大谷ヶ丸、ハマイバ丸、大蔵高丸
2022.02.18
大谷ヶ丸 1,643.8m ハマイバ丸 1,752m 大蔵高丸 1,781m
簡易ルート図 |
◎ 山行情報
山行日 2011年12月17日(土) 快晴
山頂所在地/山域 山梨県/大菩薩連嶺
アクセス/出発地 車/市営景徳院駐車場 大鹿峠入口から周回
行程詳細 市営景徳院駐車場(6:00-7:00)→ 大鹿峠入口(7:02)→ 稜線出合(8:08)→ 大鹿山山頂(8:33-8:42)→
景徳院分岐(8:45)→ オッ立山頂(8:57-9:02)→ 曲り沢峠(9:08)→ コンドウ丸山頂(9:33-9:38)→
大谷ヶ丸山頂(10:27-10:34)→ 米背負峠(10:50)→ 天下石(11:09)→ ハマイバ丸山頂(12:00-12:45)→
大蔵高丸山頂(13:11-13:25)→ 湯の沢峠(13:52)→ 避難小屋(13:56)→ 焼山沢林道出合(14:42)→
県道出合(15:35)→ 市営景徳院駐車場(16:20)
所要時間 行動時間:7時間59分 休憩時間:1時間21分 合計:9時間20分
服装/装備 ソフトジャケット、長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
◎ 山行記録
6:00 市営景徳院駐車場に到着(写真)。
少し早かったため、30分ほど車中でまどろむ。
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6:55 市営景徳院駐車場を出発。
景徳院総門前の湯の沢峠・大鹿峠入口を入る(写真)。 道なりにゆるやかに登り、丁字路で左に景徳院への道を見送る。橋を渡り田野の集落に入ると、すぐに大鹿峠入口の道標が付けられた民家に着く。
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7:02 大鹿峠入口に到着(写真)。
民家の間の脇道を入り、正面の石垣を上がる。
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防護柵の扉と真っ赤な鳥居を抜けると、杉林に入り左に氷川神社(写真)を見送る。 沢沿いに登り、折り返して雑木林の尾根に乗る。積もった落ち葉がクッションになるのは良いが、滑りやすく少し歩き難い。
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10分ほどゆるやかな尾根をたどり送電線の鉄塔(写真)で、左の作業道を見送り右にゆるやかに登って行く。
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976.1m辺りはほとんど平坦な道が続き、再び作業道を左に見送る(写真)と、ピークを右に巻くゆるやかな下りとなる。 尾根に戻って少し先で登りに転じ、急登から再び送電線の鉄塔に着く。 暑くてジャケットを脱ぐ。 尾根上の急登が続いた後、ゆるむと小ピークを2つ越え、ひと登りで大鹿峠北側に出る。
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8:08 稜線出合に到着(写真)。
大鹿峠は南に100mほどにある。
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北東の鉄塔の立つピークを越えゆるやかに下って行くと、道は稜線を右に外れ大鹿山を巻く(写真)。
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途中でおかしいと思ったがすでに遅く、再び稜線上に戻ると、左に道標(写真)のある大鹿山への道が分岐していた。 戻るように道をたどれば(写真)、ほどなく山頂の東端に乗り、少し行けば大鹿山山頂に着く。
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8:33 大鹿山山頂に到着(写真)。小休止。
道標を見ると大鹿峠側からも登れるようだが、思い返しても巻き道に入る辺りに道標はないし、踏み跡もなかったように思う。
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8:42 鹿山山頂を出発。
往路の大鹿山への分岐先で景徳院への分岐(写真)を左に見送り、稜線上の冬枯れの木立のプロムナードをゆるやかに登る。
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8:57 オッ立山頂に到着(写真)。小休止。
木立に囲まれあまり展望は良くないため、記念撮影をして先に進む。
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9:02 オッ立山頂を出発。
急下降から曲り沢峠(写真上)に降り立ち、すぐ先の分岐(写真下)で笹子駅への道を右に見送る。 冬枯れの雑木林の中をゆるやかに登り、右カーブで左に曲り沢への分岐と思われる赤テープを見る。 さらにゆるやかな登りから平坦になると山頂に着く。
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9:33 コンドウ丸山頂に到着(写真)。小休止。
ここも木立に囲まれ展望は良くないため、記念撮影だけ。
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9:38 コンドウ丸山頂を出発。
