高峯山、黒斑山(スノーシュー)

高峯山 2,106m 黒斑山 2,404m(スノーシュー)

簡易ルート図

 山行情報

山行日       2011年2月5日(土) 晴れ

山頂所在地/山域  群馬県/関東 浅間連峰

アクセス/出発地  車/アサマ2000パークスキー場駐車場から往復

行程詳細      アサマ2000パークスキー場駐車場(8:05-8:30)→ (雪上車道)→ 高峯山登り口(9:00)→ 粒ヶ平(9:25)→
          高峯山山頂(9:47-10:10)→ 粒ヶ平(10:26)→ 車坂峠(11:00)→ (表コース)→ 車坂山山頂(11:23)→
          非難シェルター(12:35-12:50)→ 槍ヶ鞘(12:56)→ トーミの頭(13:10-13:15)→ 黒斑山山頂(13:45-14:05)→
          トーミの頭(14:15)→ 表コース・中コース分岐(14:20-14:30)→ (中コース)→ 車坂峠分岐(15:05)→
          アサマ2000パークスキー場駐車場(15:20)

所要時間      行動時間:5時間37分 休憩時間:1時間13分 合計:6時間50分

服装/装備     アウタージャケット、長袖山シャツ、長袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、スノーシュー、
          トレッキングポール


 山行記録

8:05 アサマ2000パークスキー場駐車場に到着。

すでに第1駐車場はいっぱいのため、ゲレンデに近いスキーセンター手前の第2駐車場に駐車する(写真)。

8:30 アサマ2000パークスキー場駐車場を出発。

第1駐車場先のパトロール棟手前を右に入り(写真上)、少し行くと雪上車道(写真下)に行き当たる。ここでスノーシューを履く。

前方に水ノ塔山や東篭ノ登山を見ながら、ゲレンデ沿いの雪上車道をゆるやかに下り、第3と第4ペアリフト乗り場の間を通る(写真)。
パノラマコースの北側をゆるやかに登り、途中から右のカラマツ林を抜けて湯ノ丸高峯林道に飛び出す。

9:00 高峯山登り口に到着(写真)。

左手の尾根に取り付きゆるやかに登ると、パノラマコースの上部に出て急登が続く。
少しゆるんでピークを左から巻くと、車坂峠への分岐に出る。

9:25 粒ヶ平に到着(写真)。

東側の尾根をたどれば車坂峠に行き着くはずだが、圧雪されているが踏み跡が確認できず少し不安になる。

金峰山、富士山、瑞墻山

いったん短く下り細い稜線を登ると、南側に富士山(写真)が霞んで見える。
小さくアップダウンしながらゆるやかに高度を上げ、大岩を左から回り込むと、前方に道標の立つ岩場が見えてくる。

富士山の左に金峰山、正面のギザギザは瑞墻山。

9:47 高峯山山頂に到着(写真上)。小休止。

山頂南側に大岩があり、祠と剣が祭られている(写真下)。
南側に広く展望が開け、やや霞みが掛かっているものの奥秩父の山々や八ヶ岳連峰、北アルプスが一望できる。
また、東には車坂への尾根とその先にトーミの頭や黒斑山が一望できる。
スノーシューで気楽に登れるためか、次々と登山者がやって来る。

10:10 高峯山山頂を出発。

往路を粒ヶ平まで戻る。
途中では水ノ塔山や東篭ノ登山、西篭ノ登山を見ることができる。

10:26 粒ヶ平に到着。

今度は尾根方面のカラマツ林の間にトレースがハッキリとついている。先行者が付けたのだろう。
カラマツ林を抜け、南側の展望が良い尾根をゆるやかにアップダウン(写真)しながらたどる。

なだらかなピークを越え、カラマツ林の急斜面をジグザグに下ると、鳥居を潜り車坂峠に飛び出す(写真)。

11:00 車坂峠に到着。

道路を横切り分岐を右の表コースに入る(写真)。

カラマツ林の中のゆるやかな登りが20分ほど続き、ピーク(車坂山)を越えコルで少し右に寄り尾根に取り付く(写真)。ここでトレースに惑わされ尾根の左下を直進すると、中コースに出てしまう。実際後から来た団体はそちらへ行ったようだ。

水ノ塔山、篭ノ登山
四阿山

長い急な登りからなだらかな岩場に出ると、背後に水ノ塔や山や篭ノ登山(写真上)、その右奥に四阿山(写真下)などを一望できる。
道標からシラビソ林に入り少し登ると、狭いなだらかな尾根が続き、その後短く急登して非難シェルター前に出る。

12:35 非難シェルターに到着(写真)。小休止。

ここでスノーシューから6本ツメのアイゼンに履き替える。

12:50 非難シェルターを出発。

少し登り槍ヶ鞘に立つと、前方が開け浅間山が一望できる。
前方にトーミの頭を見ながら急下降(写真)し、中コース分岐を左に見て狭いガレ場を登ればトーミの頭に立つ。

13:10 トーミの頭に到着(写真)。小休止。

狭い岩場に多くの登山者が休憩している。
ここからも浅間山が一望できる。

13:15 トーミの頭を出発。

黒斑山に向けて外輪を登る(写真)が、この時点で両足が攣るようになり、数歩登って休憩を繰り返す。

浅間山

13:45 黒斑山山頂に到着(写真上)。小休止。

狭い山頂を団体が占拠している。
眼前に迫る浅間山(写真下)に圧倒される。

14:05 黒斑山山頂を出発。

山頂で休んだせいか、足は攣ることはないが、ユックリと下る。

14:15 トーミの頭に到着。

この時間では人は居ない。
休憩を取らずそのまま下る。

14:20 表コース・中コース分岐に到着(写真)。小休止。

スノーシューに履き替える。

14:30 表コース・中コース分岐を出発。

右の中コースに入り、シラビソ林の中をひたすら下る(写真)。
途中で沢を横切り、雪に埋もれた道標を見ると、ほどなく分岐に着く。

15:05 車坂峠分岐に到着(写真)。

右に下りカラマツ林の中のトレースをたどる。

前方に車道が見えてくるとしばらく平行に進み、アサマ2000パークスキー場駐車場入口を過ぎた所で車道に飛び出す(写真)。
思いがけずスノーシュートーミの頭の道標がある(写真)。

15:20 アサマ2000パークスキー場駐車場に到着(写真)。


 感想

駐車場から林道までは東篭ノ登山のスノーシューでたどった道と同じなので、スイスイと進む。
高峯山の登下降では短い急登はあるものの、展望もあり快適なスノーシューを楽しめる。
トーミの頭を経由して黒斑山への道は夏であれば大したことはないが、久しぶりの山行だったこともあり、スノーシューを履いた足にはかなり堪えた。
黒斑山はトレースもしっかりしていてアイゼンで問題はないのだが、やはりスノーシューに拘りたいのだ。