川苔山(川乗山)、本仁田山
2022.02.15
川苔山(川乗山) 1,363.2m 本仁田山 1,224.5m
◎ 山行情報
山行日 2013年9月1日(日) 快晴のち晴れ
山頂所在地/山域 東京都/奥多摩
アクセス/出発地 車/町営鳩ノ巣駐車場 JR奥多摩駅〜町営鳩ノ巣駐車場
行程詳細 町営鳩ノ巣駐車場(5:35-5:45)→ 鳩ノ巣駅(5:50-5:54)→ (JR青梅線)→ 奥多摩駅(5:59-6:15)→
登山道入口(6:50-6:55)→ 大休場尾根出合(7:40-7:50)→ 本仁田山山頂(8:47-9:00)→ コブタカ山山頂(9:20)→
大ダワ(9:35-9:40)→ 舟井戸(10:37-10:45)→ 川苔山(川乗山)山頂(11:09-12:00)→ 舟井戸(12:15)→
大根ノ山ノ神(13:42)→ 熊野神社(14:10)→ 町営鳩ノ巣駐車場(14:19)
所要時間/距離 行動時間:7時間37分 休憩時間:1時間52分 電車移動時間:5分 合計:9時間34分/14.5km
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
5:35 町営鳩ノ巣駐車場(無料)に到着(写真)。
おにぎり1個食べる。前もって予定していた電車は6時19だが、時間があり過ぎるため、時刻表を調べると5時54分がある。間に合わせるべく準備を急ぎ出発する。
5:45 町営鳩ノ巣駐車場を出発。
国道411号線に出てすぐ左の坂道を上がり、踏切手前を右に行けば鳩ノ巣駅前に出る。
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5:50 鳩ノ巣駅に到着(写真)。
5:54 奥多摩駅行乗車。
150円。始発と言うこともあり、乗車する人は数えるほど。。。
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5:59 奥多摩駅到着(写真)。準備。
改札を出て準備を整える。
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6:15 奥多摩駅を出発。
車道を北に進む。 すぐ左に氷川渓谷遊歩道入口(写真)があり、一瞬ここを入るのかと思ったが、簡易地図からここではないとわかる。
帰宅後調べると少し遠回りになるが、遊歩道から北氷川橋袂に行ける。
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奥多摩役場前を過ぎ、隣の駐車場前の奥多摩工業への道との三叉路を左へ下る。北氷川橋を渡り右へ折れ、道なりに進む。 集落の先の道標の立つ林道三叉路(写真)を右に入る。 20分ほど林道を歩くと、青いトタン小屋が見えてくる。
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6:50 登山道入口に到着(写真)。小休止。
沢の中にモノレールと木道が延びるが、道標などはない。作業道なのだろうか。。。
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6:55 登山道入口を出発。
民家と共用の細い簡易舗装路に入る。 民家に行き当たったら左の石段を上がり、すぐに道標(写真)を右に折れ裏手に回り込む。わずかに登ると乳房観音への分岐(写真)に出る。 道標に「乳房観音50m」とあるので行って見る。
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お堂に小さな木の観音様(写真)が祀られている。
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分岐に戻り杉の植林を細かくジグザグに急登する(写真)。 湿度が高くすぐに身体中から汗が噴き出す。 いったん植林を抜け雑木林を大きく折り返して登るが、再び植林をジグザグに登るようになる。 頭上に尾根筋が見え始め、雑木林をトラバースすると大休場尾根に飛び出す。
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7:40 大休場尾根出合に到着(写真)。小休止。
尾根の南側に通行止めの立札とロープが張られているが、確かに踏み跡が付いているようだ。
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7:50 大休場尾根出合を出発。
尾根を北に登る。 10分ほどで杉の間伐材が目立つなだらかなピークを左に回り込み(写真)、再び尾根に乗って急な岩場を左から上がる。 日陰はそよ風が心地よいが、日が当たると突き刺さるような日差しで暑い。
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緩急の登りがしばらく続き花折戸尾根と合流(写真)、左へゆるやかに登れば、ほどなく本仁田山山頂に飛び出す。
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高水三山 |
8:47 本仁田山山頂に到着(写真上)。小休止。
それほど広くない山頂には、西側に朽ちかけた東屋風の小屋がある。 ベンチの置かれた東側が開け展望が良く、高水三山(写真下)を一望する。
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9:00 本仁田山山頂を出発。
おだやかな稜線を進むとわずかで道標の立つ小ピークに立つ(写真)。 表示はないが、北西の尾根上に作業道なのか明瞭な踏み跡が続いている。地形図に記載はないが、帰宅後マピオンを見ると、道は北西の尾根からP1075手前の鞍部に続く。鞍部からは沢を南下し、朝入った登山口近くに降り立つようだ。登山道入口で見たモノレールの延びる沢に出るのかも知れない。 ここから東へ下りいったん稜線を外すが、再び稜線に乗りしばらくおだやかにたどり、短く登ると分岐に出る。
