十二ヶ岳、中ノ岳、小野子山

十二ヶ岳 1,201m 中ノ岳 1,188m 小野子山 1,208.4m

簡易ルート図

 山行情報

山行日       2012年9月30日(日) 晴れ

山頂所在地/山域  群馬県/関東

アクセス/出発地  車/十二ヶ岳登山道駐車場 十二ヶ岳登山道入口~小野子山登山道入口

行程詳細      十二ヶ岳登山道駐車場(7:50-8:15)→ 入道坊主(8:32)→ 十二ヶ岳登山道入口(8:37)→ 稜線出合(9:26-9:31)→
          稜(男坂)→ 十二ヶ岳山頂(9:48-10:00)→ (女坂)→ 稜線出合(9:25)→ 中ノ岳(10:35-10:45)→
          高山村林道分岐(11:02)→ 小野子山山頂(11:28-12:15)→ 雨乞山山頂(12:49-13:00)→
          NHKテレビ鉄塔(13:27)→ 小野子山登山道入口(13:37)→ 小野子山登山口駐車場(13:38-13:45)→
          市道15号線終点(14:15)→ 市道1号線(14:40)→ 村道648号線三差路(15:10)→ 十二ヶ岳登山道駐車場(15:40)

所要時間      行動時間:5時間53分 休憩時間:1時間32分 合計:7時間25分

服装/装備     半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、トレッキングシューズ


 山行記録

7:50 林道終点駐車スペースに到着(写真)。

昨日痛めた(この靴ではいつものことだが。。。)左足の外くるぶしの処置に手間取る。大き目のカットバンや、靴ズレ用のクッションなどを貼ってみるがあまり効果なさそう。

8:15 林道終点駐車スペースを出発。

車止めを抜け林道を北上し、岩原線5号橋6号橋と渡る。
15分ほどで入道坊主の道標前のピンクのテープを左に入る(写真)が、すぐに元の林道に飛び出す。
下山後わかったのだが、道標を左に入らず直進すると、すぐ先に東屋と簡易トイレがあるようだ。

8:37 十二ヶ岳登山道入口に到着(写真)。

簡易の地図があるが、林道を案内するものであまり参考にはならない。
短い石段から登山道に入る。

狭い沢筋から広い杉林に変わると、巨木のそばに十二岳滝下(せんした)の標柱(写真上)を見る。
切り立った斜面を左から回り込むように登り、今度は十二岳滝上(せんうえ)の標柱(写真下)を見る。
それほどキツイ登りではないが、汗が噴き出す。気温をみると20度もある。

しばらく左へトラバースした後2度折り返し 、稜線手前の道標(写真)に従って右に折れ、すぐに急斜面を岩や木に掴まりながら登る。
その後小尾根を乗り越し急斜面の細い道をたどれば、ほどなく稜線上に飛び出す。

9:26 稜線出合に到着(写真)。小休止。

稜線上のコルで、左は十二ヶ岳、右は中ノ岳、直進方向は火の口林道になる。

9:31 稜線出合を出発。

稜線を左へたどり、短い急登から男坂女坂の分岐(写真上)を左の男坂に向かう。目の前には十二ヶ岳がそびえる。
男坂と言うだけあってかなりの急坂で、木やロープ(写真下)に掴まりながら登る。

9:48 十二ヶ岳山頂に到着(写真)。小休止。

標識や三角点、方位盤のある山頂はそれほど広くはないが、360度の展望が得られる。ただ今日は雲が垂れ込めてあまり良くない。

10:00 十二ヶ岳山頂を出発。

登り口と反対側を下り、すぐに分岐(写真)を右に進み女坂に入る。
山腹を巻くようなゆるやかな下りだが、小さな祠からはやや急なジグザグの下りとなる。
男坂女坂の分岐を過ぎ、さらに稜線上の分岐を直進する。
ゆるやかな登りから急登となり肩状の稜線に乗るが、すぐに短い急登から中ノ岳山頂に登り着く。

10:35 中ノ岳山頂に到着(写真)。小休止。

年配の夫婦が休憩中で、小野子山へ行くつもりがガスっていて途中で引き返してきたとのこと。
木立に囲まれ展望はあまり良くない。

10:45 中ノ岳山頂を出発。

ゆるやかな下り始めから急下降が続き、コル近くで小さなコブを越えると、左に小野子山林道への道が分かれるコル(写真)に降り立つ。
ここからは急登が続き、1100mあたりで一度ゆるむが、その後も急登が続く。

11:28 小野子山山頂に到着(写真)。昼食。

山頂はそれほど広くはなく、標識や方位番、土台まで露出した三角点がある。
展望は南側が開けている。

12:15 小野子山山頂を出発。

短かい急下降からP1152を越えるとゆるみ、さらに小さなコブを越え、狭い尾根の下りとなる。
前方に雨乞山(写真)が見え始めると、かなりの急下降がしばらく続く。
コルから小ピークを越え、ひと登りで雨乞山山頂に登り着く。

12:49 雨乞山山頂に到着(写真)。小休止。

山頂標識や三角点のある山頂は雑木林に囲まれ展望はない。

13:00 雨乞山山頂を出発。

岩混じりの急下降から次第に雑草が目立つようになる。右後方に見えているのは、十二ヶ岳と中ノ岳だろう。
2mほどの岩場からピークに上がり、その頂上で左に向きを変える。
少し先でNHKの中継塔(写真)を見て、擬木の階段を急下降し、小野子山登山道入口の林道に降り立つ。

13:37 小野子山登山道入口に到着(写真)。

左へわずかに下ると駐車場に出る。

13:38 小野子山登山口駐車場に到着(写真)。小休止。

かなり広い駐車場で、東屋と簡易トイレがあり、展望も良い。

13:45 小野子山登山口駐車場を出発。

林道を10分ほど下り、丁字路(写真)を右のJR小野上駅方面(道標あり)に進む。

少し先で左に分岐を見送り、S字カーブや竹林を過ぎると、ほどなく林道西の沢線に行き当たる(写真上)。右の角に小野上温泉周辺登山道の案内板(写真下)があり、なかなか参考になる。
ここも右のJR小野上駅方面(道標あり)方面に進み5分ほどで市道15号線終点に行き当たり、やはり右のJR小野上駅方面(道標あり)方面に進む。

途中の水場を過ぎ、市道1号線との丁字路を直進する。
コスモスや山並みを見ながら進み、2つ目の丁字路(道標なし)(写真)を右の脇道に入る。直進でも良いがかなり遠回りになる。
ゆるやかな登り下りから林道に行き当たり右へ、すぐに村道に出て右へ曲がる。

しばらく道なりに進むと十二ヶ岳登山口へと続く村道648号線三差路(写真)に出る。Uターン気味に右折し、道なりに石仏群や浄水場、水道施設、2ヶ所の湧き水を過ぎ、S字カーブを抜ければ駐車スペースに着く。

15:40 林道終点駐車スペースに到着。


 感想

通常は十二ヶ岳、足を伸ばしても中ノ岳までの往復が多いようだが、それではつまらないので小野子山と雨乞山を経由して周回した。
最後は2時間ほど退屈な林道や市道、村道歩きとなるが、それでもなかなか充実した山行だった。
十二ヶ岳の展望は素晴らしいが、他は期待できない。