石鎚山

石鎚山 1,982m

 山行情報

山行日       2008年4月30日(水) 快晴

山頂所在地/山域  愛媛県/四国 石鎚山地

アクセス/出発地  車/下谷駐車場 石鎚登山ロープウエイ成就駅から往復

行程詳細      下谷駐車場(7:00-7:15)→ 石鎚登山ロープウエイ下谷駅(7:20-7:40)→ 石鎚登山ロープウエイ山頂成就駅(7:47)→
          石鎚神社成就社(8:13-8:15)→ 試し鎖分岐(9:05-9:15)→ 試し鎖頂上(9:25-9:35)→ 前社森小屋(9:40-9:50)→
          夜明峠(10:05)→ 二ノ鎖元小屋(10:33-10:38)→ 三ノ鎖(11:10)→ 石鎚山・弥山山頂(11:18-11:28)→
          天狗岳山頂(11:45-12:03)→ 石鎚山・弥山山頂(12:20-13:15)→ 夜明峠(13:47)→ 前社森小屋(13:58-14:03)→
          石鎚神社成就社(14:50)→ 石鎚登山ロープウエイ山頂成就駅(15:05-15:20)→ 石鎚登山ロープウエイ下谷駅(15:27)→
          下谷駐車場(15:35)

所要時間      行動時間:5時間26分 休憩時間:2時間40分 ロープウェイ移動時間:14分 合計:8時間20分


 山行記録

7:00 下谷駐車場に到着。

下谷に入って最初の駐車場に停める。ロープウェイへの登り口まで100mほどあるが、ここは500円と安かった。
管理のおじさんが石鎚山の状況などを教えてくれた。

7:15 下谷駐車場を出発。

準備を整えアーケードに入ってすぐ右の階段を上がると、間もなく石鎚登山ロープウェイの下谷駅に出る。
すでに数人のグループと夫婦の登山者など10人ほどが待っている状況だった。

7:20 石鎚登山ロープウェイ山麓下谷駅に到着。

7:40 石鎚登山ロープウェイ山麓下谷駅発。

7:47 石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅に到着。

駅からすぐの奥前神寺の横を過ぎ、登山道をジグザグに登って行くと石鎚神社成就社の鳥居がが見えてくる。

8:13 石鎚神社成就社に到着。小休止。

広い境内は社殿や旅館、土産物屋などに囲まれ、外れの楼門が登山口となっている。

8:15 石鎚神社成就社を出発。

前方に雪の残る石鎚山が見える八丁坂のゆるい下りが続き、山頂社まで3000m辺りの鳥居をくぐった先から木の階段が連続する登りになる。

9:05 試し鎖分岐に到着。小休止。

登山道は直進方向で、試し鎖の岩山を左から回り込むように延びている。時間的には登山道を歩いた方が遙かに早いが、それではつまらない。

9:15 試し鎖分岐を出発。

先行者との距離を十分に取り、右手に架けられた鎖に取り付く。長いもののそれほどキツイ登りでもなく(決して簡単ではないが)、10分ほどで狭い頂上に辿り着く。

9:25 試し鎖頂上に到着。小休止。

石鎚山を一望

大きな岩が重なりあった頂上には祠があり、展望も良く石鎚山を一望(写真)できる。地形図にある1592ピークに当たるのだろう。
先行者が降りるのを待つ間一息入れる。

9:35 試し鎖頂上を出発。

降りる方がハードだと聞いたが、垂直に近い傾斜で足元が見難いながらそれほでもなく、5分ほどで下にある小屋前に降り立つ。

9:40 前社森小屋に到着。小休止。

ここで休憩中に、試し鎖分岐に帽子を忘れたことに気付き巻道を下って取りに行く。それでも往復に10分も掛からないくらいのロスで済んだ。

9:50 前社森小屋を出発。

木の階段と残雪混じりの登山道を登り続け、途中で振り返ると試し鎖のピークと成就が一望できる。
一旦下ると眼前が開け夜明峠と石鎚山が一望できる。

10:05 夜明峠に到着。

登り返して比較的簡単な一の鎖を過ぎ、巻道と合流、さらに先で土小屋コースと合流する。

10:33 二ノ鎖元小屋に到着。小休止。

すぐ上には先行の登山者が取り付く二ノ鎖が見えている。

10:38 二ノ鎖元小屋を出発。

右に曲がる登山道から外れて二ノ鎖へ進む。一の鎖に比べると遙かに大変で長い。途中一旦途切れてまた鎖が延びる二段になっている。

11:10 三ノ鎖に到着。

下からは頂上が見えず手強いことを伺わせる。鎖に付けられた丸い輪に足を掛けながら登るが、中間点ではオーバーハング気味に感じ、しかも足掛かりが見つけ難くかなりてこずる。

11:18 石鎚山・弥山山頂に到着。小休止。

あまり広くない山頂には神社と小屋があり、多くの人が休憩していた。展望は抜群だ。
石鎚山は最高峰の天狗岳・石鎚神社山頂社のある弥山・南尖峰(天狗岳の先)の総称で、石鎚山の頂上は天狗岳を指すようだ。

11:28 石鎚山・弥山山頂を出発。

右の岩場から鎖にぶら下がるように降り、岩場の続く登山道を歩き天狗岳を目差す。

11:45 天狗岳山頂に到着。小休止。

岩の重なりあった山頂は狭いが、360度の展望が得られる。

12:03 天狗岳山頂を出発。

往路を戻る。

12:20 石鎚山・弥山山頂に到着。昼食。

ますます人が増えている。休憩場所から外れた岩場に陣取り、勇壮なパノラマを楽しみながら昼食を取る。

13:15 石鎚山・弥山山頂を出発。

小屋の横から巻道を下るが、あっと言う間に三ノ鎖下に着く。この先ところどころに残雪が残り、場所によっては滑落の危険がある。

13:58 前社森小屋に到着。小休止。

14:03 前社森小屋を出発。

14:50 石鎚神社成就社に到着。

15:05 石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅に到着

15:20 石鎚登山ロープウェイ山頂成就駅発。

15:27 石鎚登山ロープウェイ山麓下谷駅着。

15:35 下谷駐車場に到着。


 感想

やはりハイライトは3ヶ所の鎖場だろう。できれば試し鎖も含めて4ヶ所の鎖を登りたい。キチンと三点支持を守れば誰でも登れるはず。
登山中は石鎚山が天狗岳・弥山・南尖峰の総称とは知らなかったため、南尖峰は行かなかったが、今度訪れるときはぜひ行きたい。石鎚山に登ったと言い切るには、やはり南尖峰も征服しないとね。。。
登りに比べて、降りは鎖場を迂回したこともありなんとも呆気なく降ってしまった気がする。