北横岳(積雪期)
2022.02.17
北横岳 2,480m(積雪期)
簡易ルート図 |
◎ 山行情報
山行日 2013年3月2日(土) 曇り時々晴れ
山頂所在地/山域 長野県/八ヶ岳連峰 北八ヶ岳
アクセス/出発地 車/ピラタス蓼科スノーリゾート駐車場 坪庭・北横岳・縞枯山登山口から往復
行程詳細 ピラタス蓼科スノーリゾート駐車場(7:20-8:05)→ 坪庭・北横岳・縞枯山登山道入口(8:05)→
ピラタスの丘道標(8:52)→ 冬期登山道下山口(10:28)→ ピラタス蓼科ロープウェイ山頂駅(10:32-10:50)→
北横岳登山道分岐(11:00)→ 三ッ岳分岐(11:32)→ 北横岳ヒュッテ(11:38-11:45)→ 北横岳南峰(12:03)→
北横岳北峰(12:07-12:25)→ 北横岳南峰(12:30)→ 北横岳ヒュッテ(12:40-12:50)→ 三ッ岳西峰(13:05)→
北横岳登山道分岐(13:58)→ ピラタス蓼科ロープウェイ山頂駅(14:25-14:37)→ ピラタスの丘道標(15:18)→
坪庭・北横岳・縞枯山登山道入口(15:40)→ ピラタス蓼科スノーリゾート駐車場(15:40)
所要時間 行動時間:6時間40分 休憩時間:55分 合計:7時間35分
服装/装備 アウタージャケット、フリース、長袖山シャツ、長袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、雪山登山靴、スパッツ、
スノーシュー、アイゼン、トレッキングポール
◎ 山行記録
7:20 ピラタス蓼科スノーリゾート駐車場に到着(写真)。
登山口のある駐車場東側に停める。 この時間にしてはすでに何十台もの車が駐車している。ロープウェイは8時40分頃からのようだ。 トイレを済ましてから、準備に掛かる。 まずはアイゼンでスタートする。
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8:05 ピラタス蓼科スノーリゾート駐車場を出発。
枯れ木を利用した道標の立つ登山口(写真)から斜面に取り付く。
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登山道道標(写真上)に従ってゆるやかに登ると、ロープウェイ右横のハッキリとしたトレース(写真下)をたどるようになる。 樹林帯を抜けると、それほど強くはないものの風が吹いている。
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前方のコルにロープウェイの終点が案外近く見えている。しばらくゆるやかに登るとリフトの終点を過ぎ、右手にピラタスの丘と書かれた標識を見ると、ゲレンデの狭くなった場所(写真)を横切る。 いったんはロープウェイから離れるように樹林帯の中を進むが、再び近づいて横切ると、小さな尾根に乗る。
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次第にトレースはほとんどなくなるが、尾根通しにたどると、ゲレンデの左端(写真)を登るようになる。再び樹林に入ったところで、雪深くなりスノーシューに履き変える。
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斜面をトラバース気味に進み、いったんゲレンデ左に飛び出すが、ロープウェイと並行するように樹林帯を登ると、10分ほどで山頂駅横の冬期登山道下山口(写真)に登り着く。
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10:20 ロープウェイ山頂駅に到着(写真)。小休止。
アイゼンに履き変える。駅前は登山者で一杯だ。
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10:50 ロープウェイ山頂駅を出発。
歩き慣れた(?)坪庭の探勝路(写真)に入る。ほとんどの登山者は縞枯山へ向かうようで、こちらには誰も来ない。
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すぐに第一展望台(写真)に着くが、駅前に比べて風が強い。
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11:00 北横岳分岐に到着(写真)。
左に折れ、いよいよ北横岳の急斜面に取り付く。
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すでに下山してくる登山者とすれ違う。 坪庭の吹きっさらしと違って、樹林帯(写真)の中は風もなく快適だ。 アイゼンではサラサラの雪をうまくつかめず、スノーシューにしておけば良かったと、少し後悔する。
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ときおり青空が覗くようになる。 稜線上に出て三ッ岳分岐(写真)で三ッ岳・雨池峠への道を右に見送れば、ほどなく北横岳ヒュッテに着く。
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11:38 北横岳ヒュッテに到着(写真)。小休止。
登山者は数人と、それほど多くない。下ってくる登山者の半分がスノーシューを履いていた。数年前に登った時の記憶では、かなりの急登だったはずなので、スノーシューで?という思いが込み上げる。
