常光寺山 1,438.9m
◎ 山行情報
山行日 2008年11月15日(土) 曇り一時霧雨
山頂所在地/山域 静岡県/南アルプス深南部
アクセス/出発地 車/山住峠展望駐車場から周回
行程詳細 山住峠展望駐車場(8:20-8:40)→ 家老平(8:53)→ 常光寺山登山道入口(8:55)→ 常光寺山山頂(10:12-10:30)→
常光大神(10:48-10:53)→ 臼ヶ森分岐(11:06)→ 臼ヶ森(12:55)→ 河内浦(13:07)→ 山住峠登り口(13:42)→
山住峠展望駐車場(14:57)
所要時間 行動時間:5時間54分 休憩時間:23分 合計:6時間17分
◎ 山行記録
8:20 山住峠展望駐車場に到着。
数台のスペースとトイレがあり、進行方向には山住神社がある。
8:40 山住峠展望駐車場を出発。
右下に山住神社を見てスーパー林道天竜線に入る。舗装路をゆるやかに登って行くと、駐車場でもある大きく開けた家老平では尖った1418ピークと常光寺山が一望できる。さらに進むとカモシカと森の体育館があるキャンプ場となり、その先に常光寺山への登山口がある。
紅葉真っ盛りの樹林帯の中をゆるやかに登り1144ピークに立つと、しばらくは平坦路が続き右には林道が並行して走っている。次第に傾斜を増し、丸太止めの階段を上り切ると1312ピークに立つ。
左が切れ落ちた尾根が続き、短かく急登し隠れピークを右にカーブすると、朽ちた木のベンチがある。一旦下った後小さなアップダウンからレールと反対の左に進み1418ピークに立つ。正面に常光寺山を見ながら急斜面を100mほどジグザグに下り、登り返しは短い急登を繰り返す。
常光寺山山頂 |
10:12 常光寺山山頂に到着(写真)。小休止。
山頂はそれほど広くなく、右の祠のある場所は一段低くなっている。展望も南側だけと良くないが、往路の稜線に駐車場や家老平、体育館が一望できる。
時間が早いため昼食は取らず、早々に出発する。
10:30 常光寺山山頂を出発。
いつの間にか細かい雨が降り始めているが、レインウエアを着るほどではない。
急斜面を100mほどジグザグに下るとトラバースとなり、次第に踏み跡が不明瞭になってくる。赤テープを頼りに進むと左下に神社が見えてくる。
10:48 常光大神に到着。小休止。
10:53 常光大神を出発。
左に見て直進すると木の鳥居があり、間もなく上村集落への道が分かれる臼ヶ森分岐に出る。ブリキの案内板があるがうっかりすると見逃してしまいそうだ。
左の尾根を進むが、やはり踏み跡の薄い場所がありテープを見失わないように歩く。鹿ネットのある場所から少し進むと、またブリキの指導標が現れるので、そこを左にさらにその先を右に進む。実はここで河内浦に続くだろうと予想して左へ折れたが、すぐに道は途切れ踏み跡も不明瞭になってしまった。分岐点には赤沢公団入口と書かれた木札も掲げられていたため、道を探したが見つからず諦め右の臼ヶ森方面に向かった。
再び鹿ネット沿いの道が続くが、潅木やススキに覆われて歩き難い。樹林帯に入るとすぐに前方に民家の屋根が見え、茶畑から民家の横を抜けて村道に下り立ち左へと進む。
7分ほどで県道389号線に出て山住峠への登山道を探しながら進むが、見つからず648まで行って戻った。このまま県道を歩けば確実に峠に着くだろうが、とてもじゃないがこの曲がりくねった道を歩く気はしない。
地形図で当たりを付けて戻ると見つかった。コンクリート壁の切れ目に階段があり登山道がジグザグに付いている。逆方向からだとかなり見つけ難い。ざっと20分ほどのロスになった。
13:42 山住峠登り口に到着。
ザレ気味の斜面をジグザグに登って行く。その後は良く踏まれた急登が続くが、その道のりの長いこと。実際は1Kmちょっとくらいのはずなのだが、単調で展望もなくとてつもなく長く感じた。
14:57 山住峠展望駐車場に到着。
◎ 感想
往路は2時間足らずだったが、復路は道迷いや思わぬ急登に苦しめられて4時間30分近く掛かってしまった。臼ヶ森への下山道はあまり歩かれていないのだろうか。踏み跡が薄かったり、標識も少ない。無難に歩くなら、あまり面白くないが登山口からのピストンがよいかも知れない。