石老山

石老山 702m

 山行情報

山行日       2008年12月23日(火) 曇りのち晴れ

山頂所在地/山域  神奈川県/丹沢山地

アクセス/出発地  車/相模湖病院登山者用駐車場から周回

行程詳細      相模湖病院登山者用駐車場(7:45-8:05)→ 顕鏡寺(8:36)→ 融合平見晴台(9:08-9:11)→ 石老山山頂(9:36-9:45)→
          高塚山山頂(10:05-10:15)→ 石老山山頂(10:35)→ 大明神山山頂(11:07-11:15)→ 大明神展望台(11:20-12:10)→
          箕石橋(12:39)→ 石老山登山道入口交差点(12:59)→ 相模湖病院登山者用駐車場(12:23)

所要時間      行動時間:2時間58分 休憩時間:1時間20分 合計:4時間18分


 山行記録

7:45 相模湖病院登山者用駐車場に到着。

登山者用は駐車場に入った左側のがけ沿いになり、せいぜい4〜5台が停められるくらいだろうか。朽ちかけたトイレがあるが、どうも使ってはいけないようだ。

8:05 相模湖病院登山者用駐車場を出発。

病院側の駐車場脇を下ると、すぐに石畳の登りとなり奇岩が次々と現れる。滝不動、屏風岩、仁王岩(阿呼岩)、少し間をおいて駒立岩、力試岩と文珠岩と続く。写真を撮りながら登ったためかなり時間をロスする。
石段を登ると正面上に釣り鐘堂と立派な津久井の名木蛇木杉、右には山門が建つ。山門を正面に左にある岩窟横の赤い鳥居をくぐり、再び山道に入る。
蓮華岩と大天狗岩(こちらは見つけられず)、鏡岩と小天狗岩、吉野岩、擁護岩、試岩と続き、八方岩からは薄雪を戴く石老山から高塚山へと延びる稜線が一望できる。広い尾根上に鬱蒼とした杉林が続く。

9:08 融合平見晴台に到着。小休止。

鬱蒼とした杉林の中にそこだけ切り開かれて、正面に相模湖と陣馬山が見えている。テーブルとベンチが幾つかある。

9:11 融合平見晴台を出発。

霧氷の付いた樹林帯の中をゆるやかに登る。見出し石のある小さなピークから広い尾根に付けられた丸太止めの階段をひと登りする。

石老山山頂

9:36 石老山山頂に到着(写真上)。小休止。

山頂は細長く、ベンチがある。
展望は南西方向にあり、天候が良ければ富士山も望めるようだが、あいにくと今日は雲に隠れがちに丹沢山塊がかろうじて見えるだけだ。

9:45 石老山山頂を出発。

東南方面へとゆるやかに下り、小さなピークからは雪に覆われたカヤを掻き分けての下りとなる。連続する2つのピークを越えると間もなく高塚山山頂直下をひと登りする。

10:05 高塚山山頂に到着。小休止。

狭い山頂には手作りの標識があるだけ、展望も良くない。

10:15 高塚山山頂を出発。

石老山山頂まで戻り、山頂の北側の端で篠原方面への分岐を左に見送ると短く急下降し、その後は幾つかのピークを踏む。

11:07 大明神山山頂に到着(写真下)。小休止。

大明神山山頂

小さな祠がある山頂からピクニックランドの観覧車が見える。

11:15 大明神山山頂を出発。

すぐに地形図にはない篠原への分岐を左に見送り、ひと登りする。

11:20 大明神展望台に到着。昼食。

鉄製の展望台があり、そこからは360度の展望が得られる。北には高尾山、影信山、陣馬山、南には丹沢山系の雄大な山並みが、眼下には相模湖、東の端には相模原市や町田市方面の高層ビル群がそびえ立つ。

12:10 大明神展望台を出発。

短く尾根道を下ると、次第に沢の中を進むようになる。滑りやすい岩の露出した道を注意深く下って行くと、林道に飛び出しすぐ先のキャンプ地を抜け車道に出る。箕石橋を左に見て右に折れ道なりに車道を進むと、ピクニックランドの入口前の国道に出て右に曲がる。
老山登山道入口交差点を右に曲がり大きな案内板であらためて行程を振り返る。導標に従って車道を進むと、前方に相模病院の建物が見えてくる。

12:23 相模湖病院登山者用駐車場に到着。


 感想

3つの山頂からはそれほどの展望は得られなかったが、最後の大明神展望台からは雄大な展望が得られそれだけでも十分満足だ。
歩き始めの奇岩、ゆるやかな稜線歩き、展望台からの雄大な展望と、標高は低いもののお薦めの山行だ。ただ、高塚山方面はあまり歩かれていないようで、カヤがうるさい場所が続く。