11:45 北横岳ヒュッテを出発。
結局はアイゼンのままで登ることにした。記憶通りの急登で、つま先を蹴り込みながら登る。少し足にきているのを感じる。
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12:03 北横岳南峰に到着(写真)。
すぐに先に見えている北峰に向かう。
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蓼科山 |
12:07 北横岳北峰に到着(写真上)。小休止。
冬景色を堪能し、記念写真を撮る。 蓼科山(写真下)が大きい。
12:25 北横岳北峰を出発。
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12:30 北横岳南峰に到着。
前方に北八ヶ岳連峰の三ッ岳や雨池山、縞枯山、茶臼山を見ながら北横岳南峰を後にする(写真)。
12:40 北横岳ヒュッテに到着。昼食。
多勢の登山者で賑わい、昼食を取れそうな場所はすべてふさがっている。辛うじて横倒しにしてある2本のプロパンボンベに座って昼食を取る。思ったより座り心地は悪くなく、高さもちょうど良い。 おにぎりでは冷えて固くなるだろうとパン2個にしたが、これが大正解。冷たいのは仕方ないとして、ほとんど固くなっていないため食が進んだ。
12:50 北横岳ヒュッテを出発。
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12:55 三ッ岳分岐に到着。
三ッ岳に行くかどうか迷っていると、後から来た2人組が向かったため後を追う。 トレースはしっかりとついている(写真)。 10分ほどで2つに割れた(?)岩場に出る。
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13:05 三ッ岳西峰に到着(写真)。
ただ、ここが本当に西峰かは定かではない。 岩の手前でトレースが分かれる。岩場の間へ続く右に言ってみるが、トレースは岩場の間でプッツリと途切れている。
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左の沢沿いをたどると、赤テープやコースロープが張られ、正解と確信してしばらくたどる(写真)。ところが、次第に三ッ岳の稜線から離れ、北側の尾根に向かうようになる。 果たしてこれで正しいのか?地形図ではほぼ三ッ岳の稜線に沿って夏道は付いているようだ。結局は三ッ岳を諦め、尾根の中腹で引き返すことにした。 先ほどの岩場まで戻り、右側にトレースがないか確認するが、岩場が切れ落ちている。 やっと諦めて往路を戻ることにした。
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13:40 三ッ岳分岐に到着。
往路を下る。
13:58 北横岳分岐に到着。
坪庭は左回りだったはず。なので左へ。ここでノンビリとしていると、後から降りて来た20名ほどのツアー登山者が先行して行った。ちょっと嫌な予感。 雨池峠からの道に降りたところ(写真)でツアー主催者の冬山レクチャーが始まってしまった。ちょっと聴いてみるか、と中腹で待っていたが、なかなか終わらない。 しびれを切らして強引に降りたのは20分ほど過ぎてから。
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14:25 ロープウェイ山頂駅に到着。小休止。
スノーシューに履き変える。さっきのツアー客を始め多くの登山者がいるが、誰も歩いて下山しないようだ。
14:37 ロープウェイ山頂駅を出発(写真)。
登ってきた時とは打って変わって多くのトレースが残っている。 往路で横切ったゲレンデの狭くなった場所を再び横切り、ピタラスの丘に上がってみる。
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15:18 ピラタスの丘に到着(写真)。
道標が頭を覗かせている。開けてはいるものの、展望は取り立てて言うほどでもない。 元のトレースに戻らず、リフト終点に向かって下る。 10分ほど下ると展望が広がり、左に南八ヶ岳連峰、右には蓼科だろうか?
15:40 ピラタス蓼科スノーリゾート駐車場(登山口)に到着。
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◎ 感想
ロープウェイ山頂駅の前の登りでやや足にきたときは、最後はバテバテになるかと思ったが、最後まで足が攣ることもなく歩けた。
駐車場から山頂駅の間は後半トレースが不明瞭な場所が多いが、左のロープウェイと右のゲレンデの間を歩いているため、とにかく上に向かって行けば迷うことはなさそうだ。やはりほとんどの登山者はロープウェイ利用なのだろう。
心残りは三ッ岳を諦めたこと。今となっては左のトレースをそのままたどっていればと思うのは後の祭りか?まだ確信は持てていないが、いつか(来年)リベンジしたい。
◎ 日帰り温泉
米沢温泉塩壺の湯
茅野市営、田んぼの中の日帰り湯。料金は400円とリーズナブル。
2つある湯船のうち1つは冷泉、露天風呂は冬期中止されている。浴室のほぼ半分ほどが洗い場になっているため混み合うことはなさそう。
休憩室は広くてノンビリできるが、食事ができないところが不満か。。。