立岩

立岩 (たついわ)1,265m

 山行情報

山行日       2009年4月29日(水) 快晴

山頂所在地/山域  群馬県/関東 西上州

アクセス/出発地  車/立岩登山口駐車場から周回

行程詳細      立岩登山口駐車場(7:57-8:10)→ 荒船山分岐(8:12)→ 立岩分岐(8:18)→ 稜線上分岐(9:17)→
          ピナクル(9:25-9:35)→ 立岩山頂(9:47-10:05)→ 荒船山分岐(10:31)→ 威怒牟幾不動(大滝)(11:00-11:05)→
          威怒牟幾不動(大滝)下あずまや(11:10-11:50)→ 立岩分岐(12:27)→ 立岩登山口駐車場(12:35)

所要時間      行動時間:3時間12分 休憩時間:1時間13分 合計:4時間25分


 山行記録

7:57 立岩登山口駐車場に到着。

県道201号線をどん詰まりまで行くと車道は終わり広めの駐車場と登山道がある。

8:10 立岩登山口駐車場を出発。

すぐ渓流を渡り荒船山への分岐を左に見送り、渓流を渡り返す。杉林の斜面に取り付くと、すぐに威怒牟幾不動経由のコースとの分岐を右の直登コースに入る。ゆるやかなコナラやクヌギなどの雑木林を歩き、次第に傾斜が増し始めると左上方に岩峰が見え隠れする。
丸太止めの階段を岩峰目差して登って行くと、やがて道はざれ気味となりルンゼ内の急登となる。ルンゼに掛かる鎖が途中で右の断崖に掛かっている。下から見上げると細い足場が垂直に延びているようだ。実際に登って見ると鎖が左手側になり右手が遊ぶため、かなり不安定な態勢で進むことになる。登り切ると稜線上の鞍部となり、右の東立石側にも道がありそうだが、ここは安全に左の西立岩を目差す。
途中でピナクルへの分岐に入りピークに立つ。

9:25 ピナクルに到着。小休止

眼前に西立岩が、遙か遠方に八ヶ岳が一望できる。

9:35 ピナクルを出発。

ピナクル分岐に戻り一旦斜面を下ると、登り返しは鎖の掛けられた急登となる。稜線に上がり右に進むと西側の展望が良いベンチがあり、さらに古びた木像を見ると間もなく山頂だ。

立岩山頂

9:47 立岩山頂に到着(写真)。小休止。

山頂とは言っても、ベンチと標識がなければ登山道の一部としか思えない。しかし、やや枝がうるさいものの北アルプスや浅間山、近景に荒船山や兜岩山が一望できる。 山頂標識は西立岩となっている。

10:05 立岩山頂を出発。

そのまま直進すると、すぐ先にもベンチの設置された展望の良いピークがある。右下に東立岩を見ながら痩せ尾根を小さくアップダウンする。
鎖の掛けられた短い岩場(手掛かりが多く登りやすい)を登ると、さらに痩せ尾根が続き2ヶ所目の鎖の先にベンチがある。
荒船山への分岐(標識も踏み跡も不明瞭)を右に見送り、左側の斜面を下る。

11:00 威怒牟幾不動(大滝)に到着。小休止。

水量は少ないものの落差が大きく見応えがある。滝の裏には威怒牟幾不動があるが、荒れ果てている。

11:05 威怒牟幾不動(大滝)を出発。

11:10 威怒牟幾不動(大滝)下あずまやに到着。昼食。

滝と渓流の音が心地良い。

11:50 威怒牟幾不動(大滝)下あずまやを出発。

樹林帯の中をひたすら下り、荒船山への分岐を右に見送る。すぐに沢を横切り杉林の中を下り、立岩分岐を過ぎればほどなく登山口に着く。

12:35 立岩登山口駐車場に到着。


 感想

下山後トイレのところまで戻り、線ヶ滝を見る。滝壺まで螺旋階段を下る。
直登コースは中級となっているが、ルンゼからの鎖場で注意が必要だが、後はそれほど危険はない。
北アルプスや八ヶ岳など展望も良く、コースも変化にとみ楽しめる。