赤鞍ヶ岳、菜畑山
2022.02.18
赤鞍ヶ岳 1,299m 菜畑山 1,283m
簡易ルート図 |
◎ 山行情報
山行日 2012年5月12日(土) 晴れ
山頂所在地/山域 山梨県/道志山塊
アクセス/出発地 車/道志村役場駐車場から周回
行程詳細 道志村役場駐車場(8:00-8:15)→ 赤鞍ヶ岳登山道入口(8:17)→ 赤鞍ヶ岳入口(8:42)→ 入道山山頂(9:24-9:29)→
秋山峠(10:21)→ 赤鞍ヶ岳山頂(10:27-10:40)→ 岩戸ノ峰(11:15)→ 本坂峠(11:32)→
ブドウ岩ノ頭(11:45-11:55)→ 菜畑山山頂(12:47-14:00)→ 林道終点(14:20)→ 道志みち(15:20)→
道志村役場駐車場(15:29)
所要時間 行動時間:5時間43分 休憩時間:1時間31分 合計:7時間14分
服装/装備 長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
◎ 山行記録
8:00 道志村役場駐車場に到着(写真)。
役場の玄関前の駐車場ではなく、道路と反対側の駐車場に停める。 朝食後、登山道へ入る道を確認してから、準備を整える。
8:15 道志村役場を出発。
山中湖方面へ戻ると、右カーブ先の大川渡バス停のすぐ先に登山口がある。
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8:17 赤鞍ヶ岳登山道入口に到着(写真上)。
すぐ先左カーブで右のゲート(写真下)を入る。
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左手の土手を上がる踏み跡もあるが、とりあえず直進して杉林に入る(写真)。
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前方を確認すると谷へと落ち込んでいるため、すぐに左の一段高くなった方に上がり(結果的にこれで良かった)(写真)、比較的明確な踏み跡に行き当たり、ピンクのテープに従って先に進む。
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正面に林道のガードレール見えてきたら(写真)、適当なところから林道に上がる。 出たところは右カーブの頂点当たりで、カーブを曲がり終えると道標の立つ登山道が左に分岐する。
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8:42 赤鞍ヶ岳入口(写真)。
暑くて長袖山シャツを脱ぐ。 登山道に入るとすぐに左に作業道を見送る。ジグザグに斜面を登り、尾根に乗る。右の尾根先にも目印のテープがあり、反対側の尾根下には先ほどの林道が見えている。
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右に道を取り、尾根上をジグザグに急登する(写真)。その後、傾斜は緩むが、道は直線的になりキツサは変わらない。 尾根が左に大きくゆるやかにカーブすると、ようやくゆるむ。隠れピークから左に枝越しながら菜畑山を見る。 道はピークから下らずに登り続け、入道山の右を巻いて続いているが、尾根を直進して入道山へ向う。目印のテープなどはないが、ハッキリとした踏み跡をたどり、ひと登りで入道山山頂に立つ。
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9:24 入道山山頂(写真)。小休止。
小さな山頂標識がある。木立に囲まれ展望はない。
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9:29 入道山山頂を出発。
往路と同じで目印はないが、尾根伝いに下る。 すぐにコルに降り立ち、右に小さなコブを見て左に回り込み、再度尾根に乗ると植林(写真)の中の長い急登が始まる。 植林を抜け、笹の下生えの雑木林に変わると、さらにキツイ急登となる。およそ1080m辺りだろうか、ロープが張られていたり(写真)、岩の段差が断続する。 胸突き八丁どころではなく、手足をフル動員する。
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ヒトリシズカ(写真)を見ると、ほどなく尾根上の分岐に登り着く。
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10:21 秋山峠に到着(写真)。
稜線上の分岐で、右は鳥井立方面になる。 左へゆるやかな尾根をひと登りで赤鞍ヶ岳山頂に飛び出す。
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10:27 赤鞍ヶ岳山頂に到着(写真)。小休止。
小広い山頂からは、右に棚の入山への道が分岐する。雑木林に囲まれ展望はない。
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10:40 赤鞍ヶ岳山頂を出発。
短い急下降から小ピークを越え、なだらかな稜線からひと登りでピークに立つ。 前方に岩戸ノ峰を見ながら100mほどを一気に下りコルに降り立つ。 ゆるやかな登りから前方に積み重なった岩(写真)を見ると、やや急な登りとなる。 やや傾斜がゆるみ下生えの笹が目立つと、岩戸ノ峰手前の小ピークに立ち、そのまま進むとすぐに岩戸ノ峰に出る。
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11:15 岩戸ノ峰に到着(写真)。
木に付けられた山頂標識(写真)があるので山頂と分かるが、ないとただの登山道の一部でしかない。 長い急下降から小さなコブを越え、コルに降り立つ。ゆるやかな登りからピークに立ち、急下降から峠に降り立つ。
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11:32 本坂峠に到着(写真)。
ゆるやかな登りから、急登をひと登りでブドウ岩ノ頭に着く。
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11:45 ブドウ岩ノ頭に到着(写真上)。小休止。
テープで通行止めになっているが、テープを越えて薄い踏み跡をたどるとすぐ奥にもブドウ岩ノ頭の標識(写真下)があった。かつてはここがブドウ岩ノ頭だったようだ。 ただ、地名にあるような岩はどこにも見当たらない。あるのだろうか?
