鷹取山

鷹取山 139m

簡易ルート図

 山行情報

山行日       2012年4月18日(水) 快晴

山頂所在地/山域  神奈川県/関東 三浦半島

アクセス/出発地  電車/JR逗子駅~京急田浦駅

行程詳細      JR逗子駅(9:17-9:40)→ 神武寺・鷹取山ハイキングコース入口(10:08)→ 逗子ホームせせらぎ(10:17)→
          沢出合(10:24)→ 東逗子駅分岐(10:32)→ 神武寺(10:34-10:50)→ 鷹取山山頂(展望台)(11:27-11:50)→
          鷹取山公園(11:57)→ 磨崖仏(12:10-12:15)→ 鷹取山公園(12:30-13:30)→ 浜見台分岐(13:49)→
          国道16号線(14:16)→ 京急田浦駅(14:18)

所要時間      行動時間:2時間54分 休憩時間:1時間44分 合計:4時間38分

服装/装備     ソフトジャケット、長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、トレッキングシューズ


 山行記録

9:17 JR逗子駅に到着(写真)。

朝食に駅構内の立ち食いソバに寄る。380円。
駅を出て左手にあるコンビニで水・食料を調達。

9:40 JR逗子駅を出発。

すぐ左の踏切を渡り右折、線路沿いの県道205号線を道なりに歩く。かつて車でよく走った記憶がよみがえる。
京浜急行の高架をくぐり、三叉路を左に進む(写真)。
池子の十字路、神武寺駅入口丁字路、池子駐在所前丁字路を過ぎ、次の新号のある丁字路が鷹取山登山口になる。

10:08 神武寺・鷹取山ハイキングコース入口に到着(写真)。

交差点角の案内板を見て丁字路を右に入る。

左に逗子中学校、右に公衆トイレを見て先に進むと、ほどなく逗子ホームせせらぎ(写真)に着く。
ここから山道となり、雑木林の中をゆるやかにたどる。

10:24 沢出合に到着(写真)。

小沢が3つ出合う。直進は変電所を経由して鷹取山山頂に行くようだ。

道標に従って右に道を取り登り切ると、東逗子駅への分岐(写真)に飛び出す。
右手にトイレがあり拝借する。
正面の山門をくぐり、神武寺境内に入る。

10:34 神武寺に到着(写真上)。見学。

左に神武寺境内(関係者以外入場禁止)への道、右に沼間方面、正面に本堂・薬師堂経由鷹取山への道が分岐する。
正面の階段を上がるとNHKのロケが行われていて、大勢の役者やスタッフでごった返している。
整理担当者の指示に従って左手の階段を上がり薬師堂(写真下)を参拝する。
鷹取山への山道は薬師堂左を上がればいいのだが、勘違いして境内に降りてしまう。

10:50 神武寺を出発。

分岐のところで標識を確認し、慌てて薬師堂に戻り左の山道(写真)を上がる。

急な石畳をひと登りで石碑の立つ稜線に出る(写真)。気にも留めずスルーしたが、この右手が神武寺山だったのだろうか?

稜線をたどり前方に鷹取山が見えると、地形図にはない左からの道が合流する。
続けて三本の送電線の鉄塔を左に回り込み、岩の間(写真)を抜けると、右に展望の良い岩場が現れる。二子山方面の展望が広がる。ただ、何本もの電線が煩い。

登山道に戻り、クサリの付いた岩場(写真)を通り、左への分岐を二ヶ所過ぎる。
前方に岩壁が見えるとほどなく鷹取山山頂展望台の建つ岩壁の右下に飛び出す。

左に回り込むと、切立った岩壁の上に立つ展望台を一望する(写真)。右前方に見える階段を上がる。

長浦湾、観音崎

11:27 鷹取山山頂(展望台)に到着(写真上)。小休止。

岩場の上はほぼ展望台で占められている。
展望台の手摺りに手作りの山頂標識(写真中)が付けられている。
展望台からは360度の展望が広がる。今日は残念ながら富士山は雲に隠れているが、八景島方面や二子山、長浦湾に浮かぶ軍艦が見られる(写真下)。

11:50 鷹取山山頂を出発。

練習岩に取り付く多くのロッククライマー(写真)を見ながら公園の前を直進し、道標を左の磨崖仏・追浜駅方面に進み岩壁の裏へ回り込む。
尾根上の階段をいったん上がってから下り、左下に学校が見えると、正面に岩壁に彫られた磨崖仏が見えてくる。

12:10 磨崖仏に到着(写真)。見物。

昭和40年頃に彫られたもののようだ。横須賀風物百選に選ばれていて、鷹取山と磨崖仏の説明板がある。

12:15 磨崖仏を出発。

往路を戻る。

12:30 山頂公園に到着(写真)。昼食。

昼食後一眠りすると多くの登山者で賑わっていた。休日でもないのにこれほど賑わうとは思ってもいなかった。

13:30 山頂公園を出発。

昼食をとっていた所からも下れそうだったが、正式のルートをたどる。
磨崖仏への道を少し行って、先ほど磨崖仏・追浜駅方面に進んだ道標を右の浜見台・京急田浦方面に進む。
ほどなく作業道を右に分け、尾根伝いにゆるやかに下り、沼間方面への道を右に見送る。
かまくらと三浦半島の古木・名木50選スダジイ(写真)を見ると、左すぐ下には街並みが広がる尾根道をたどる。

鉄塔先で分岐を左に見送り、ゆるやかなアップダウンからY字路状の分岐(写真上)を左に、さらに民家に出たところの分岐(写真下)を左の舗装路を下る。
いずれの分岐にも手作りの道標があり、迷うことはない。

道なりに進むと、民家の玄関先で行き止まりとなり、左へ石段を下る(写真上)。
ここには案内板(写真下)があるのだが、写真を撮っただけでよく見ないで先に進んでしまった。よく見ておけば後でムダなことをしなくても済んだのだが。。。
車道に降り立ち右へ進み、その先の分岐を右へ右へとたどれば京急の高架をくぐり国道に出る。
右にわずかで京急田浦駅前に着く。

14:18 京急田浦駅に到着(写真)。

住宅街に降りずに京急田浦駅に着けると思っていただけに、途中で道を間違えたのかと、出て来ると思われた京急田浦駅の西側の道を逆にたどってみた(写真下)。
立入禁止区間の東側で完全に道は途切れ(開発工事中のよう)、もしかして迂回路があるかもと道を探したが、まったくの徒労に終わった。

金沢八景駅乗換、新逗子駅降車。

15:40 逗子駅着。


 感想

休日では混み合うと思い平日に登ったが、それでも午後には鷹取山山頂は多くの人で賑わった。手軽さが受けるのだろうか?
神武寺でのNHKのロケは想定外で、思ったように散策できなかったが、別の意味で良い思い出となった。
残念なのは船越町の造成工事により尾根歩きができなくなっていること。
船越町内を歩いているときにまだかまだかと思いつつ国道に出てしまい、尾根への入口を見逃したのだろうかと京急田浦駅側からたどってみた。南郷公園から尾根に乗り200m足らずで完全に尾根が削られ、道は途切れていた。
家族でハイキングを楽しむ感覚で歩くことができて、山頂では展望台からの景色、公園の広場ではノンビリと昼食、岩壁のフリークライミングも良さそうだ。