蛾ヶ岳 1,279m
◎ 山行情報
山行日 2013年6月1日(土) 晴れのち曇り
山頂所在地/山域 山梨県/御坂山地
アクセス/出発地 車/大門碑林公園第1駐車場から往復
行程詳細 大門碑林公園第1駐車場(7:03-7:25)→ 県立四尾連湖自然公園登山道入口(7:29)→ 金毘羅神社登山道分岐(7:50)→
烽火台(8:44-8:50)→ 四尾連峠(9:30-9:35)→ 大畠山山頂(9:58-10:05)→ 四尾連湖分岐(10:11)→
西肩峠(六地蔵)(10:50)→ 蛾ヶ岳山頂(11:05-12:10)→ 西肩峠(六地蔵)(12:18)→ 四尾連湖分岐(12:47)→
蛾ヶ岳登山口駐車場(13:06-13:25)→ 四尾連湖(13:21)→ 四尾連峠(13:40)→ 金毘羅神社登山道分岐(15:04)→
県立四尾連湖自然公園登山道入口(15:27)→ 大門碑林公園第1駐車場(15:30)
所要時間/距離 行動時間:6時間23分 休憩時間:1時間42分 合計:8時間5分/16.1km
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:03 大門碑林公園第1駐車場に到着(写真)。
広い尾駐車場で、立派なトイレがある。
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7:25 大門碑林公園第1駐車場を出発。
駐車場横の道に入り、右の橋を渡り左に折れ、ひらしお源氏の館前を進むと、県立四尾連湖自然公園登山道入口と書かれた案内板(写真)がある。 その先で舗装路が切れ登山道らしくなり、ジグザグに急登する。
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切り通しのように深くえぐられた道が断続し、少しゆるやかになって右に金比羅神社からの道が合流する金毘羅神社分岐(写真)に着く。
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尾根伝いの登りから「碑林公園から1km」の道標(写真)を見ると、P569を右に巻く平坦なヒノキ林の道をたどるが、コルからは尾根を右に外したままの登りとなる。
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折り返しから傾斜が増しジグザグとトラバースを繰り返し、「碑林公園から2km」の道標(写真)を見ると、ほどなく尾根上に飛び出す。
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すぐに尾根の左下をたどり、しばらくして868ピークと南東側ピークの鞍部から烽火台への階段を左に上がる(写真)。
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8:44 烽火台に到着(写真上)。小休止。
上がり口に丸太の柵に囲まれた太い丸太が立てられている(写真上)。烽火を上げた場所なのだろうか。 その先右の一段低いところに東屋(写真下)があるが、古くて埃だらけで座るのも躊躇われる。 東屋の反対側(北側)が開け展望が得られるが、この日は霞がかかり眼下の南アルプス市はみえるものの、その奥の山並みはハッキリしない。八ヶ岳や金峰山など奥秩父山塊が見られるはずだが。。。
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8:50 烽火台を出発。
先へ150mほど下ると右からの登山道と合流し、すぐに展望所(写真)に出る。烽火台とは少し違った角度の展望が得られるが、やはり霞が掛かり良くない。
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しばらく山腹をゆるやかに登り鉄橋を渡ると、ほどなく崩壊地(写真)に出る。本来の道から下側に付け替えられた道をたどれば危険はない。 さらに先の小さな崩壊地を過ぎ、ゆるやかに山腹をたどり四尾連峠に出る。
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9:30 四尾連峠に到着(写真)。小休止。
案内板には文学碑公園となっていて、直進方向は四尾連湖、左は大畠山・蛾ヶ岳、右に何かの観測所だろうか?建物がある。 北西側の一部が開け、櫛形山を前景に右に北岳、中央に間ノ岳、左に農鳥岳が頭を見せている。
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9:35 四尾連峠を出発。
左の尾根に続く道(写真)に入り、熊出没の看板が付けられた車止めの鎖を抜け、尾根の右下をゆるやかに登って行く。
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分岐(写真)で蛾ヶ岳への道を右に見送り、左カーブを過ぎると、ほどなく大畠山山頂に出る。
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9:58 大畠山山頂に到着(写真)。小休止。
大半を電波塔が占める山頂は樹林に囲まれ展望は全くない。塔の反対側に赤テープが付けられ、前畑方面へと登山道が延びているようだ。 山頂としては何の魅力もなく、手作りの山頂標識と三角点で記念撮影(写真)をして早々に出発する。
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10:05 大畠山山頂を出発。
蛾ヶ岳への分岐まで戻るつもりだったが、その手前の右カーブで登ってくるときは気付かなかった直進方向の蛾ヶ岳への道を見つける(写真)。道標もしっかり付いている。
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そのまま直進すると右に四尾連峠からの道と合わさり、すぐ先で右に四尾連湖への道が分かれる四尾連湖分岐(写真)に出る。 ゆるやかな下りから痩せた尾根道や幾つかのピークを左右に巻き、ゆるやかな登りから大きな沢に架かる簡易橋を渡ると、山腹をたどる道が続き西肩峠に着く。
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10:50 西肩峠(六地蔵)に到着(写真)。
六体の地蔵が刻まれた石碑が置かれている。
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この日最大の難関、急な尾根を小さくジグザグに急登する(写真)。
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11:05 蛾ヶ岳山頂に到着(写真右上)。昼食。
そこそこの広さで三角点と石の小さな祠があるが、山頂を示す標識はなく、道標に蛾ヶ岳と記されている(写真右下)。 展望は南東と北西にある。南東には富士山、北西には赤石岳や荒川岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳、鳳凰山など南アルプスの大パノラマが広がる(写真下)。 眼下には四尾連湖や大畠山が見えている(写真下)。
12:10 蛾ヶ岳山頂を出発。
往路を戻る。 左膝の痛みが酷くなる。
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12:47 四尾連湖分岐に到着。
左へ下り、山腹をたどる道から最後はジグザグに下り分岐(写真)に降り立つ。 右は四尾連峠、左は四尾連湖になる。 左へわずかで駐車場に出る。
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13:06 蛾ヶ岳登山口駐車場に到着(写真)。トイレ休憩。
駐車場の先にトイレがある。
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駐車場前から四尾連湖畔を歩き、水明荘の先で湖畔(写真)に出てみる。
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13:25 蛾ヶ岳登山口駐車場を出発。
四尾連湖分岐から降り立った分岐に戻り、そのまま林道のように広い道をゆるやかに登る。 2箇所目の四尾連湖への道を左に見送る(写真)と、ほどなく四尾連湖峠に飛び出す。
13:40 四尾連峠に到着。
往路を戻る。
15:30 大門碑林公園第1駐車場に到着。
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◎ 感想
蛾ヶ岳山頂からは南東に富士山、北西に南アルプスの展望を堪能できる。一方、大畠山は樹林に囲まれた上、電波塔に占拠され最悪だ。
狼煙台はあまり期待しない方がいいだろう。跡地に丸太が立てられているだけ。東屋は古びているのは仕方ないとして、埃だらけで座る気にならない。展望は北側だけだが、茅ヶ岳や金峰山など奥秩父山塊や、見る角度によっては南アルプスの一部を見ることができる。
山頂手前くらいから左足の膝から下が痛みだす。帰路の西肩峠を過ぎるとかなりの痛みで、膝を曲げることができなくなる。当然、歩行速度も極端に落ちて、帰路の方が時間が掛かってしまった。
この後整形外科に掛かり、1ヶ月近く左膝痛の治療・リハビリに専念することになる?。