石鎚山

石鎚山 1,982m

 山行情報

山行日       2009年6月7日(日) 快晴

山頂所在地/山域  愛媛県/四国 石鎚山脈

アクセス/出発地  車/下谷駐車場 石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅から往復

行程詳細      下谷駐車場(6:40-6:50)→ 石鎚登山ロープウェイ下谷駅(6:56-7:40)→ 石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅(7:47-7:55)→
          石鎚神社成就社(8:15-8:20)→ 八丁(8:40)→ 試し鎖(9:12-9:20)→ 前社ヶ森山頂(9:25-9:45)→
          夜明峠(10:05-10:10)→ 一ノ鎖(10:22)→ 二ノ鎖(10:35)→ 三ノ鎖(10:56)→
          石鎚山・弥山山頂(11:17-11:30)→ 天狗岳山頂(11:45-12:20)→ 石鎚山・弥山山頂(12:30-12:40)→
          夜明峠(13:15-13:20)→ 石鎚神社成就社(14:30)→ 石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅(14:40-15:00)→
          石鎚登山ロープウェイ下谷駅(15:07)→ 下谷駐車場(15:13)

所要時間      行動時間:5時間19分 休憩時間:2時間50分  ロープウェイ移動時間:14分 合計:8時間23分


 山行記録

6:40 下谷駐車場に到着。

下谷に入って最初の駐車場に停める。昨年の5月に停めた駐車場だ。

6:50 下谷駐車場を出発。

準備を整えアーケードに入ってすぐ右の階段を上がると、間もなく石鎚登山ロープウェイの下谷駅に出る

6:56 石鎚登山ロープウェイ山麓下谷駅に到着。

4〜5人が待っていたが、その後続々と登山者がやって来る。

7:40 石鎚登山ロープウェイ山麓下谷駅を出発。

ほぼ満員。往復1,900円。

7:47 石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅に到着。

身支度を整える。

7:55 石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅を出発。

駅からすぐの前神寺奥之院の横を過ぎ、左から西之川からの道と合流するころには駅を出るときに立ち込めていた朝靄もすっかり晴れていた。
登山道をジグザグに登って行くと石鎚神社成就社の鳥居がが見えてくる。鳥居の向こうに青空にクッキリと浮かび上がる石鎚山が見えている。

8:15 成就社に到着。小休止。

広い境内は社殿や旅館、土産物屋などに囲まれ、外れの楼門が登山口となっている。
先行した登山者のほとんどは山頂に向けて出発したようで、数人しか残っていない。

8:20 成就社を出発。

神門をくぐると途中2つのピークはあるものの概ね八丁坂をゆるやかに下る。石鎚山遥拝の鳥居、八丁と過ぎると、木の階段となり本格的な登りが続く。

9:12 試し鎖に到着。小休止。

登山道は直進方向で、試し鎖の岩山を左から回り込むように延び、当たり前だが時間的には登山道を歩いた方が遙かに早い。
鎖が混んでいるので少し長めに休憩を取る。

9:20 試し鎖を出発。

先行者との距離を十分に取り、右手に架けられた鎖に取り付く。下からは途中までしか見えないが、それほどキツイ登りでもなく(決して簡単ではないが)、5分ほどで狭い頂上に辿り着く。

9:25 前社ヶ森山頂に到着。小休止。

大きな岩が重なりあった頂上には祠があり、展望も良く石鎚山を一望できる。地形図にある1592ピークに当たるのだろう。先行者が降りるのを待つ間一息入れる。

9:45 前社ヶ森山頂を出発。

降り口からは巻道と小屋が見えている。降りの方がハードだと聞いたが、垂直に近い傾斜で足元が見難いながら短いためそれほで難しくはなく、2分ほどで下にある前社森の小屋前に降り立つ。昨年はここでも小休止したが、今回は休憩している人も多くノンビリできそうもないので、すぐに山頂を目差す。
さらに続く木の階段を登り、途中で振り返ると試し鎖のピークと成就が一望できる。1652ピークを左に巻いて下って行くと、眼前が開け夜明峠が見えてくる。

