祖母山、障子岳、古祖母山
2022.02.16
祖母山 1,756.4m 障子岳 1,709m 古祖母山 1,633.1m
簡易ルート図 |
◎ 山行情報
山行日 2013年5月4日(土) 晴れ
山頂所在地/山域 大分県、宮崎県/九州 祖母山系
アクセス/出発地 車/尾平トンネル南側駐車場 祖母山登山口〜古祖母山登山口
行程詳細 尾平トンネル南口(古祖母山登山口)(7:50-8:00)→ 尾平(祖母山)登山口(9:03-9:08)→ 宮原分岐(9:21)→
宮原(稜線出合)(11:24-11:27)→ 九合目小屋(12:22)→ 祖母山山頂(12:40-13:20)→
天狗岩(14:12-14:17)→ 障子岳山頂(14:52-15:00)→ 古祖母山山頂(15:47-15:55)→ 本谷山分岐(16:58)→
尾平トンネル南口(古祖母山登山口)(17:17)
所要時間 行動時間:8時間08分 休憩時間:1時間49分 合計:9時間17分
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
◎ 山行記録
7:50 尾平トンネル南側(古祖母山)登山口に到着(写真)。
最初の計画では尾平登山口の駐車場に車を停めて周回するつもりだったが、通りがかりにこの駐車場を見つけて急遽変更した。下山口なのでこの方が都合がいい。無料だし。。。?? すでに10台以上駐車している。多くは古祖母山か本谷山を往復するようだ。
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8:00 尾平トンネル南側(古祖母山)登山口を出発(写真)。
8分ほどで尾平トンネルを抜ける。こちら側にも駐車場はあるが狭い。
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トンネルから10分ほどで、右カーブのところに近道の入り口(写真)がある。カーブミラーに道標(写真)が付けられているのですぐにわかる。
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急斜面をジグザグに下るが、思ったより道ははっきりしている。水場からやや不明瞭になるが、目印(写真)に従って下れば迷うことはない。 細い渓流に行き当たれば、すぐに林道に降り立つ。
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林道を右にわずかに下り近道を2回抜けると、すぐ先に尾平鉱山バス停(写真)がある。ガードレールには「祖母山→」と書かれたり、道標が付けられている。
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林道を下って行くと路肩に車が駐車してあり、先のカーブを曲がると尾平登山口の駐車場(写真)に着く。
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9:03 尾平(祖母山)登山口に到着(写真)。小休止。
有料駐車場(500円)だが、ほぼ満車状態だった。手前の路肩にも多くの車が停められているが、こっちは無料なのだろうか? 暑くなり長袖山シャツを脱ぐ。
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9:08 尾平(祖母山)登山口を出発。
駐車場奥の登山ポストの横(写真)を入る。 林を抜け、トイレの先の林道カーブを右に進む。
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5分ほどで右カーブを曲がらず直進(写真)し、わずかで宮原分岐のある奥岳川に出る。
直進方向に小さな道標あり。
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9:21 宮原分岐に到着(写真上)。
右に黒金尾根コースを見送り、左に進み吊り橋を渡ると、尾根コースと林道コースに分かれる(写真下)。 左の尾根コースに進み、沢を横切り斜面のジグザグから尾根に乗る。
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すぐに大きな岩の手前で標高700mの道標(写真上)を見るが、この先の道が不明瞭になる。実際にわずかな踏み跡らしい形跡に向かって行きかけたとき、家族連れが道を失い戻って来た。 改めて道を探し、踏み跡の反対側の岩場の左を上がると、岩尾根上(写真下)に出る。 少しして標高800mの道標を見る。
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880mあたりで左へ外すが、すぐに戻りジグザグに登ると、900mの道標を見る。 少し先の二合目(写真)で右に林道経由の道が合流する。 標高1000mの三合目前後は木の根が露出した急登が続き、標高1200mを過ぎるとロープ場も交える。
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11:24 宮原(稜線出合)に到着(写真)。小休止。
笹が刈り払われた小広い場所で、展望はないものの、休憩にはちょうど良い。
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11:27 宮原(稜線出合)を出発。
短い急登を交えて登り、P1573に立つ(写真)。祖母山中腹に小屋が見えている。
