養老山 858.9m 笙ヶ岳 908.3m
◎ 山行情報
山行日 2010年3月27日(土) 快晴
山頂所在地/山域 岐阜県/東海 養老山地
アクセス/出発地 車/養老の滝無料大駐車場 養老山頂登山道入口から周回
行程詳細 養老の滝無料大駐車場(7:15-7:30)→ 養老の滝(7:45-7:50)→ 養老山頂登山道入口(7:56)→ 三方山分岐(8:50)→
三方山山頂(8:52-9:00)→ 笹原峠(9:07)→ 小倉山山頂(9:17-9:27)→ 養老山山頂(9:45-9:50)→
小倉山山頂(10:03)→ 笹原峠(10:11)→ 旧牧場(アセビ平)(10:43-10:48)→ もみじ峠(10:54)→
笙ヶ岳山頂(11:45-12:30)→ もみじ峠(13:04)→ 旧道入口(13:14)→ 栗ノ木平(13:28)→
天神人租一神宮(13:54)→ 養老山頂登山道入口(14:02)→ 養老の滝無料大駐車場(14:15)
所要時間 行動時間:5時間27分 休憩時間:1時間18分 合計:6時間45分
◎ 山行記録
7:15 養老の滝無料大駐車場に到着。
奥に養老保育園と養老寺で、トイレも完備されている。時間が早いためかまだ利用者は少なく、登山者のものと思われる車が3台停まっている。
7:30 養老の滝無料大駐車場を出発。
駐車場を出て右に川沿いの遊歩道をしばらく進むと、右上に養老リフトのりばが見えてくる。
紅葉橋を渡ると、ほどなく前方に養老の滝が見えてくる。
養老の滝 |
7:45 養老の滝に到着(写真上)。見学。
正面から見る場所は少し遠いが、少し上がれば案内板のある広場で間近に見ることができる。それほど大きな滝ではないが、水量は豊富だ。
7:50 養老の滝を出発。
先の養老薬師の前を左に上がり、滝駐車場とリフトのりばの間を進むと、ほどなく登山道入口分岐に着く。
7:56 養老山頂登山道入口に到着。
左に入り少し行くと道は左右に分岐する。道標は右がアセビ平笙ヶ岳左が三方山となっているが、それぞれ手書きで笙ヶ岳林道コース、笙ヶ岳遊歩道コースと書かれている。先行者は直進してアセビ平方面に向かったが、予定通り三方山経由で養老山に向かうため左に下る。
すぐに堰堤を左から回り込み河原を横切り反対側の斜面に取り付く。しばらくは三方山からの主尾根から派生する尾根上をジグザグに急登し、地形図に記されている破線の登山道に乗り道標を右に曲がる。すぐ先のベンチを過ぎしばらくは冬枯れのゆるやかな登りが続き、日影の斜面にはところどころに薄く雪が残っている。
少し傾斜が増し丸太止めの階段を登ると分岐のあるコルに立ち、左にわずかに登れば三方山の山頂に着く。
8:52 三方山山頂に到着。小休止。
標識と石碑のある山頂は狭いが展望が良く、眼下には養老町を始めとする濃尾平野が広がる。
9:00 三方山山頂を出発。
コルの分岐を直進し、尾根の左下をゆるやかに登って行く。
9:07 笹原峠に到着。
ベンチが置かれた開けた峠だが、笹原と呼ぶほどではない。
薄く積もった雪が残るゆるやかな登りから、カヤトの間を進み階段を登ると小倉山山頂に飛び出す。
9:17 小倉山山頂に到着。小休止。
ベンチや園地の案内板がある山頂はそれほど広くはないが、西側の園地にはあずまやがあり展望が広がる。
左の雪を被った山が霊仙山で正面が伊吹山だろうか。
9:27 小倉山山頂を出発。
ゆるやかに下り小ピークを急登すると林道に飛び出すが、左の登山道を下り林道に出合った先で分岐を左にひと登りする。
養老山山頂 |
9:45 養老山山頂に到着(写真中)。小休止。
木立に囲まれた山頂は狭く、展望も悪い。
9:50 養老山山頂山頂を出発。
林道出合から林道を歩き、小ピークに戻る。往路を戻り、小倉山を越え笹原峠からは高低差はそれほど大きくはないが、短い急登急下降が続く養老山地の稜線を辿る。
10:43 旧牧場(アセビ平)に到着。小休止。
カヤトの小広い場所だが、ここが牧場だったとは到底信じられない。林道が右後方から合流する。
10:48 旧牧場(アセビ平)を出発。
ゆるやかに下ればほどなく道標の立つもみじ峠に着く。道標は笙ヶ岳方向しかないが、反対側に明確な登山道が延びている。
峠から沢を辿り752ピークから延びる尾根に乗ると、左に大洞登山口への道を見送る。
斜面の細い道を進み渓流を渡ると笙ヶ岳の山腹をゆるやかに辿る。沢に入ると踏み跡が不明瞭になり、赤テープを拾いながら登りつめ、コルから左にひと登りする。
笙ヶ岳山頂 |
11:45 笙ヶ岳山頂に到着(写真下)。昼食。
山頂は狭く、展望も東側が少し見通せる程度だ。
12:30 笙ヶ岳山頂を出発。
もみじ峠で旧牧場への登りを右に見て直進すると、斜面にしっかりとした登山道が続き、何度か折り返して林道に降り立つ。
旧道入口の道標があり、ここから林道を左に下る。
13:28 栗の木平に到着。
林道のカーブの頂点が小広くなっていて、赤テープが見えている。
尾根を辿るがほどなく切れ落ち右側から回り込む。尾根上の荒れ道をたどると、突然天神人租一神宮の裏手に跳び出す。逆からだとかなり荒れていて道標もなく見つけるのは困難と思われる。
林道を道なりに下り、朝通った笙ヶ岳分岐に出る。
14:02 養老山頂登山道入口に到着。
14:15 養老の滝無料大駐車場に到着。
◎ 感想
養老山は少しガッカリしたが、三方山と小倉山の展望は良い。
ヤマヒル発生するため、季節的には冬枯れのこの頃が一番良いように思う。笙ヶ岳遊歩道コースの最初に急登がある程度で、アップダウンはあるものの手軽なコースとして楽しめる。