富士山グランドキャニオン、小富士

富士山グランドキャニオン 小富士 1979m

 山行情報

山行日       2009年9月26日(土) 晴れ

山頂所在地/山域  静岡県/富士山

アクセス/出発地  車/ふじあざみライン旧馬返手前駐車スペースから往復

行程詳細      旧馬返手前駐車スペース(8:50-9:00)→ グランドキャニオン入口(9:08)→ グランドキャニオン(9:30-9:50)→
          1905.6三角点(11:00-11:08)→ 小富士山頂(11:18-11:28)→ 1905.6三角点(11:40-12:05)→
          グランドキャニオン(12:45)→ 旧馬返手前駐車スペース(13:07)

所要時間      行動時間:3時間4分 休憩時間:1時間3分 合計:4時間7分


 山行記録

8:50 旧馬返手前駐車スペースに到着。

9:00 旧馬返手前駐車スペースを出発。

ふじあざみラインを登って行くと、まず馬返しバス停と旧登山道の一合目入口があり、さらに200mほど先にグランドキャニオンと刻まれた石柱の立つ入口がある。

9:08 グランドキャニオン入口に到着。

「東富士演習場地域 無断立入禁止」の看板が立てられているが、特にバリケードのようなもので塞がれてはいない。また、2〜3台の駐車スペースもある。
入口を入って小さな沢を横切るとすぐに渓谷に行き当たり、道はその渓谷沿いに左に続いている。安全ロープが張られてはいるが、渓谷へは3mほどの高低差で踏み跡もあるので、そこから降りて渓谷を歩くこともできる。安全ロープ沿いに進んで行くと小さな沢状の場所に出て、踏み跡が分岐しているが安全ロープ沿いに進めば問題ない。間もなく安全ロープは途切れ、道は渓谷へと降りて行く。

グランドキャニオン

9:30 グランドキャニオンに到着(写真上)。見物。

渓谷はこの先も続いているが、グランドキャニオンとしては西端になり東に延びている。感動と言うほどではないが、なるほど自然の力は偉大だと思わせる。

9:50 グランドキャニオンを出発。

渓谷に降り立った場所は渓谷の分岐になっていて、グランドキャニオン側から見ると右にもやや狭い渓谷が延びている。
渓谷の入口の岩にペンキで矢印が付いている。斜面が崩れて倒れた木をすり抜け、10mほど先で左斜面を上がると、踏み跡が左右に分岐する。踏み跡がハッキリしてテープも付けられた左に道を取り、笹薮をひと登りするとなだらかな自然林に変わる。
5〜6分ほどで左の崖沿いの道となり、展望が開け前方に富士山、左に愛鷹山、背後に御殿場方面の街並みが広がる。
自然林に入ると沢へと左にゆるやかに下り、1660m辺りで再び尾根へと向かって登る。その後は尾根通しに(石の白ペンキあり)ひたすら登って行く。

11:00 1905.6三角点に到着。小休止。

いつの間にか富士山はすっかり雲に隠れているが、若干霞が掛かってはいるが東から南にかけて展望が広がる。

11:08 1905.6三角点を出発。

樹林を抜けひと登りでなだらかな小富士山頂に着く。

小富士山頂

11:18 小富士山頂に到着(写真下)。小休止。

さすがにこちらは観光客を含めて人が多い。

11:28 小富士山頂を出発。

11:40 1905.6三角点に到着。昼食。

黒い雲が広がってきたが、雨になることはないだろうと昼食を取る。やや風が強く、半袖では肌寒い。

12:05 1905.6三角点を出発。

往路を戻る。

12:45 グランドキャニオンに到着。

上には上がらず、そのまま渓谷を下る。しばらく行くと鉄製の堰堤が左右に見えてきて、右手に上に上がる踏み跡とロープがある。さらに下ると2号・1号堰堤は段差があり、左へ巻いて進みそのまま車道に降り立つ。

13:07 旧馬返手前駐車スペースに到着。


 感想

グランドキャニオン入口から入るか、駐車スペースからすぐに渓谷に入るか悩むところだ。渓谷分岐で石の矢印を見つけられればいいが、分岐の入り口がわかりにくいかも知れない。
小富士は観光客が多いが、三角点は場所がらほとんど気付かれないので、食事はこちらが良い。
危険な場所はないが、1696から1905.6はザクザクの砂礫なので足元はそれなりの準備が要るだろう。