岩殿山 634m
◎ 山行情報
山行日 2009年10月18日(日) 快晴
山頂所在地/山域 山梨県/甲信越
アクセス/出発地 車/岩殿山公園市営駐車場 岩殿城跡入口から周回
行程詳細 岩殿山公園市営駐車場(8:30-8:40)→ 岩殿城跡入口(8:45)→ 丸山公園(8:55-9:00)→ 稚児落し分岐(9:17)→
岩殿山山頂(9:25-9:35)→ 本烽火台(9:40-9:45)→ 築坂峠(10:04)→ 天神山(10:47)→
笹平・トズラ峠分岐(11:00)→ 笹平(11:17-11:25)→ 稚児落し(11:35-12:10)→ 吊橋(12:36)→
岩殿山公園市営駐車場(13:10)
所要時間 行動時間:3時間27分 休憩時間:1時間3分 合計:4時間30分
◎ 山行記録
8:30 岩殿山公園市営駐車場に到着。
11台のスペースにすでに9台駐車している。
8:40 岩殿山公園市営駐車場を出発。
駐車場を出て国道139号線を左にゆるやかに登って行くと、右後ろを振り返ると冠雪した富士山と三ツ峠山を見ることができる。中央道に架かる西山橋の手前に岩殿城跡入口がある。
8:45 岩殿城跡入口に到着。
岩殿山の道標と岩殿城跡入口と書かれた石柱のある入口を入ると、岩殿山の南側の岩肌と本丸跡に建つ無線中継塔が目に入る。
ジグザグの階段から鳥居をくぐりさらに登って行くと、屋敷風の立派な門のある丸山公園に着く。
8:55 丸山公園に到着。小休止。
屋敷風の売店(ふれあいの館)と奥にはトイレがあり、右には丸太止めの階段が付けられた小山があり頂上には丸山の標識がある。
9:00 丸山公園を出発。
ふれあいの館の左から砂利道を交えた階段をジグザグに急登する。稚児落しへの分岐を左に見送るとさらに傾斜が増し、両側の大岩を利用して城門を築いていた揚城戸跡や番所跡などを過ぎると、間もなく展望所への分岐に出る。
岩殿山山頂 |
9:25 岩殿山山頂に到着(写真上)。小休止。
山頂には乃木大将の大きな詩碑や山頂を示す標柱、案内板などがあり、南側に展望が広がる。眼下には大月市街、背後には九鬼山を始めとする道志山塊や高川山、さらに奥には御正体山や三ツ峠山、富士山が一望できる。
山頂を示す標柱はここにあるものの、実際の山頂は北東にある本丸跡のようだ。
9:35 岩殿山山頂を出発。
北側に一段降り、馬場跡から途中円通寺跡への分岐を右に見送り本丸跡への道をゆるやかに登る。
9:40 烽火台に到着。小休止。
山頂の大部分が無線中継所に占められ、その一画に烽火台の標柱と本丸跡の案内板がある。また、地形図では記されていないが、北側に畑倉方面、東側に円通寺跡方面への道が延びている。実際に休憩途中で1人の登山者が畑倉方面に下って行った。
9:45 烽火台を出発。
往路を稚児落しへの分岐まで戻り、右に曲がり斜面をトラバース気味に進む。やがて急下降から案内板の立つ築坂峠に降り立つ。地形図上はもちろんのこと道標もないが、かなりハッキリとした踏み跡が左右に延びている。
ひと登りし送電線の鉄塔を過ぎると間もなく兜岩への道が分岐する。左の岩場を経由(右は林内経由)に道を取ると、すぐに鎖の張られた短い岩場に出る。
さらにもう一度現れた分岐で岩場経由の道に入り、手摺りの設置された岩場を横切ってから登り、眺めの良い兜岩の上方に出る。
いったん下って登り返したピークが天神山だが、標識も何もなくその先の祠で初めて通り過ぎたことに気づく。
再び送電線の鉄塔を過ぎ尾根通しに進むと、前方に笹平のピークが見えてくる。小さなアップダウンを繰り返し、前方に稚児落しの切り立った岩壁を見て階段をひと登りする。
笹平・トズラ峠分岐で右の笹平・トズラ峠方面に進み高圧線の鉄塔をくぐると次第に笹の濃い登りとなる。
11:17 笹平に到着。小休止。
切り開かれた山頂には、埋もれかけた三角点があるだけだ。
11:25 笹平を出発。
往路を分岐まで戻り右に行くとすぐに稚児落しに出る。
稚児落とし |
11:35 稚児落しに到着(写真下)。昼食。
断崖絶壁の上なので当然ながら展望が良い。
12:10 稚児落しを出発。
急下降、やせ尾根、急下降と続いて民家の前に飛び出し、舗装路を100mほど歩き左カーブの短い橋の手前を左に入って吊り橋を渡る。
浅利川の対岸の車道を左に道なりに歩く。中央道の下をくぐりさらに道なりに進みT字路を左に曲がる。途中で岩殿山から兜岩、天神山を一望しながら道なりに進み、高月市民会館入口交差点を左に曲がる。高月橋を渡ると間もなく駐車場に着く。
13:10 岩殿山公園市営駐車場に到着。
◎ 感想
岩殿山まではかなり急な階段が続くが、展望所からの眺めが素晴らしく一息つける。
人工的な階段山腹の急下降、鎖の付けられた岩場、車道歩きなど変化があり、低山ながらなかなか歩き応えがある。途中粘土質で滑りやすい場所や短いながら鎖を頼りの岩場登りがあるので、それなりの準備は必要だ。
吊橋は漫然と歩いていると見逃してしまう。実際前を歩いていたパーティーも後から来た登山者も気付かずに通り過ぎて行った。左に注意しながら歩けば気付くはずだが、その前に吊り橋の存在を知らなければならないのだが。。。