→ 青宇治橋(16:34)→ 塩水橋駐車スペース(16:45)
所要時間/距離 行動時間:9時間13分 休憩時間:1時間22分 合計:10時間35分/22.4km
服装/装備 長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
5:50 塩水橋駐車スペースに到着(写真)。
林道分岐のヤビツ峠側にパイロンの置かれた駐車スペースがあり、運良く1台分空いていた場所に駐車する。
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6:10 塩水橋駐車スペースを出発。
林道本谷線起点のゲート(写真)を抜けて本谷林道に入る。 5分ほどの林道分岐で左に天王寺尾根に続く本谷林道を分け、右の塩水林道に入り瀬戸橋を渡る。 しばらく林道をゆるやかに登り、40〜50分ほどで右側のショートカット道入口に着く。
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6:57 ワサビ沢出合分岐に到着(写真)。
左カーブで途切れたガードレールと数メートル先の石垣の間にカーブミラーの立つ場所が入口になる。明確な道標はなく、ミラー根元の鉄柱にワラビ沢出合と手書きされている。事前に調べておかないと気付かないだろう。
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小さな木橋を渡り舗装路を少し行くと、左に保安林と書かれた黄色い看板(写真)がある。ここもうっかりすると見逃しそうだ。 左に入り尾根をジグザグに急登すること20分ほどで、雨量観測所の建物の横に出る。
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7:20 堂平に到着(写真)。小休止。
すぐ右に登山道入り口がある。
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7:25 堂平を出発。
登山口の階段を上がる。 丸太留めの階段が断続するヒノキ林の中をゆるやかに登る。 聞こえてくるのは鳥のさえずりと自分の靴音と呼吸音だけ。 堂平のブナ林の標柱(写真上)を見ると、樹林を抜け沢沿いから堰堤(写真下)のすぐ上を横切る。
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反対の斜面に取り付き、大きな折り返しから次第に小さなジグザグの登りが続き、木の階段を過ぎるとほどなく天王寺尾根分岐(写真)に出る。
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しばらくおだやかな尾根道が続くが、木の階段から急な登りになり、痩せ尾根やクサリの付いた短い岩場(写真)と続く大崩ノタツマを過ぎる。
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植生保護の木道から木の階段を登り、分岐(写真)で右に宮ヶ瀬への道を見送り左に折れると、ほどなくみやま山荘が見え丹沢山山頂に登り着く。
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8:55 丹沢山山頂に到着(写真)。小休止。
山頂は広く、左に山荘、正面奥に山頂標識が立つ。残念ながらガスで展望は全くない。 山バッジは帰りに買うことにして、記念撮影もそこそこに蛭ヶ岳に向かう。
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9:05 丹沢山山頂を出発。
木の階段の下り(写真)が続いた後、アップダウンを繰り返して稜線をたどる。
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不動ノ峰休憩所(写真)を過ぎるとほどなく道標が立つだけの不動ノ峰に登り着く。
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9:40 不動ノ峰に到着(写真)。
P1614になるが、なだらかでピークっぽくない。
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ガスの中の稜線歩きから分岐のある棚沢ノ頭(写真)を過ぎ、しばらくはおだやかな稜線歩きが続く。
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鬼ヶ岩の道標(写真上)からはクサリの付いた岩場の急下降(写真下)が断続しコルに降り立つ。
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登り返しは一転木の階段の登りが続き、蛭ヶ岳山荘前(写真)に飛び出して左に回り込めば山頂に出る。
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10:25 蛭ヶ岳山頂に到着(写真)。小休止。
広々として、ベンチやテーブルが幾つかある。丸太で区切られているのは、土砂流出防止なんだろうか。 ますます酷くなったガスで展望どころではないため、記念撮影(写真)と蛭ヶ岳山荘で蛭ヶ岳の山バッジを購入して引き返すことにする。
10:40 蛭ヶ岳山頂を出発。
下山路を丹沢三峰コースにするか天王寺尾根コースにするか考えながら歩く。
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11:25 不動ノ峰休憩所に到着(写真)。昼食。
