阿蘇山〜杵島岳、烏帽子岳〜
2022.02.16
阿蘇山 〜 杵島岳 1,336.7m 烏帽子岳 1,326m 〜
簡易ルート図 |
◎ 山行情報
山行日 2013年4月29日(月) 晴れ
山頂所在地/山域 熊本県/九州 阿蘇山
アクセス/出発地 車/阿蘇観光ホテル跡地 湯の谷歩道入口から往復
行程詳細 阿蘇観光ホテル跡地(8:10-8:30)→ 湯の谷ルート入口(8:32)→ 草千里遊歩道入口(9:27-9:37)→
烏帽子岳山頂(10:14-10:24)→ 県道111号線(10:55)→ 古御池火口群分岐(11:27)→
杵島岳山頂(11:54-12:00)→ (お鉢巡り)→ 杵島岳山頂(12:20-12:55)→ 草千里園地(13:19-13:30)→
草千里遊歩道入口(13:40)→ 阿蘇観光ホテル跡地(14:20)
所要時間 行動時間:4時間38分 休憩時間:1時間12分 合計:5時間50分
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
◎ 山行記録
8:10 阿蘇観光ホテル跡地に到着 (写真)。
ホテルから少し先の温泉汲み上げ施設の空き地に停める。利用されてはいないようだが、温泉は湧き出している。
8:30 阿蘇観光ホテル跡地を出発。
設備の先の左カーブのところに草千里遊歩道入口2kmの看板が放置されている。
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8:32 湯の谷ルート入口に到着(写真)。
入るとすぐに湯の谷歩道の案内板がある。 簡易舗装路から谷沿いの登りとなり、やや急な登りを短く登るとゆるやかになる。杉林の中で陽射しは遮られているものの、半袖でも暑いくらいだ。
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概ねゆるやかな登りが続いたあと、草千里0.5kmの道標(写真)をみると、やや急な丸太の階段が続き、車の音が聞こえ始めるとポンと開けた場所に登り着く。
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9:27 草千里遊歩道入口に到着(写真)。小休止。
正面に草千里ヶ浜、右に烏帽子岳、左に杵島岳のパノラマが広がり、奥には中岳を見る。
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9:37 草千里遊歩道入口を出発。
草千里ヶ浜の西端を南にたどる。残念ながらこの日は春霞で見えないが、雲仙岳の展望地を過ぎる。前方の烏帽子岳の右には先端の尖った御竈門山が見えている。 開閉式ゲート(写真上)を潜り、ゆるやかな登りから丸太の階段を過ぎてかなりの急傾斜になり、喘ぎながら登って行く(写真下)と、山頂の北端に登り着く。
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10:14 烏帽子岳山頂に到着(写真上)。小休止。
標柱の立つ山頂は狭い。 遮るもののない展望を楽しむ。 北に草千里ヶ浜と杵島岳(写真中)、東に中岳火口から阿蘇の主脈である中岳、高岳(写真下)と続く展望は見応えがある。
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10:24 烏帽子岳山頂を出発。
山頂北端で登り口を左に分けて右に下る。正面に杵島岳、右に中岳を見る。 途中「悪路足下注意」の標識が出てくるが、往路ほどの傾斜はなく、道もしっかりしているので、気持ち良く尾根を下る(写真)。
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15分ほどで草千里ヶ浜への道を左に分ける。 灌木から草地と変わり、キジムシロ(写真上)やノジスミレ(写真中)、キスミレ(写真下)などを見ながら、気持ちよく風が吹き抜ける尾根を下って行く。
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10:55 県道111号線に到着(写真上)。
車道を少し右に進み、丸太のガードレールの空いたところを左に入る。 草千里からの簡易舗装路を横切り未舗装路を進むと、すぐに杵島岳登り口への道に出て左へ登って行く(写真下)。
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味気ない簡易舗装路だが、道端のハルリンドウ(写真上)やキスミレ、ノジスミレ、アセビ(写真下)などが目を楽しませてくれる。
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ベンチのある展望所(P1224)からはゆるやかに下り、再び上りに変わると、右に古御池火口群への入り口(写真)を見送る。
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山頂への登り口に向かう途中、細い水路の先に斜面に付けられた踏み跡(写真)を見つけ入る。
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左下に舗装路を見ながら踏み跡をたどると、5分ほどで山頂への道に飛び出す。ここからは山頂まで急な石段(写真)が続く。親子連れなどファミリー層が目立つ。
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11:54 杵島岳山頂に到着(写真上)。小休止。
360度の展望を楽しみ、記念撮影をしてから、お鉢巡りに出発する。
12:00 杵島岳山頂を出発。
お鉢巡り(写真下)。 火口らしくなく草地が続く。元の山頂手前から左下に古御池火口群を見る。
12:20 杵島岳山頂に到着。昼食。
山頂は少し風が強いため、少し東側の古御池火口群を見下ろすあたりで斜面を少し降り、岩陰で昼食を取る。
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12:55 杵島岳山頂を出発。
急な石段から本来の登り口(写真)に降り立ち、右に下ればほどなく車道出合う。標柱を左に入り、中岳火口への道を左に見送り右に進めば草千里ヶ浜の駐車場に出る。
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13:19 草千里園地に到着(写真)。土産物屋と草千里見学。
土産物屋で山バッジを探すが見つからず。
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13:30 草千里園地を出発。
阿蘇火山博物館前から草千里ヶ浜に降りて車道に沿って進み(写真)、朝登り着いた草千里遊歩道入口を目指す。
13:40 草千里遊歩道入口に到着。
往路を下る。
14:20 阿蘇観光ホテル跡地に到着。
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◎ 感想
もっと気軽な山行を考えていたが思った以上にハードで、特に杵島岳山頂まではすべて舗装されているため足に堪える。
展望は両山とも最高で文句なしだ。烏帽子岳からは中岳火口を前に中岳と高岳を一望し、杵島岳からはさらに烏帽子岳と草千里ヶ浜をも一望する。
湯の谷コースはあまり歩かれないようで、下山時に親子とすれ違っただけで、静かな山行だった。それにしても杵島岳の舗装路は何で?って感じ。。。何とかならないのだろうか。
土産物屋で山バッジが見つからなかったため、道の駅阿蘇に立ち寄り購入。