富幕山、尉ヶ峰
2022.02.20
富幕山 563.5m 尉ヶ峰 433m
簡易ルート図 |
◎ 山行情報
山行日 2011年2月26日(土) 快晴
山頂所在地/山域 静岡県/東海
アクセス/出発地 車/尉ヶ峰スカイライン三叉路から周回
行程詳細 尉ヶ峰スカイライン三叉路(6:05-6:30)→ 親子岩・夕陽台(6:34)→ 南アルプス聖岳の展望所(7:05-7:10)→
尉ヶ峰山頂(8:03-8:13)→ パラグライダー離陸所(8:33-8:38)→ 風越峠(9:24-9:34)→ 林道出合(10:19)→
富幕山山頂(10:53-11:50)→ 展望台(12:08-12:13)→ 奥山コース入り口(第3駐車場)(12:35)→
奥山休憩所(13:13)→ 門前観光センター(13:33)→ 沢道入口(14:15)→ 林道出合(14:51)→
親子岩・夕陽台(15:10)→ 尉ヶ峰スカイライン三叉路(15:16)
所要時間 行動時間:7時間14分 休憩時間:1時間32分 合計:8時間46分
服装/装備 ソフトジャケット、長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、トレッキングシューズ
◎ 山行記録
6:05 尉ヶ峰スカイライン三叉路に到着(写真)。
路肩が広くなっている場所に駐車し、オニギリを食べる。 まだ空は明け切らず、少し肌寒い。
右に入ってすぐの場所に駐車。
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6:30 尉ヶ峰スカイライン三叉路を出発。
案内板や道標の立つ石段(写真)から尾根に乗り、短く急登すると親子岩の案内板に着く。
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6:34 親子岩・夕陽台に到着。
親子岩の道標(写真上)の立つ場所に突き出た岩はあるが、なぜ親子岩なのか良くわからない。 すぐ先の夕陽台(写真下)は潅木に囲まれた平地で、ベンチとテーブルがある。 右へらくらくコースを見送り、左のはりきりコースをたどり、なだらかなP251を越え右からのらくらくコースと合流する。 さらにゆるやかに下ってコルに立ち、左右に立入禁止ロープの張られた登りから細長いピークを越える。
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ゆるやかな下りから杉林に入ると、右下から林道が合わさりいったん降りるが、すぐにショートカットするように左の登山道に入り(写真)林道と平行して歩く。
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7:05 南アルプス聖岳の展望所に到着(写真)。小休止。
南アルプス聖岳の展望とあるが、かなり遠くまで見通せるものの、どれが聖岳なのかわからなかった。 って言うか、遠くの山並みが南アルプスなのかも定かではないのだ。。。しかも、撮った写真はピンボケだった。。。
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7:10 南アルプス聖岳の展望所を出発。
稜線をたどりコンテナが置かれた林道に飛び出す(写真)。 右に折れて多くの石像が置かれた私有地内を歩く。案内板のある五叉路を直進すると、ほどなく私有地を抜け、雑木林の中をゆるやかに登り、P306を越える。
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その先のピークとP318を左から巻いて進み、短い急登から平坦路を過ぎ登りに差し掛かると、左に奥浜名湖スカイラインへの道(写真)、すぐ先で右に奥山への道(写真)を見送る。
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富幕山、奥山高原 |
ゆるやかな登りが続き、ベンチの置かれた休憩場(写真上)に出る。展望が良く、富幕山や奥山高原を見る(写真下)。
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長い丸太止めの階段が続き、三角点(写真)のあるP423.9(現在はP424.2)に飛び出す。 そのまま稜線を南西にたどり、引佐峠経由で浜名湖佐久米駅に向かう佐久米コースを左に見送れば、右に山頂が見える。
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8:03 尉ヶ峰山頂に到着(写真)。小休止。
ベンチとテーブル、東屋などがある山頂はそれほど広くないが、高低差のほとんどない佐久米コース分岐あたりまで山頂と言っても差し支えないかも知れない。 イノシシの親子の像が愛嬌か。。。 若干木立がうるさいながら展望は良く、浜松アクトタワーの建つ浜松市街から浜名湖を一望できる。
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8:13 尉ヶ峰山頂を出発。
板で整地された階段の急下降(写真)から、3つのコブを越えてコルに降り立つ。 さらにコブを1つ越えて、大谷施設地区への近道を左に見送る。 丸太止めの階段からピークを越えると、吹き流しの立つ草地に出る。
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8:33 パラグライダー離陸場に到着(写真)。小休止。
尉ヶ峰山頂と概ね同じ方面の展望が開けているが、こちらの方が遙かに見通しも広がりも良い。
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8:38 パラグライダー離陸場を出発。
ほどなくP417.3の三角点(写真)を見送り、次のピーク上で右に直角に曲がると、短い急下降となる。
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杉林の中を登りP408の南側を通過すると、しばらくなだらかな登山道が続き、ベンチのある場所で道標に従って稜線を外れ右の尾根を下る(写真)。 初めは雑木林の中をゆるやかに下るが、植林に入ると斜面の下に道路が見え、ジグザグに下り風越峠に降り立つ。