ゆるやかな下りが続く中、前方に見える双耳峰の手前がが大谷ヶ丸山頂(写真)だろう。 コルからはゆるやかな登りがしばらく続き、広い尾根の急登からゆるむとすぐに山頂に飛び出す。
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10:27 大谷ヶ丸山頂に到着(写真)。小休止。
木立に囲まれ基本的には展望は良くないが、なんとか南アルプスを見ることができる。
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10:34 大谷ヶ丸山頂を出発。
すぐに滝子山への分岐(写真)を右に見送り、残雪の尾根道をゆるやかに下り、その後急下降となる。
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10:50 米背負峠に到着(写真上)。
広々としたコルで、風が吹き抜け寒い。 左に地形図にない大蔵林道への分岐道が延びる。
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すぐに笹の中を急登するようになり、P1626を過ぎ平坦な道になると天下石(写真)を見てゆるやかに下る。
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急登から正面にハマイバ丸を見るピークを越え、下ったカヤトで左に南アルプスを見る。 なだらかなP1648を越え、さらに小さなコブを過ぎると、笹の中の急登が続く。 ハマイバ丸山頂直下の大きなケルン(写真上)のある場所から富士山(写真中)と南アルプス(写真下)の展望を堪能した後、ひと登りで小広い山頂に飛び出す。
前景に三ッ峠山を従える富士山(写真上)。
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12:00 ハマイバ丸山頂に到着(写真)。昼食。
富士山を望むが、先ほどの展望を見ると物足りない。
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12:45 ハマイバ丸山頂を出発。
植生保護地と笹道が交互する稜線(写真)を、ゆるやかにアップダウンしながらたどる。 途中で前方に黒岳(写真)、左に南アルプスや八ヶ岳を見る。
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13:11 大蔵高丸山頂に到着(写真)。小休止。
山頂は広々とした草原に保護ロープが張り巡らされて、自由になる場所は狭い。 ただ展望はほぼ360度あり、富士山から南アルプスの大パノラマが広がる。 季節の良い頃に一面の花を前景にすれば最高の展望になるだろう。
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13:25 大蔵高丸山頂を出発。
保護ロープに沿って北西の尾根をたどるが、すぐに折り返して湯の沢峠へと続く稜線に乗り、残雪の道をジグザグに下る。 折り返しが長くなり傾斜がゆるむと、保護ロープの道が続きピークを越える。 広々とした草原に立つ湯の沢峠のお花畑の標柱(写真)を過ぎると、下りとなりほどなく湯の沢峠に降り立つ。
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13:52 湯の沢峠に到着(写真上)。
左に折れ笹の間を下れば、ほどなく避難小屋に着く(写真下)。 右手には焼山沢林道が延びて来ていて、トイレがある(写真下)。
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避難小屋の前を下り水場から焼山沢沿いを下るが、残雪と氷結(写真)で所々滑りやすく、足下に注意しながら歩く。 沢を抜け旧林道に入ると10分足らずで焼山沢林道に行き当たる。
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14:42 焼山沢林道出合に到着(写真)。
退屈な林道歩きが続き、途中でゲートを過ぎる。 さらに林道を歩いて左に八大竜王神社を見送ると、10分ほどで県道と合流する。
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15:35 県道出合に到着(写真)。
やまと天目山温泉、天目トンネル、田野の湯を過ぎ、下の平BSで曲り沢峠への道を左に見送る。
16:20 市営景徳院駐車場に到着。
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◎ 感想
6つの山頂があるにもかかわらずそれほどハードな印象はないが、最後の林道と県道歩きがきつかった。
展望は大蔵高丸山頂とハマイバ丸山頂まで3分の道標がある場所が最も良い。両ピークとも同じような展望があり、富士山と南アルプスの大パノラマが開ける。
大蔵高山山頂から湯の沢峠にかけて草原が広がり、7月には様々な花が咲き誇るお花畑になる。次はその頃湯の沢峠から往復してみたい。
◎ 日帰り温泉
やまと天目山温泉
浴室は狭い。3種類の浴槽。だが、洗い場も浴槽も混むことはなかった。湯気が立ち込め見通しが悪いのは浴室が狭いせいか?
食堂は5時で終了。休憩室はなく、売店横のソファーで寛ぐが、座れる人数は18人ほどに限定される。
3時間500円とリーズナブルだが。。。