石鎚山を一望

10:05 夜明峠に到着。小休止。

前方に石鎚山の岩壁(写真上)が立はだかる。

10:10 夜明峠を出発。

10:22 一ノ鎖に到着。

登山道に鎖の端が延びていて、そのまま取り付く。ここは試し鎖よりもやさしく、短くあっという間に登り切ってしまう。
すぐに登山道と合流し左へ進む。前方には二ノ鎖元小屋と三ノ鎖の小屋そして弥山や天狗岳、さらには南尖峰から延びる東陵が一望できる。
土小屋コースが左からと合わさると、ほどなく小屋に着く。

10:35 二ノ鎖元小屋に到着。

すぐ先の分岐をほとんどの登山者は右の巻道に向かう中、左の二ノ鎖の取り付きへと入る。鳥居をくぐり鎖に取り付くと、一ノ鎖に比べ遙かに難しそうな垂直の岩壁が立はだかる。登り切ったと思いテラスを進むと短い2本目の鎖が現れるが、岸壁の傾斜はそれほどでもなく凹凸もあるため難なく登り切る。
登山道と合流しすぐに最後の三ノ鎖分岐を左に入り、まずは腕試し(?)でロープ場を登り、三ノ鎖登り口の小屋に出る。

10:56 三ノ鎖登り口に到着(写真中上)。小休止。

三ノ鎖
石鎚山山頂
天狗岳山

ここは展望が良く天狗岳の絶壁に挑むクライマーの姿も見える。下からは頂上が見えず手強いことを伺わせる。

11:10 三ノ鎖登り口出発。

初めて登った時にはかなりてこずったが、三回目ともなると慣れたのだろうか、すんなりと登り切り石鎚神社頂上社横に出る。

11:17 石鎚山・弥山山頂に到着(写真中下)。小休止。

あまり広くない山頂には神社と小屋があり、多くの人が休憩している。今日も展望は抜群!
石鎚山は最高峰の天狗岳・石鎚神社山頂社のある弥山・南尖峰(天狗岳の先)の総称で、石鎚山の頂上は天狗岳を指す。実のところ下りは東陵を行こうと思っていたが、今回は昨年のコースを取ることにして、東陵と西ノ冠岳は次回に残すことにした。

11:30 石鎚山・弥山山頂を出発。

右の岩場から鎖にぶら下がるように降り、岩場の続く登山道を歩き天狗岳を目差す。

11:45 天狗岳山頂に到着(写真下)。昼食。

岩の重なりあった山頂は狭いが、360度の展望が得られる。弥山山頂は登山者でごった返しているため、狭いながらも人の少ないここで昼食を取る。
訪れる登山者は多いが、山頂を満喫してすぐに弥山へと戻るようだ。今日は東陵から延びる稜線に掛かる雲海が見事だ。

12:20 天狗岳山頂を出発。

12:30 石鎚山・弥山山頂に到着。小休止。

ますます人が増えている。

12:40 石鎚山・弥山山頂を出発。

小屋の横から巻道を降るが、あっと言う間に三ノ鎖下に着き、その先で面河渓への分岐を左に見送る。

13:15 夜明峠に到着。小休止。

13:20 夜明峠を出発。

14:40 石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅に到着。小休止。

15:00 石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅発。

15:07 石鎚登山ロープウェイ山麓下谷駅着。

15:13 下谷駐車場に到着。


 感想

3回目の石鎚山だが、飽きることなく楽しめた。昨年春の時の写真をほとんどなくしてしまい、今回の成就からのリベンジになった。
途中でも書いたが、次は鎖は置いといて、西ノ冠岳と東陵を走破する予定だ。紅葉の時期が10月初旬なのでその頃がベストか?それとも来年の春に花を目当てにするか・迷い所である。