東篭ノ登山、西篭ノ登山、水ノ塔山、三方ヶ峰

東篭ノ登山 2,227.9m 西篭ノ登山 2,212m 水ノ塔山 2,202m 三方ヶ峰 2,040.7m

 山行情報

山行日       2009年8月30日(日) 曇り時々晴れ

山頂所在地/山域  長野県/甲信越 浅間連峰

アクセス/出発地  車/池の平駐車場から周回

行程詳細      池の平駐車場(8:00-8:15)→ 東篭ノ登山山頂(8:44-8:58)→ 水ノ塔山山頂(9:30-9:45)→ 東篭ノ登山山頂(10:13)→
          西篭ノ登山山頂(10:33-10:45)→ 東篭ノ登山山頂(11:01)→ 池の平湿原入口(11:22)→
          三方ヶ峰山頂(11:50-11:55)→ 見晴岳山頂(12:06-12:15)→ 雲上の丘(12:23-12:45)→ 雷の丘(12:53)→
          村界の丘(12:57)→ 池の平駐車場(13:05)

所要時間      行動時間:3時間33分 休憩時間:1時間17分 合計:4時間50分


 山行記録

8:00 池の平駐車場に到着。駐車料金500円。

数十メートル先が見えないほどに霧が立ち込めている。そのためか、時間的に早いのか、先着車はほとんどなくガラガラの状態だ。

8:15 池の平駐車場を出発。

駐車場前の登山道を入る。2061ピークを右に見てゆるやかに下って行く。時々出てくる道標には「高峰 湯の丸」としか書かれていないため、おや?と思うが、かまわず先に進む。
ゆるやかな登り返しは雨に濡れた露岩が目立ち滑りやすい。短いガレ場やゴロ岩の道を過ぎると岩の積み重なった東篭ノ登山の山頂が見えてくる。

東篭ノ登山山頂

8:44 東篭ノ登山山頂に到着(写真上)。小休止。

広々とした山頂は岩が積み重なっているが、北側は砂礫状にになっていてマツムシソウやウスユキソウ、ハナイカリ、イワインチンなどが見られる。頭上には青空も覗くが、ガスが残っているため展望は得られない。

8:58 東篭ノ登山山頂を出発。

東側から七千尺コースと呼ばれる水ノ塔山へと続く稜線に入る。一気に下降し小ピークを越えると、赤ゾレと呼ばれるガレ場に出るが、ガレは稜線には及んでいないため危険はない。道標のある2つ目のピークからヤセ尾根を進み、立ちはだかる水ノ塔山を左に巻いてシャクナゲの生い茂るゴロ岩の道を辿る。

水ノ塔山山頂

9:30 水ノ塔山山頂に到着(写真中)。小休止。

高峰温泉側から登ってきた団体が山頂を占拠している。大岩のある場所だけが開けた山頂はそれほど広くはない。南西側に展望は開けるが、ガスで何も見えない。

9:45 水ノ塔山山頂を出発。

往路を戻る。

10:13 東篭ノ登山山頂に到着。

そのまま北西に続く西篭ノ登山への稜線に入る。シャクナゲなどの樹林の中をひたすら下り、ザレ場のコルからはゆるやかに登り返した後、短い岩場をひと登りする。

西篭ノ登山山頂

10:33 西篭ノ登山山頂に到着(写真下)。小休止。

岩場の山頂からは南西方面が開ける。先へと矢印が付けられているため行ってみるが、途中でドン詰まりとなり何もない。
ここでも頭上は晴れているものの、水平線はガスでまったく展望が得られない。

10:45 西篭ノ登山山頂を出発。

往路を戻る

11:01 東篭ノ登山山頂に到着。

11:22 池の平駐車場に到着。

左手にある池の平湿原入口を入り、広々とした湿原の真ん中の木道を進む。突き当りを右にすぐの分岐を左に折れ、ひと登りするとコマクサの保護柵に行き当たる。

11:50 三方ヶ峰山頂に到着。小休止。

コマクサが咲いていないと何の変哲もないピークでしかない。

11:55 三方ヶ峰山頂を出発。

笹道を短く下った後、階段を登り雲上の丘への分岐を右に見送る。

12:06 見晴岳山頂に到着。小休止。

12:15 見晴岳山頂を出発。

分岐を左に取り雲上の丘へ向かう。

12:23 雲上の丘に到着。昼食。

ガスが晴れると眼下に池の平湿原が一望できる。

12:45 雲上の丘を出発。

なだらかな稜線を辿り、雷の丘を過ぎ、村界の丘からは東南に下る。

13:05 池の平駐車場に到着


 感想

当初は車坂峠か高峰温泉からの周回を考えていたが、帰りの時間を考えて池の平駐車場からに変更した。
どの山頂からもガスのため展望は得られなかったが、前半の篭ノ登山はそれなりに登山を、後半の池の平は観光を楽しめた。本格的に花を楽しむにはやはり6〜7月頃が最適だろう。