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すぐ先で右側が崩壊し稜線がかなり細くなり(写真)、クサリやロープが付けられている。ここは慎重に通過する。 さらにメンノツラへの分岐を右に見送り、小広い場所に飛び出す。左に水場、右に九合目小屋への分岐を見送り直進すると、ほどなく九号目小屋の裏手に出る。
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12:22 九合目小屋に到着(写真)。
小屋の横を通り、すぐ先の尾平への分岐を左に上がる。 笹の間の湿って滑りやすい急な登りが続く。10分ほどで再び尾平への分岐を右に見送る。 広くえぐられた石がゴロゴロする道を5分ほど登ると、北谷登山口への分岐を右に見送り山頂に飛び出す。
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古祖母山、天狗岩、障子岳 |
12:40 祖母山山頂に到着(写真上)。昼食。
広くて展望(写真下)は良いのだが、人が多過ぎる。意外だったのは、長くてタフなコースなのに家族連れが多いこと。 さてこの先どうしようか迷った。明るい内に障子岳、古祖母山を回れるのか、往路を引き返すにしても林道を登らなければならないし・・・と考えあぐねているところに、天狗岩を往復してきた登山者に、往復2時間ほどだったと聞かされ、その程度ならと行くことに決める。
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13:20 祖母山山頂を出発。
南東側の切れ落ちた岩場を下り(写真上)、山頂から真下に見えていた大きなブロッケン岩を左に回り込む(写真下)。
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しばらくロープとハシゴが続き、その後はササ道に変わり、しばらくして展望台を右に見送ると、天狗岩(写真)が近くなる。
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天狗ノ分かれ(写真上)で左に黒金尾根コースを見送り、さらに5分ほど先の分岐(写真下)を左に入れば、ほどなく天狗岩に登り着く。
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14:12 天狗岩に到着。小休止。
障子岳から古祖母山へと連なる稜線を一望する。
天狗岩の写真を撮り忘れていた。。。??
14:17 天狗岩を出発。
ピークを1つ越え、烏帽子岩への分岐(写真)を左に見送る。 穏やかな稜線から鹿除け柵を抜け、急な岩場をひと登りし、再び鹿除け柵を抜けると障子岳山頂に飛び出す。
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祖母山、天狗岩 |
14:52 障子岳山頂に到着(写真上)。小休止。
三角点のない山頂は狭いが、展望が良く、祖母山(写真下)や古祖母山を見る。
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15:00 障子岳山頂を出発。
少し先から短いロープ場が連続した後、土呂久への分岐(写真上)を右に、水場への分岐(写真下)を左に見送る。 一面に立ち枯れの木が広がる場所から快適な稜線をたどる。
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15:47 古祖母山山頂に到着(写真)。小休止。
山頂は狭く、南西側に展望がある。登山記念の標識(写真)が多い。
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15:55 古祖母山山頂を出発。
すぐに分岐に出るが、すぐ先で合流する。ロープの掛けられた急下降から、その後は概ねゆるやかに下って行く。 ゆるやかな登りから隠れピークに立つと、三角点とコシキ岩の標識(写真)がある。周りを見回しても岩は見当たらないので、ここの名称なのだろう。さらに10分ほど下れば、分岐のあるコルに降り立つ。
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16:58 本谷山分岐に到着(写真)。
ネット情報では通行止めになっている、左の尾平トンネル北口への道も通れそうだ。 右はヒムカノ国登山口となっている。これ以外に表記がなく、一瞬戸惑うが右に道を取り、山腹をゆるやかに下って行く。
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17:17 尾平トンネル南側(古祖母山)登山口に到着(写真)。
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◎ 感想
さすがに2日続けてのハードな山行となると、かなり足に堪えた。古祖母山からはとにかく早く終わりたい一心で、気ばかり急いで足がついて来なかった。祖母山で躊躇せず出発していればちょうど5時頃には着いていたと思われる。
祖母山以後は駆け足的で、十分に展望を楽しむ余裕がなかったが、それでも十分満足のいく山行だった。
祖母山だけでもなかなかのコースなのに、なぜこんなに家族連れが多いのか?しかもハイキング程度の軽装備で。。。
◎ 日帰り温泉
高森温泉館
根子岳を眼前に望み、12種類の湯が楽しめる。大人300円とかなりリーズナブル。
2019年3月閉鎖。