男体山

男体山 2,486m

 山行情報

山行日       2009年10月24日(土) 曇り時々小雨

山頂所在地/山域  栃木県/関東 日光連山

アクセス/出発地  車/二荒山神社中宮登山者専用第一駐車場 登拝門から往復

行程詳細      二荒山神社中宮登山者専用第一駐車場(7:00-7:30)→ 登拝門(7:34-7:36)→ 一合目(遙拝所)(7:42)→
          三合目(8:05)→ 四合目(8:24-8:28)→ 五合目(8:42)→ 七合目(9:11)→ 八合目(滝尾神社)(9:38-9:43)→
          男体山山頂(10:16-10:55)→ 七合目(11:42-11:47)→ 四合目(12:31-12:39)→ 登拝門(13:15-13:20)→
          二荒山神社中宮登山者専用第一駐車場(13:25)

所要時間      行動時間:4時間47分 休憩時間:1時間8分 合計:5時間55分


 山行記録

7:00 二荒山神社中宮登山者専用第一駐車場に到着。

20台ほどのスペースにすでに15台ほど停まっている。ちなみに登山者専用駐車場は登拝門の西側に第二駐車場があり、トイレもそこにある。

国道120号線の三差路を右斜めに二荒山神社中宮祠への道を入り、宝物館と社殿の間を右に入る。

7:30 二荒山神社中宮登山者専用第一駐車場を出発。

駐車場を出て道標に従って右に進む。

7:34 登拝門に到着。手続き。

登拝門横の入口を「登拝の定め」を読んでから入る。
右の登山受付で記帳し500円を払うと、パンフレットと登山者用お守りが渡され注意事項の説明を受ける。

7:36 登拝門を出発。

正面の二荒山上奥宮登拝口の鳥居と登拝門をくぐると、石段に続いて材木止めの階段を登り遙拝所に着く。すぐ先に一合目の石碑があり鳥居をくぐると登山道が始まり、紅葉真っ盛りのブナやミズナラの中背の低い笹の生い茂った道をゆるやかに登って行く。
次第に傾斜が増すと前方に石垣が現れ、左側に回り込むと林道に飛び出す。ここは三合目で舗装された治山工事用道路を歩き、社務所が見えてくると四合目に着く。この頃から霧雨模様となるが、レインウエアを出すほどでもない。

8:24 四合目に到着。小休止。

8:28 四合目を出発。

石の鳥居をくぐり、笹原の中ところどころで大きな石がゴロゴロしていたり、U字状に削られた道をジグザグに急登する。
五合目には石碑とトタン仕立ての避難小屋がある。笹原の中に丸太止めの階段があるが、歩き難くてすぐ横に踏み跡が付けられている。やがて大岩がゴロゴロするガレ場で六合目を迎える。いったん樹林帯に入るが、10分ほどでクズ岩がゴロゴロした急登が続き七合目の小屋に着く。
五合目と同じような小屋の右を通りクズ岩がゴロゴロした急登が続く。霧雨がやや強くなってきたため途中で、レインウエアの上だけ着る。
鉄製の鳥居をくぐると間もなく滝尾神社の社務所が見えてくる。

9:38 八合目に到着。小休止。

滝尾神社と刻まれた石碑と岩陰に小さいながら本格的に造られた祠がある。本来は社務所なので入れないのかも知れないが、追いついてきた登山者と二人中で休憩する。

9:43 八合目を出発。

樹林帯の中すぐに傾斜はゆるみ土嚢が中央分離帯のように積まれた登山道を登るが、すぐにまた傾斜はきつくなり丸太止めの階段となる。樹林帯が切れると赤い砂礫が広がる斜面をジグザグに登り、間もなく青銅製と石造りの2つの鳥居を続けてくぐり、二荒山神社奥宮の真ん前に出る。

男体山山頂

10:16 男体山山頂に到着(写真)。昼食。

二荒山神社奥宮の辺りは男体山の山頂の一角であり左に二荒山大神の像が目立つ。
避難小屋の前を右に行くと、まず良縁の鐘が目に入る。その先の岩場の鳥居をくぐると岩に大太刀が刃先を上に立てられ、すぐ先に三角点がある。ちなみに、2003年に三角点の位置(2484m)からこの岩の最高点(2578m)が男体山の最高地点に改められた。
雨はそれほどでもないが、風がかなり強く寒いため避難小屋で昼食を取る。途中で八合目で一緒になった登山者が入ってきて、昼食の間話をする。

10:55 男体山山頂を出発。

往路を下る。登る途中で抜いてきた登山者と次々に擦れ違う。

11:42 七号目に到着。小休止。

レインウエアを脱ぐ。

11:47 七合目を出発。

12:31 四合目に到着。小休止。

12:39 四合目を出発。

13:15 登拝門に到着。小休止。

足清め所で念入りに登山靴を洗う。

13:20 登拝門を出発。

登拝門を出ようと思ったら、今日10月25日が閉山祭のためか、登拝門は閉められカンヌキがされていたため左横を通る。

13:25 二荒山神社中宮登山者専用第一駐車場に到着。


 感想

ガイドブックでは往復6時間余り、神社で貰った登拝案内図では7時間となっているが、休憩や昼食時間も含めて6時間足らずだった。意識してユックリ目に歩いたつもりだったので、これは意外だった。
富士山のように往路は登りだけ、復路は下りだけと単調になりやすいはずだが、笹道や樹林帯、ゴロ岩、砂礫など変化に富んだ登山道なのでそれを感じない。また晴れれば山頂はもちろんのこと、いたる所で展望が得られるだろうから、もっともっと楽しめるはずだ。
次回は志津乗越からか。。。