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9:24 風越峠に到着(写真)。小休止。
県道68号線に林道が合流する路肩が広く、駐車スペースとしても利用できる。 ここは尉ヶ峰と富幕山の登り口になっているが、両方とも奥浜名自然歩道細江コース入り口の標柱が立つ。
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9:34 風越峠を出発。
県道側の登り口の石段を上がり斜面をわずかに登ると、道は尾根の西側下をトラバース気味に続く。 P365.9の北側のコルを過ぎ、尾根の東側に取り付く。 ジグザグに登ってベンチのあるピーク(写真)を越え、登り返せばほどなく林道に飛び出す。
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10:19 林道出合に到着。
左にわずかに進み細江コース入り口の標柱を右に入る(写真)。 小さなジグザグを短く登った後は、真っ直ぐにゆるやかな登りが続き小ピークを越える。
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カヤトの登りを過ぎてベンチのあるピークを越えると、中部電力無線中継所が見えてきて、ほどなく左から只木コースが合流する(写真)。 林道を横切り丸太止めの階段を登り、再度林道を横切れば山頂に飛び出す。
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10:53 富幕山山頂に到着。昼食。
山頂は草地で広く、3本の丸太で作られた山頂標識(写真)やコンクリート造りの東屋、ベンチ、北側にはNTT無線中継所と一等三角点がある。ただ、周囲の木立が邪魔で展望はそれほど良くはない。 人気の山らしく次々と登山者が登ってくる。
11:50 富幕山山頂を出発。
最後に横切った林道を南東にたどり、左カーブの頂点で左の登山道に入る。 しばらく尾根通しに下り、平坦路が続くと展望台に着く。
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12:08 展望台に到着(写真)。小休止。
芝生の平地が広がり木造の展望台がある。 北東から東方面に展望が開け、黒法師岳や竜頭山、観音山、三岳山、竜ヶ石山、粟ヶ岳を始め、今日は残念ながら見ることはできないが、視界が良ければ南アルプスの南峰や富士山を望むことができる。 また、背後には富幕山のNTT無線中継塔が見えている。
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12:13 展望台を出発。
すぐに林道を横切り、先の分岐(写真)で左のらくらくコースを見送り、右のはりきりコースに入る。
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丸太止めの階段を急下降すると、左かららくらくコースが合流し、P357とのコルに降り立つ。 右に奥山高原の観覧車を見て三角点のあるP357(写真)を越え、奥山高原第3駐車場に降り立つ。
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12:35 奥山コース入り口(第3駐車場)に到着(写真)。
車道を右に下り、奥山バス停への道標に従って進む。
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途中梅林(写真)を右に見てさらに進み、途中で方広寺方面の脇道に入る。
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13:13 奥山休憩所に到着(写真)。
道なりに進み県道に出て、左へ道なりに進む。
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13:33 門前観光センターに到着(写真)。
センター前を右の脇道に入り、車道を左へ進む。
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酒店の角(写真)を右に入り突き当たりを左折、しばらく道なりに進み、小斎藤ポンプ場を道なりに右に曲がる。 さらに進んで正面に畑が見えるT字路を右折、次のT字路も右折し、少し先で沢道入口に出る。
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14:15 沢道入口に到着(写真)。
四つ角で右の道の入口に自然水利の看板がある。
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左の未舗装路に入るとすぐに鬱蒼とした自然林となり、道はおろかゴロ石や枯れ枝、落ち葉(写真上)で踏み跡もほとんどわからなくなるが、とにかく沢沿い(写真下)に黄色テープや青い杭を探しながら登る。
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14:51 林道出合に到着(写真)。
地形図にあるルートとほぼ同じ位置に出た。 往路を戻る。
15:10 親子岩・夕陽台に到着。
15:16 尉ヶ峰スカイライン三叉路に到着。
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◎ 感想
最後の沢の登り以外は道標も整備され迷ったり危険な場所はないが、尉ヶ峰と富幕山を周回するのは一般的ではないようだ。
そうは言っても、それぞれをピストンするだけでは物足りないと言うことで、無理矢理周回することにした。
これは正解だった。稜線歩きや峠からの尾根登り、車道や林道歩きなど変化のある山行を楽しめた。また、尉ヶ峰やパラグライダー離陸所、富幕山下の展望台などの展望は見応えがある。
◎ 日帰り温泉
日帰り天然温泉 あらたまの湯
設備もまだ新しく、いろんな風呂があり退屈しない。また、2種類の湯があり、男女週替わり。