荒海山(太郎岳)

荒海山(太郎岳) 1,581m

 山行情報

山行日       2013年9月22日(日) 晴れのち曇り

山頂所在地/山域  福島県、栃木県/東北 帝釈山地

アクセス/出発地  車/林道路肩(八総鉱山跡前)から往復

行程詳細      林道路肩(八総鉱山跡前)(7:24-7:45)→ 登山ポスト(7:59)→ 稜線出合(8:52-8:57)→
          荒海山(太郎岳)西峰山頂(10:44-10:49)→ 荒海山(太郎岳)東峰山頂(10:54-11:01)→
          荒海山(太郎岳)西峰山頂(11:05-11:20)→ 稜線出合(12:50-13:00)→ 登山ポスト(13:47)→
          林道路肩(八総鉱山跡前)(14:00)

所要時間/距離   行動時間:6時間33分 休憩時間:42分 合計:7時間15分/9.2km

服装/装備     半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

7:24 林道路肩に到着(写真)。

左側が八総鉱山跡らしく石垣が残っている。朝食にパン1つ。

途中から未舗装路になるが、車体の底を摺ることはないものの、石が露出したガタガタ道だった。

7:45 林道路肩を出発。

林道を進むとすぐ先の路肩もやや広く、4台ほど停められている。この先は普通車では無理だと思われる。また、10分ほど先では30cmほどの瓦礫があり、一般的なSUV車でも無理だろう。ポストまでは2〜3分ほどなのだが。。。

7:59 登山ポストに到着(写真)。

ここで林道は終わる。

すぐ先で元は堰堤と思われる場所で渓流を渡り(写真)、渓流沿いにゆるやかに登って行く。

台風の痕跡だろうか、瓦礫の山を幾つか越える(写真)。

沢の徒渉(写真)から間もなく北西の支沢に入り、13名ほどの団体を追い越す。
堰堤を越えると、沢底の大きな石がゴロゴロする荒れた道となり、赤テープを拾いながら進む。

写真は帰路に撮影。手前が山頂方面。

小沢出合で真ん中の小尾根に取り付く。取り付きは短いロープが付けられたかなりの急坂(写真)で、足元もザレ気味で滑りやすい。

さらに続く急登を少し上がると稜線が見えてくる(写真)が、道は意地悪く左へトラバース気味に斜面を登って行く。

後で確認したらこのあたり(1080m)から稜線は見えそうもないので、単なる斜面の切り変わりかも知れない。

再び沢沿いから沢底をたどり、水の流れる岩場(写真)を登り、さらにロープの付いた急斜面を登り稜線に飛び出す。

8:52 稜線出合に到着(写真)。小休止。

雑木林に囲まれ展望はない。

8:57 稜線出合を出発。

稜線上のゆるやかな登りが続くが、ピークを越えると急登となる。道は稜線の右に付くようになり、倒木や木の根の段差でペースが上がらない(写真)。

一瞬稜線に出て山頂を見る。
次第に笹が目立つようになると眼前に大きく山頂を見るようになる。
地形図には表れない小さな起伏が連続し、かなりハードだ。
大きな岩(写真上)を過ぎ、一頻りの急登からシャクナゲが群生する潅木帯(写真下)になると、展望が開ける。

前方に山頂を見ながら笹や潅木を掻き分けて細い稜線をたどり、突然左に避難小屋(写真)を見ると、わずかで山頂に飛び出す。

高原山

10:44 荒海山(太郎岳)西峰山頂に到着(写真上)。小休止。

笹と潅木に囲まれた山頂は狭いが、展望は良く、昨日登った高原山(写真下)や日光方面の山々を一望する。
一頻り展望を楽しんでから、すぐそこに見えている三角点のある東峰に向かう。

10:49 荒海山(太郎岳)西峰山頂を出発。

前方に東峰を見て笹と潅木に覆われた道をたどるが、何とか人が通った形跡がある程度で、とても道とはいえない。
5分ほどで東峰に着く。

10:54 荒海山(太郎岳)東峰山頂に到着(写真)。小休止。

ここはもっと笹に囲まれ狭いが、三角点がある。先着の二人が昼食中なので、記念撮影もそこそこに引き上げる。

次郎岳、荒海山西峰

11:01 荒海山(太郎岳)東峰山頂を出発。

前方に次郎岳や西峰(写真)を見ながら戻る。

荒海山東峰

11:05 荒海山(太郎岳)西峰山頂に到着。昼食。

ノンビリでもないが、あらためて東峰(写真)を振り返りながら昼食を取る。

11:20 荒海山(太郎岳、西峰)山頂を出発。

往路を戻る。

12:50 稜線出合に到着。小休止。

13:00 稜線出合を出発。

13:47 登山ポストに到着。

14:00 林道路肩に到着。


 感想

地形図を見ると穏やかな稜線と思ってしまうが、実際には段差や小さなアップダウンが続き肉体的にキツク、ほとんど展望がないため精神的にもかなり堪える。行程自体は短いもののなかなかタフなコースだ。


 日帰り温泉

塩原温泉 華の湯

内風呂、露天風呂、サウナとごく一般的な施設です。