大山 1,252m 日向山 404m
◎ 山行情報
山行日 2010年1月3日(日) 晴れのち曇り
山頂所在地/山域 神奈川県/丹沢山地
アクセス/出発地 車/日向薬師駐車場から周回
行程詳細 日向薬師駐車場(7:00-8:05)→ 日向山山頂(8:25-8:30)→ 十字路(8:42)→ 浄発願寺分岐(9:25)→
大沢分岐(10:03)→ 唐沢峠(10:15)→ 梅の木尾根分岐(10:40-10:45)→ 不動尻分岐(11:19)→
大山山頂(11:36-12:40)→ ヤビツ峠分岐(25丁目)(12:55)→ 蓑毛分岐(16丁目)(13:15)→
阿夫利神社下社(13:40)→ 見晴台(14:14-14:19)→ ツヅラ坂分岐(14:32)→
ふれあいの森日向キャンプ場(15:03-15:16)→ 日向薬師駐車場(15:54)
所要時間 行動時間:6時間17分 休憩時間:1時間32分 合計:7時間49分
◎ 山行記録
7:00 日向薬師駐車場に到着。
諸事情により1時間後に出発。
8:05 日向薬師駐車場を出発。
梅林側にある登山口の丸太止め階段を上がり、梅林を過ぎた案内板の先の分岐を右に上がる。道標があるが日向山方面は左の直進を示すだけで、右への道標はない。日向山の隣のピークからの尾根をジグザグに急登した後、山腹を右に巻くように登るが、ロープが張られた細い道が続く。
途中にある奥の院は自然の岩穴を利用して造られた祠で、中には木札が祀られているだけだが、朽ちかけた案内板には以前祀られていた虚空像菩薩は参拝しやすいように本堂脇に移されたとある。この先丸太止めの階段を登り南へ延びる尾根に乗れば、すぐ左が山頂だ。
8:25 日向山山頂に到着。小休止。
石の祠と標識がある山頂は、南東の一部から江ノ島方面が見えるだけで、樹林に囲まれ展望は良くない。
8:30 日向山山頂を出発。
道標に従って尾根を北西にたどり、ピークを2つ越えて丸太止めの階段を急下降すると、コルの十字路に降り立つ。
8:42 十字路に到着。
大山山頂を望む |
右は弁天の森キャンプ場、左は日向薬師になる。
杉林の中を丸太止めの階段が続き、いったんゆるんで再び丸太止めの階段を登り、ピークからはシカ柵沿いになだらかに下る。すぐに平坦から登り返してピークを越えると、右に弁天の森キャンプ場への分岐を見送る。
短かい痩せた尾根を過ぎ、細い尾根の急登から少し広くなり、巨木とベンチ跡があるピークを越え537ピークに立つ。ピークを右に見てそのまま次のベンチのあるピークを越える。
長い急登の途中、ベンチのある分岐で左に浄発願寺奥の院への道を見送り、初心者不可と書かれている小さな道標に従って尾根を急登する。ひたすら登る尾根が狭くなるとピークに立ち、西から東に向きを変えヒノキ林のなだらかな尾根をたどる。左に大山(写真)右に厚木市街を見ると、しばらく痩せた尾根が続き、大沢分岐に着く。
10:03 大沢分岐に到着。
左へ痩せ尾根をひと登りで唐沢峠に着く。ここは778ピークになるが、境界ポールに唐沢峠とマジックで書かれているのを見つけ、ここが唐沢峠と知る。
小ピークを1つ、さらに岩混じりのピークを越えて、コルからは途中短いゆるみはあるもののジグザグの急登が続く。893ピークを左に巻いて通行止めのロープが張られた尾根上に飛び出す。
10:40 梅の木尾根分岐に到着。小休止。
ここは893ピークのすぐ南になる。危険な場所も迷うような場所もないのに、なぜ歩いて来た道が通行止めになっているのだろうか。
10:45 梅の木尾根分岐を出発。
崩壊して痩せたコルから大山山頂や厚木市街を望む展望の良い稜線をたどり、やや傾斜を増し丸太止めの階段を交えて登ると983ピークに出る。
ベンチのある平坦地を過ぎると、しばらくは丸太止めの急階段が続き分岐に飛び出す。
11:19 不動尻分岐に到着。
右へ丸太止めの階段を登ると、シカ柵が設置されたなだらかなピークの大山の肩に立つ。さらに丸太止めの階段を上り続けると、山頂の一角になるトイレのある広場に着き、山頂へは左に階段をひと登りする。
登山者で賑わう大山山頂 |
11:36 大山山頂に到着(写真)。昼食。
山頂には阿夫利神社奥の院があり、軽装の観光客も含めてとにかく人が多い。展望は山頂からは少し木立がうるさく、西側に一段下がったところが開けていて良い。売店で登頂の記念品を買う。
12:40 大山山頂を出発。
鳥居をくぐり南西のヤビツ峠方面に下る。露岩の急下りが続き、25丁目でヤビツ峠への分岐を右に見送る。
狭い道での譲り合いでときどき渋滞しながら、木段や22丁目のベンチ、21丁目の富士見台と過ぎ、16丁目の蓑毛分岐を右に見送る。さらに15丁目の石垣、14丁目のぼたん岩(どこにあるのかわからなかった)と過ぎ、急下降が続く。幹が根元から二股に伸びる夫婦杉を見ると間もなく石段を下り、阿夫利神社下社の境内に下り立つ。本殿の前には参拝者の列が伸びている。
階段を下ると右にトイレがあり、左に見晴台方面の道が分岐する。
13:47 見晴台分岐に到着。
左へ進み堰堤や二重滝、二重社と過ぎ、山腹をたどる。
14:14 見晴台に到着。小休止。
あずまやとベンチやテーブルが多くある開けたピークで、大山が一望できる。
14:19 見晴台を出発。
日向薬師方面に広い道をゆるやかに下り、潅木の平坦路から杉林の中を登り返すと、ふれあいの森つづら坂の分岐に着く。
事前にガイドブックを良く読んでいれば地蔵がないことに気付いていたはずだが、ここが地形図の九十九曲りの道と勘違いして左に入る。
名前の通り尾根をジグザグにひたすら急下降する。
ヒノキ林から雑木林へと変わり、あずまややベンチを過ぎると、下方に堰橋がいくつか見えてくる。尾根を外れ沢の右岸を下れば間もなくキャンプ場内の道路に降り立つ。
15:03 ふれあいの森日向キャンプ場に到着。小休止。
沢の左岸につづら坂の道標がある。沢の右岸から堰橋を横切って左岸に渡り、キャンプ場内を抜け管理棟横の道を下るのが、正しい登山道のようだ。
15:16 ふれあいの森日向キャンプ場を出発。
すぐに林道と合流し左へ下ると、案内板の立つ駐車場がある。5分ほどで下ると日向ふれあい学習センターの横に九十九曲ハイキングコース入口がある。しばらくは林道歩きが続き、薬師林道の分岐を左に入る。
15:54 日向薬師駐車場に到着。
◎ 感想
日向山への登山道は今日使った道は案内板から消されている。登ってみるとわかるが、途中の傾斜のキツイ斜面につけられた道が細く、ハイキング向きではないからだと思われる。現在は分岐からほぼ北に向かって山腹を巻き、梅の木尾根の分岐から東に向かう道になっている。
梅の木尾根はやはり通行止めにしないで、登山道として使うべきだと思う。現在の登山道の状態で特に手を入れることもないので、要所の道標をキチンとすれば歩き甲斐のあるコースになる。