山と高原地図のコースタイムを検討し、最悪でも5時過ぎには駐車場所に戻れると判断、丹沢三峰コースに決める。
11:55 不動ノ峰休憩所を出発。
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12:20 丹沢山山頂に到着。小休止。
みやま山荘(写真)にて丹沢の山バッジを購入。
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12:30 丹沢山山頂を出発。
堂平への分岐を直進、木道をゆるやかに下る。 相変わらずのガスだが、その白い世界の中に林立するブナの木が何とも幻想的だ。穏やかな稜線歩きからベンチのある場所(写真)に出る。瀬戸沢ノ頭(P1375)のようだが、道標はあるものの瀬戸沢ノ頭を示すものはない。 さらに穏やかな稜線歩きからひと登りで太礼ノ頭に登り着く。
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13:05 太礼ノ頭(西峰)に到着(写真)。
1本のブナの大木が目に付く。
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しばらく続いた下りの後、登り返しの丸太留めの急な階段がかなり足に堪える。 ブナの紅葉(写真)が心を和ませる。
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13:28 円山木ノ頭(中峰)に到着(写真)。
比較的ゆるやかな下りからコルに降りる。かなり強い風が吹いている。
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ダラダラ登りから急登で無名ノ頭(写真)を越え、狭い稜線から本間ノ頭に登り着く。
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13:51 本間ノ頭(東峰)に到着。小休止。
先着の登山者が休憩していたため、写真を撮るのを遠慮していたら、結局は撮り忘れてしまった。
13:55 本間ノ頭を出発。
割と急な下りからコブを避けながら稜線を下って行く。鉄の桟道やクサリの付いた痩せ尾根(写真)から金冷シに出る。
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15:03 金冷シに到着(写真)。
道標の手前で北側に展望が開ける。見えているのは宮ケ瀬湖だろうか。 短い岩場をハシゴとロープで越えると、しばらくは稜線の左下をたどる。道は丸太で補強されているものの、幅が狭かったりちょっと危険な場所もある。
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稜線に戻るとすぐに分岐(写真)に出る。 右が下山先の青宇治橋になるが、高畑山に登るため宮ヶ瀬方面に向かう。
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すぐに次の分岐(写真)を左に取り稜線をたどれば、ほどなく高畑山山頂に登り着く。
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15:27 高畑山山頂に到着(写真)。小休止。
広い山頂には雑草が生え放題で、標識とベンチが2つある。木立に阻まれ展望はない。
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15:35 高畑山山頂を出発。
往路を戻り、分岐を青宇治橋方面に向かう。 斜面のトラバースからP844から南に延びる尾根を乗り越し(写真)、再び斜面のトラバースとなる。
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崩壊した場所(写真)では危険防止のロープを支える鉄杭が抜けかけたものもあり、最新の注意を払う。 その後尾根に乗るが小さな岩場の段差の連続に手こずる。
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ジグザグの急下降から杉林に入ると、大きく折り返して下るようになる。 渓流に行き当たったら少し下流で徒渉(写真)し、ほどなく林道に飛びだす。
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16:34 青宇治橋に到着(写真)。
すぐ左に青宇治橋がある。 右に進み、10分ほどで塩水橋を過ぎれば、ほどなく駐車場所に着く。
16:45 塩水橋駐車スペースに到着。
残っている車は1〜2台だけ。祭りの後のような静けさだ。
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◎ 感想
10時間35分と、とにかくよく歩いた山行だった。これは最長時間の新記録だろう。
蛭ヶ岳までの山道はよく整備され迷ったり危険を感じるところはないが、青宇治橋への分岐から先では崩壊気味の場所があったり、青宇治橋手前での徒渉地点は少し分かり難いかも知れない。特に徒渉点では増水時はちょっと大変かも知れない。
1300m辺りで紅葉真っ盛りで三峰辺りでよく見られた。
肝心の展望は残念ながら終始ガスが立ち込め全く得られず仕舞いだった。リベンジして丹沢山と蛭ヶ岳からの展望を見てみたい。
丹沢山、蛭ヶ岳とも山頂は広いが、登山者が多くノンビリとはいかないかも知れない。
◎ 日帰り温泉
遊湯三昧 湯花楽 秦野店
内湯は高密度人口炭酸泉、バイブラバス、ジェットバス、電気風呂、水風呂など、露天風呂は岩風呂、壺風呂、寝湯などがある。サウナは2階にあり、別料金のようだ。