金峰山

金峰山 2,599m

 山行情報

山行日       2009年9月5日(土) 快晴

山頂所在地/山域  山梨県・長野県/奥秩父山塊

アクセス/出発地  車/大弛峠駐車場 大弛峠登山口から周回

行程詳細      大弛峠駐車場(8:09-8:20)→ 大弛峠登山口(8:25)→ 朝日峠(8:49)→ 朝日岳山頂(9:20-9:30)→
          鉄山分岐(9:53)→ 金峰山山頂(10:25-11:10)→ 鉄山分岐(11:35)→ 朝日岳山頂(12:00-12:05)→
          朝日峠(12:30)→ 大弛峠登山口(12:54)→ 大弛峠駐車場(12:56)

所要時間      行動時間:3時間36分 休憩時間:1時間 合計:4時間36分


 山行記録

8:09 大弛峠駐車場に到着。

正式な大弛峠駐車場はすでに一杯で、前後の路肩にも溢れているため、少し先の川上村川の未舗装路部分に駐車する。

8:20 大弛峠駐車場を出発。

登山口ではすでにみんな出発した後で誰も居ない。

8:25 大弛峠登山口を出発。

コメツガやしラビソの鬱蒼とした林に入り、丸太止めの階段を登る10分ほどでゆるやか尾根道となり、小ピーク2447を含めて小さくアップダウンを繰り返す。下りに掛かり、ほどなくケルンの詰まれたコルに立つ。

8:49 朝日峠に到着。

引き続き樹林帯の中を登り2447ピークを越えると、急登が始まりほどなく岩場に飛び出す。ここは展望が良く、東から南西に掛けて国師ヶ岳や北奥千丈岳、富士山、南アルプスが連なり、北から東に掛けては甲武信ヶ岳、和名倉山などの奥秩父山塊を一望する。
岩場を抜け立ち枯れの目立つ尾根を進む。

9:20 朝日岳山頂に到着。小休止。

標識のある場所は狭いが富士山が眺望でき、すぐ先のベンチのある場所からは正面に北アルプスを背景に金峰山と瑞牆山が見えている。

9:30 朝日岳山頂を出発。

ややガレた場所を短く急下降しシラビソ林に入り、間に小ピークを挟んでしばらくは下りが続く。ベンチのあるコルを過ぎ、わずかに登ると通行禁止になっている分岐に着く。

9:53 鉄山分岐に到着。

金峰山山頂
五丈石

バリケードの先には割と明瞭な踏み跡が続いているが、右の巻き道に進む。ゆるやかに下り鉄山の西のコルからはゆるやかに登り返す。
シラビソからハイマツやシャクナゲに変わり、まもなく森林限界となり花崗岩の岩稜帯に飛び出す。ここも展望が良く、金峰山か瑞牆山への稜線が一望できる。
北西から南西へ向きを変え花崗岩のゴロゴロした尾根を辿り、最後は大岩を縫って進む。

10:25 金峰山山頂に到着(写真上)。昼食。

人で溢れかえるほど出ないが、すでに多くの登山者が休憩したり記念撮影をしたりしている。五丈石(写真下)の基部に降りて草地で昼食を取る。
残念ながら南側からはひっきりなしにガスが湧き上がり、ほとんど展望は利かない。
雲が多く日差しが差さないぶんジッとしていると肌寒い。

11:10 金峰山山頂を出発。

往路を戻る。

12:00 朝日岳山頂に到着。小休止。

12:05 朝日岳山頂を出発。

12:54 大弛峠登山口に到着。

12:56 大弛峠駐車場に到着。


 感想

金峰山はすでに反対側の瑞牆山荘側から登っているが、今回は次週予定している塩見岳の足慣らしで大弛峠側から再登してみた。
金峰山の登山道では最短で、高低差も200mほどと気楽に2000m級の百名山に登頂できるとあって、さすがに人は多い。駐車場も込み合うので早めの行動が良さそうだ。
アプローチの林道からの眺望もお奨めだ。朝日岳、鉄山、金峰山の勇壮な稜線を一望できる。