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11:55 ブドウ岩ノ頭を出発。
前方に菜畑山を見ながら、一気に70mほど急下降し、細長いピークを越える。 急下降から小さなコブを越え、さらに下ってP1108を越える。 降り立ったコルはやや強い風が吹き抜けている。 ここから小さなコブを越え長い急登(写真)が続く。
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短い平坦から小ピークを越え、山頂直下の急登から右にパラボラアンテナ(写真)を見ると、ほどなく菜畑山(なばたけうら)山頂に飛び出す。
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12:47 菜畑山山頂に到着(写真上、下)。昼食。
東屋が建つ山頂はそれほど広くないが、南側が大きく開け展望が良い。残念ながら雲が出て富士山は見られなかった。 昼食後は時間に余裕もあり、一眠りする。
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14:00 菜畑山山頂を出発。
雑木林の中をほぼ南に急下降し、杉林に入ってゆるむと、ほどなく水道局の施設(写真)を見て林道に降り立つ。
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14:20 林道終点に到着(写真上)。
しばらく林道を下り、右ヘアピンカーブの先の道標(写真下)を左の登山道に入る。
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雑木林の尾根道から杉林を抜け、送電線の鉄塔を過ぎてすぐに尾根を左に外し(写真)、斜面に付いた送電線の作業道と兼用の登山道をたどり沢へと降りる。
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沢沿いの下り(写真)から涸れた沢を横切り、杉林をゆるやかに下る。 再度沢沿いを下り、獣避けの柵を抜けると、ほどなく民家の横から車道に出る。
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15:03 菜畑山登山道入口に到着(写真)。
車道を左に進み、少し先の丁字路も左へ、さらに2車線道路と合流して左へと進む。 しばらく道なりに進み、右の橋を渡り道志みちに出る。
15:20 道志みちに到着。
左に折れるとすぐに戸渡バス停がある。
15:29 道志村役場駐車場に到着。
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◎ 感想
思った以上にタフな山行だった。最初は道坂トンネルに駐車してバスで赤鞍ヶ岳登山道入口に移動、赤鞍ヶ岳、菜畑山、今倉山と歩くつもりでいたが、バスは道坂隧道の先へは運行されていなかった。
残念ながら?幸い?なのかは、すぐにわかった。入道山からの急登はかなり堪えた。赤鞍ヶ岳から菜畑山までの稜線上も思った以上にアップダウンがある。よって、今倉山まで歩くなんてのは、かなり!!相当!!とんでもなく!!無謀な計画だったのだ。菜畑山で下山が正解だった。
コース的には迷うようなところはないが、赤鞍ヶ岳登山道入口先で林道を外れ鉄策の中に入ったら、少し注意が必要だ。林道をたどった方が簡単だろう。
◎ 日帰り温泉
道志の湯
入浴料は580円となかなかリーズナブルなのだが、脱衣所、風呂場、露天風呂と狭苦しくて落ち着かない。駐車場もそれほど広くない。
一方休憩広間はまずまずの広さがあり、ノンビリと仮眠できた。
館内ではロッカーキーで買物をし、帰りに精算する方式になっている。だが、自販機までもが専用のコインを必要とするのは、やり過ぎではないだろうか。非常に不便で入浴後の飲み物を諦めてしまった。星1つ。