八幡平 1,613.3m
◎ 山行情報
山行日 2009年8月10日(月) 曇り時々小雨
山頂所在地/山域 岩手県/東北
アクセス/出発地 車/黒谷地駐車場から往復
行程詳細 黒谷地駐車場(9:40-10:00)→ 黒谷地湿原(10:13)→ 安比岳分岐(10:37)→ 源太森山頂(10:52-11:00)→
源太分れ(11:08)→ ガマ沼分岐(11:28-11:33)→ 八幡平山頂(11:42-11:47)→ 見返峠(12:11)→
源太分れ(12:32)→ 源太森山頂(12:41)→ 黒谷地湿原(13:01)→ 茶臼山荘(13:36)→
茶臼岳山頂(13:51-14:25)→ 黒谷地湿原(14:45)→ 黒谷地駐車場(14:54)
所要時間 行動時間:5時間2分 休憩時間:52分 合計:4時間54分
◎ 山行記録
9:40 黒谷地駐車場に到着。
八幡平アスピーテラインの黒谷地バス停付近にある10台ほどの駐車スペースに駐車する。最大15台ほどは駐車できそうだが、バス停になっているのでその周辺は空けておくべきだろう。
霧雨模様にちょっと躊躇しながら朝食を取るが、西の空がやや明るいのを確認してレインウエアの準備をする。
10:00 黒谷地駐車場を出発。
道路の反対側に黒谷地湿原への入口があり、大きな案内板が立てられている。
霧の立ち込める中、木道の敷かれた笹原の間を進む。アザミに混じってトウゲブキやタチギボウシが見られるようになり、水場を過ぎると笹原から湿原へと変わっていく。
黒谷地湿原を一望できる黒谷地分岐で右に茶臼岳への道を見送り、左に道を取り湿原を抜けると、笹に囲まれたゴロ石のゆるやかな登りが続く。
安比岳分岐で右に安比岳ヘの道を見送るとすぐに前方が開け、なだらかな斜面にウサギギクやヨツバシオガマ、アキノキリンソウ、ハクサンボウフウ、ヤマハハコ、ウメバチソウなどのお花畑が広がる。お花畑を過ぎ道が平坦になると、間もなく源太森への分岐に着が、右にひと登りで源太森山頂に出る。
10:52 源太森山頂に到着。小休止。
狭い山頂には方位盤があり、天候が良ければ八幡沼を一望できるのではないだろうか。霧雨で展望がないため記念撮影だけで出発する。
11:00 源太森山頂を出発。
往路を分岐まで戻り右に進むと、すぐにもう一ヶ所の源太森への分岐がある。こっちへ降りればいいのかと思いつつ、ゆるやかに下って行く。左へ大きくカーブすると間もなく湿原の中の源太森分れに着く。左は見返峠方面になるが、右に道を取り八幡沼の北側の遊歩道を進むと、池塘と呼ばれる小さな池が散在する。
途中で八幡沼の湖岸を回るとニッコウキスゲが多く見られる。湖岸から元の遊歩道に戻り避難小屋を左に見送ると、両脇の斜面にニッコウキスゲが群生するゆるやかな登りとなる。
11:28 ガマ沼分岐に到着。小休止。
展望台が2ヶ所あり手前は八幡沼方面、奥がガマ沼を一望できる。
11:33 ガマ沼分岐を出発。
舗装されたほとんど平坦な遊歩道を進む。
八幡平山頂 |
11:42 八幡平山頂に到着(写真)。小休止。
周囲は樹木で囲まれ展望は得られないが、木造の展望台に上がればそこそこの展望がありそうだ。残念ながら今日はガスで何も見えない。その天候のせいか観光客も居ない。それにしても舗装路を何事もなく歩いてきたせいか、山頂に立っていると言う実感が湧かない。
11:47 八幡平山頂を出発。
見返峠方面に進むとすぐにT字路にぶつかり左に道を取る。めがね沼や鏡沼と見ながら下り、駐車場への分岐を左の見返峠へと向かう。
ゆるやかな石段を登り詰めると、すぐにガマ沼分岐方面と源太分れ方面との分岐になる見返峠に着く。
右に道を取り振り返ると、ニッコウキスゲの群落で車道へと落ちる斜面一杯が黄色に彩られている。木道をゆるやかに下って八幡沼の湖岸出ると、そこにも一面ニッコウキスゲの群落が見られる。
源太分れからは右に往路を戻り、西側の源太森分岐から源太森へ向かう。
12:41 源太森山頂に到着。
相変わらずガスッて何も見えないためすぐに右に下る。黒谷地分岐を中茶臼岳方面へ直進する。しばらくは平坦な木道が続くが、やや傾斜が増すとゴロ石の登山道となる。茶臼山荘からは右へひと登りで山頂に着く。
13:42 茶臼岳山頂に到着。小休止。
山頂は狭い。本降りの雨に記念撮影だけ済まして、すぐに出発する。
13:47 茶臼岳山頂を出発。
13:51 茶臼山荘に到着。昼食。
山荘の中は明るくキレイに維持されている。
14:25 茶臼山荘を出発。
14:45 黒谷地分岐に到着。
14:54 黒谷地駐車場に到着。
◎ 感想
登山というよりもハイキング程度で危険な所もキツイ所もない。っと言うことは事前に分っていたことだが、思っていた以上で、黒谷地から茶臼岳以外は遊歩道と言っていいだろう。
この日は雨模様で観光客が少なかったようだが、晴れれば溢れ返るに違いない。
お目当ての高山植物については、この季節では少し遅いのかも知れない。6月頃が最適か?それでもニッコウキスゲの群生やトウゲブキ、タチギボウシなどが見られまずまずか。。。八幡沼湿原を始めとして至る所で見られそうなので、6月頃にまた来たいものだ。