岩木山

岩木山 1,624.6m

 山行情報

山行日       2008年8月13日(土) 快晴

山頂所在地/山域  青森県/東北

アクセス/出発地  車/岩木山神社駐車場 岩木山神社奥宮登拝口から往復

行程詳細      岩木山神社駐車場(7:20-7:30)→ 岩木山神社奥宮登拝口(7:39)→ 七曲(8:09)→ 姥石(8:47-8:57)→
          焼止りヒュッテ(9:47-10:00)→ 錫杖清水(10:50-10:55)→ 種蒔苗代(11:13)→ 鳳鳴ヒュッテ(11:20-11:25)→
          岩木山山頂(11:46-12:30)→ 鳳鳴ヒュッテ(12:48)→ 種蒔苗代(12:54)→ 錫杖清水(13:06-13:10)→ 
          焼止りヒュッテ(13:42-13:50)→ 姥石(14:17-14:20)→ 岩木山神社奥宮登拝口(15:6)→ 岩木山神社駐車場(15:15)

所要時間      行動時間:6時間13分 休憩時間:1時間32分 合計:7時間45分


 山行記録

7:20 岩木山神社駐車場に到着。

弘前市内から県道3号線弘前鰺ヶ沢線を西に向かうと、県道30号線との交差点の先の右に岩木山境内の駐車場がある。

7:30 岩木山神社駐車場を出発。

参道を進み鳥居を2つくぐると、真っ赤な立派な桜門が見上げるように建ち、さらに桜門をくぐると中門とその奥に社殿が建つ。中門を正面に見て左に石碑が建ち、「岩木山神社奥宮登拝口」と刻まれた登山口があり

7:39 岩木山神社奥宮登拝口に到着。

石段を降りると南側百沢口登山路と書かれた案内板がある。
前日の八甲田山と違って出発地点の標高が低いためかなり暑く、ほとんど平坦で鬱蒼とした道をあるいていても汗が噴き出す。車道を横切り建物の中を通り抜けると、岩木山百沢スキー場に出る。眼前に横たわる岩木山を見ながら、リフト沿いに歩く。
鬱蒼とした雑木林に入ると山道らしくなり、細い沢を渡りジグザグの急登が続く七曲となる。一旦はゆるむが単調な登りが続く。

8:47 姥石に到着。小休止。

とにかく暑い。しかも生い茂った潅木に囲まれているため、風が吹き抜けることがないため余計だ。

8:57 姥石を出発。

さらに潅木の中の単調な登りが続く。

9:47 焼止りヒュッテに到着。小休止。

先客が2人休憩していたが、すぐに出発し1人ノンビリする。ここは地形図の1067ピークのようだ。

ノビネチドリ
ミチノクコザクラ

10:00 焼止りヒュッテを出発。

岩がゴロゴロした水の涸れた沢沿いの道となり、岩場や急登をまじえる。しばらく登ると細い水流の周りにシモツケやオオバミゾホオズキ、ノビネチドリ(写真上)が顔を見せる。

10:50 錫杖清水に到着。小休止。

豊富な量の湧き水が流れている。冷たい湧き水を思いっ切り飲んでノドも体も潤すと、不思議と力が湧き上がるようだ。

10:55 錫杖清水を出発。

少し進むとミチノクコザクラ(写真中)が鮮やかなピンク色を見せている。さらに沢沿いを登って行くと草地となり、アザミ(ノアザミ)やヤマハハコが咲き乱れている。
種蒔苗代には小さな沼があり、その横を登り詰めると鳳鳴ヒュッテの前に出る。

11:20 鳳鳴ヒュッテに到着。小休止。

左は岩木山登山リフト乗り場になる。

11:25 鳳鳴ヒュッテを出発。

右のハイマツ帯の中の岩場を急登する。岩木山登山リフトで訪れるハイキング気分の登山者が多いので注意が要る。登り切ると一旦平坦路となるが、左に長平登山道の分岐を見送り再び岩場の登りになる。道は下りと上り専用に分れている区間があるので注意が必要だ。

岩木山山頂

11:46 岩木山山頂に到着(写真下)。昼食。

岩の重なりあった山頂は割と広いのだが、山頂を示す標識が石とコンクリートで造られているのはちょっと興醒めだ。奥宮は石碑があるだけで、それを示すものは何もないようだ。
残念ながら天気は良いのだが、薄くガスが掛かり遠景は望めない。

12:30 岩木山山頂を出発。

気持ちの良い風が吹き上がってくる。

13:06 錫杖清水に到着。小休止。

13:10 錫杖清水を出発。

13:42 焼止りヒュッテに到着。小休止。

13:50 焼止りヒュッテを出発。

14:17 姥石に到着。小休止。

14:20 姥石を出発。

15:15 岩木山神社駐車場に到着。


 感想

単調なのと暑さで焼止りヒュッテまでが非常に長く感じた。山頂下の2ヶ所の岩場は観光客が多いので十分な注意が必要だ。
それにしても錫杖清水の湧き水を飲んでからは、本当に元気が湧き出したように快調になった。単に水分不足だったと言えばそれまでだが。。。