雨山、檜岳
2022.02.14
雨山 1,176m 檜岳(ひのきだっか)1,166.6m
◎ 山行情報
山行日 2013年11月3日(日) 曇りのち晴れ
山頂所在地/山域 神奈川県/丹沢山地
アクセス/出発地 車/寄大橋駐車スペースから周回
行程詳細 寄大橋駐車スペース(7:05-7:20)→ 登山道入口(7:40)→ 釜場平(8:34-8:40)→ 雨山峠(9:30-9:40)→
雨山山頂(10:12-10:20)→ 檜岳山頂(10:48-11:00)→ 伊勢沢ノ頭(11:26-12:36)→
秦野峠(13:20-13:25)→ 林道秦野峠(13:49-14:00)→ 寄大橋駐車スペース(15:00)
所要時間/距離 行動時間:5時間38分 休憩時間:2時間2分 合計:7時間40分/14.4km
服装/装備 長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:05 寄大橋駐車スペースに到着(写真)。
途中自然休暇村管理センターの駐車場でおにぎりを食べ、トイレを済ましてから寄大橋駐車スペースに向かう。ここの駐車スペースは橋の手前と渡った先の2箇所あり、それぞれ4〜5台は停められそうだ。頭上には桜が咲いている。
7:20 寄大橋駐車スペースを出発。
ゲートを抜け登山ポストや案内板がある管理棟の前を進む。途中周遊道の入口を何箇所か見送りながら林道をゆるやかに登る。 舗装が途切れるとすぐ先で林道も終わり、道標や案内板の立つ登山道入口に着く。
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7:40 登山道入口に到着(写真)。
右の石段を上がり鬱蒼とした杉林に入る。
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ジグザグに登ってすぐの分岐を右に進み、少し上がって沢へと降りて渓流(写真上)を渡る。 反対側の斜面に取り付き、すぐに分岐(写真下)を右に折れる。 杉林を抜けると河原に出るが、その後も堰堤を越えたり、河原や渓流を何度か横切る。
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その後、植生保護柵に沿ってゆるやかに登り、しばらくしてガレ石の詰まった沢(写真)を2本横切る。 2本目の小沢の対岸の岩壁にはハシゴ(写真)が掛けられている。
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さらにすぐ左の小沢を横切り、ハシゴでと桟道で岩壁(写真)を上がると、ほどなく釜場平に登り着く。
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8:34 釜場平に到着(写真)。小休止。
ベンチが置かれているが、平というほど広くはない。また、コルのように見えるが、左は隠れピークで実際には山腹のようだ。
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8:40 釜場平を出発。
杉林の山腹を短くたどり、尾根をジグザグに急登して、小ピークを越え沢(写真)に降り立つ。コシバ沢と言うらしく、鍋割山への遡上ルートのようだ。
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沢を横切り杉の植林をジグザグに急登し、注意の標識から道は沢を高巻くようになる。 しばらくして沢出合(道標あり)(写真上)で左の沢に入り、すぐに右岸の階段(写真下)から尾根を乗り越し、隣の沢を高巻くように進む。
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沢に降りて詰めて行くと、低い段差の岩場(写真)に出る。右に沢を離れるような踏み跡が見て取れるが、ここは素直に岩場を越え沢を詰めて行く。目印のピンクテープもある。
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すぐ先の小沢出合(道標あり)(写真上)で左の小沢をたどり、左岸の階段(写真下)を上がり沢を詰めれば、ほどなく稜線に飛び出す。
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9:30 雨山峠に到着(写真)。小休止。
十字路になっていて、直進は玄倉川の雨山橋、右は鍋割山、雨山は左になる。
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9:40 雨山峠を出発。
左の稜線を上がるとすぐに急登が始まり、ジグザグから次第に直線的に登る(写真)ようになる。 ところどころ枝越しに展望があり、右(西)に富士山、背後(北)に丹沢山地を見る。 昨日とは打って変わって雲は出ているものの、展望にはあまり影響はない。
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道標(写真)から広くゆるやかな尾根をたどり、次の道標からはほとんど平坦な道に変わり、ゆるやかにひと登りで雨山山頂に出る。
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シダンゴ山、高松山、箱根山 |
10:12 雨山山頂に到着(写真上)。小休止。
山頂は広いピークの南端にあり、若干木立がうるさいものの南側に展望が広がる。 見えているのはシダンゴ山や高松山、その向こうに箱根山のようだ(写真下)。
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10:20 雨山山頂を出発。
ゆるやかな下りから、稜線の南西側が崩壊した場所(写真)を過ぎる。 西から南に方向を変えると急下降が続き、痩せた稜線のコルから小さくアップダウンを繰り返す。 その後平行した右隣の稜線に乗り変えると急登となり、アザミの群生を見るとほどなく檜岳(ひのきだっか)山頂に飛び出す。
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10:48 檜岳山頂に到着(写真)。小休止。
雑木林の中の草地で、山頂と言うにはさみしい。 展望も北西側の枝越しに丹沢山地を見る程度で、期待しない方が良い。
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11:00 檜岳山頂を出発。
起伏のほとんどないおだやかな稜線からピークを2つ越え、ひと登りで山神峠分岐(写真)に着く。右に下れば山神峠から撫ノ丸に至る。 すぐ先に伊勢沢ノ頭の標識がある。
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富士山 |
11:26 伊勢沢ノ頭に到着(写真上)。昼食。
標識のある場所は狭いため、山神峠分岐の草地で昼食を取り、一眠りする。 笠雲を被った富士山(写真下)を見る。
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12:36 伊勢沢ノ頭を出発。
下りが続き、急下降から登り返してP1086を越える。 いたるところで倒木(写真)が道を塞ぐ。 真っ直ぐな急下降からジグザグに下る。
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途中リンドウ(写真)などの花が疲れを癒してくれる。
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13:20 秦野峠に到着(写真)。小休止。
尾根の平坦地だが、雑木林の中で展望はない。
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13:25 秦野峠を出発。
右に折り返すようにして斜面を下り、沢越え(写真上)からすぐ隣の沢を登り詰め(写真下)、鞍部からP868を越える。
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短い急下降からゆるむと柵沿いの痩せ尾根から柵に挟まれた道(写真)を登る。 丸太と土嚢の階段に差し掛かると眼下に林道が見え、木の階段から林道に降り立つ。
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13:49 林道秦野峠に到着(写真)。小休止。
シダンゴ山へは正面の虫沢林道を行く。
14:00 林道秦野峠を出発。
林道秦野峠線を東にたどる。長い林道歩きからゲートを越え、寄大橋を渡れば駐車スペースに着く。
15:00 寄大橋駐車スペースに到着。
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◎ 感想
注意が必要なのは登山口から雨山峠までの沢歩きだろうか。それなりに道標があるので迷うことはないと思うが、増水時は引き返す勇気も必要だろう。
稜線上は急登、急下降があるものの、危険なところはない。
時間があれば林道秦野峠からP871を経てシダンゴ山に登ると、歩き応えのある山行になるだろう。その場合は下山が自然休暇村管理センターに出てくるので、そこの駐車場に車を置いた方が良い。
展望は雨山と山神峠分岐あたりで一部ある程度で、期待しない方が良い。