十枚山、下十枚山

十枚山 1,726m 下十枚山 1,732.3m

 山行情報

山行日       2008年12月28日(日) 快晴

山頂所在地/山域  静岡県/東海 身延山地

アクセス/出発地  車/林道下駐車スペース 十枚山登山口から周回

行程詳細      林道下駐車スペース(6:50-7:10)→ 十枚山登山口(7:40)→ 直登分岐(7:59)→ 十枚山山頂(9:26-9:45)→
          十枚峠(10:10)→ 下十枚山(天津山)(10:32-11:20)→ 十枚峠(11:34)→ 直登分岐(12:36)→
          十枚山登山口(12:50)→ 林道下駐車スペース(13:16)

所要時間      行動時間:4時間59分 休憩時間:1時間7分 合計:6時間6分


 山行記録

6:50 林道下駐車スペースに到着。

車が一台駐車していたため、ここが駐車スペースだと気がついたが、停っていなかったら通り過ぎていたかも知れない。先のカーブの防護壁に「これより先、農業専用道路につき関係者以外の通行を禁止します」の看板があるので、気付くとは思うが。。。
中ノ段まで上がることも考えたが、それほど広くないと言う情報なのでここに駐車する。中ノ段に上がる最初のヘアピンカーブ手前になる。

7:10 林道下駐車スペースを出発。

ジグザグの急な林道を登り3つ目の左カーブでショートカット道に入る(十枚山の指導標あり)。次の左カーブに飛び出し中ノ段を過ぎ、舗装が切れ鬱蒼とした杉林の中に登山口がある。

7:40 十枚山登山口に到着。

植林帯の中をジグザグに登って行くと、一旦傾斜がゆるんだ後再び登りとなり直登分岐に出る。左は十枚山へ尾根道を直登する直登コース、右は十枚峠に向かう沢コースとなっている。
左の直登コースに入ると植林帯の中を尾根伝いにジグザグに急登する。一旦傾斜がゆるむと1169を左上に見ながら、しばらく尾根下を進むと再び尾根に乗る(尾根乗越)。さらにジグザグの急登が続き、ガレ気味の場所が頻出するようになる。ロープの張られた涸れ沢を渡り、急坂と不安定な足元に注意しながら沢の左側を登る。
植林から雑木林に入ると、左には木立の合間に安倍川対岸の山並みが見え隠れしている。笹が刈られロープの張られた急登を何度か繰り返すと、十枚山の西の稜線に乗りゆるやかに登って行く。

十枚山山頂

9:26 十枚山山頂に到着(写真上)。小休止。

鐘や標識が賑やかな広い山頂は遮るものがなく360度の展望が得られる。
東の富士山から愛鷹連山、手前にこんもりしているのは篠井山だろうか。南には下十枚山を先頭に青笹山、真富士山、竜爪山と連なる安倍東山稜が壮観だ。安倍川を挟んだ西側には二王山、見月山、突先山などが連なる。

9:45 十枚山山頂を出発。

登り口と反対側に十枚峠方面の道があるが、指導標はない。短い急下降の後は左に富士山、正面に下十枚山を見ながら、気持ちよい冬の陽射しを浴びて笹尾根をゆるやかに下る。

10:10 十枚峠に到着。

下十枚山山頂
下十枚山からの富士山

霜の降りたゆるやかな登りから、笹の刈られた急登を登り切ると、展望の良い笹原に飛び出す。

10:32 下十枚山山頂に到着(写真中)。昼食。

木立がうるさい山頂は狭く、展望もあまり良くないが、唯一富士山を望む方角は開かれている。富士山(写真下)ならこちらの方が良い。少し早いが、昼食にする。

11:20 下十枚山山頂を出発。

往路を戻る。

11:34 十枚峠に到着。

左へ下る。ゆるやかな下りから、沢に近づくとジグザグに急下降する。最初の沢を横切り、水場となっている2つ目の沢を渡ると、左に下十枚山と十枚峠を見ながらトラバース気味に下って行く。植林帯の中をジグザグに急下降し、抜けると水場のある3つ目の沢を渡る。

12:36 直登分岐点に到着。

12:50 十枚山登山口に到着。

13:16 林道下駐車スペースに到着。


 感想

久しぶりに登山らしい山行になった。
樹林帯の中を歩くことが多く、途中ではあまり展望は得られないが、十枚山の展望は最高だ。これだけでも登る価値はありそうだ。
今回は霧氷を目的にしたが、天気が良過ぎたようで全く見られず残念だった。