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9:20 コブタカ山山頂に到着(写真上)。
右に鳩ノ巣駅への道が分岐し道標があるが、山頂を示すのは左側の木に消えかけた文字の標識(写真下)が寂しく掲げられているだけ。ここを山頂と意識しなければ、見逃してしまうだろう。 左へ急下降し、左側が開けた短い平坦地から再び急下降となり、小さなコブを越える。
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9:35 大ダワに到着(写真)。小休止。
登山道が十字に交差する峠で、祠が祀られている。地形図にはない左のウスバ乗越から川苔山への道は、崩落のため通行禁止となっている。
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9:40 大ダワを出発。
稜線のすぐ右脇の道をわずかに進むと、分岐(写真)に出て右に舟井戸への巻き道を分ける。
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稜線に乗るとすぐに左の杉林の中へ踏み跡が分岐(写真)する。稜線に続く踏み跡よりもハッキリしているため、間違えて踏み込んでしまいそうだ。恐らく途中でウスバ乗越への道に出ると思われる。 キツイ日差しの当たる稜線を小刻みにジグザグに登る。少し傾斜がゆるむとピークを越え、さらに幾つかピークを越えて、舟井戸に降り立つ。
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10:37 舟井戸に到着(写真)。小休止。
ベンチのあるコルで、広々として風が良く通り気持ちが良い。大ダワからの巻き道が右から合流する。
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10:45 舟井戸を出発。
少し先にもベンチがあり、登りが始まる。 曲ヶ谷北峰への分岐を直進方向に見送り、左に稜線を外す(写真)。
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さらに左に水場、右に赤杭山(あかぐなやま)への道を見送ると、次第に急登になり十字に道が交差する東の肩に登り着く(写真)。 平坦な稜線から短くジグザグに登れば、ほどなく川苔山山頂に登り着く。
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11:09 川苔山(川乗山)山頂に到着(写真)。昼食。
まずまずの広さで、山頂標識や周辺案内図、三角点がある。 西側が開け展望があるが、雲が掛かりあまり良くない。天気が良ければ鷹ノ巣山や雲取山、飛龍山などが見えそうだ。 思ったより登山者が少ないのは暑さのせいか。
12:00 川苔山(川乗山)山頂を出発。
往路を舟井戸まで戻る。
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12:15 舟井戸に到着。
ここから道なりに大ダワからの巻き道に入り、植林の中をジグザグに下る。 ベンチを過ぎ岩がゴロゴロする道を下ると、分岐(写真)に出て右に大ダワへの道を分ける。
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丸太で土留めされた尾根上の道から石垣を見ると、道は尾根を外れたまま徐々に高度を下げ、林道に降り立つ(写真)。林道を右へ進み、右斜面に付けられたコブタカ山への道を見送ると、再び直進方向の登山道に入る。
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13:42 大根ノ山ノ神に到着(写真)。
登山道に入った右に祠が祀られている。杉の植林の中、右だけ杉が立ち並ぶ道をひたすら下る。
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20分ほどで熊野神社と正法院との分岐(写真)を右の熊野神社へ下る。
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急下降から眼下に建物が見えてくると、熊野神社境内に降り立つ(写真)。
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14:10 熊野神社に到着。
鳥居をくぐり道なりに進む。 4分ほどで直進方向の道が細い十字路(鳩ノ巣駅の道標あり)(写真)を右折すると、すぐに踏切を渡る。
14:19 町営鳩ノ巣駐車場に到着。
駐車場はほぼ一杯になっていた。
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◎ 感想
久しぶりの電車移動となる。
大ダワからの急登を考えて、気合いを入れるとともに、早めのスタートを切ったが、その必要はなかったようで、案外早く下山することになってしまった。確かに大ダワからの急登は日も当たりキツイが、登山口から稜線に乗るまでの長い急登に比べれば、大したことはない。
展望は川苔山山頂より本仁田山山頂の方が良い。と言っても、共に一方向だけだが。。。
下山の大根ノ山ノ神へのコースはひたすら下るだけなので、退屈になってくる。
◎ 日帰り温泉
丹波山温泉 のめこい湯
浴場は全体にゆったりとして、ノンビリと温泉に浸かれた。内湯は2つあり、1つはやや温めで長湯したくなる。時間的には混んでもおかしくない4時前にもかかわらず、浴槽はもちろん洗い場も混雑することはなかった。
無料の休憩場は1・2階にあるが、ともにあまり広くなく、1階は満員状態、2階は半分埋まっていた。しかもエアコンが効き過ぎて(ここだけではないが)、仮眠もままならなかった。
難点はその立地。駐車場は国道411号線沿いの道の駅たばやまを利用するのだが、温泉に入るには丹波川に架かるつり橋を渡り対岸に行かなければならない。時間にすればわずか5〜10分ほどなのだが、真夏ではせっかく流した汗をかいてしまいそうだし、冬は湯冷めしそう。