蒜山 702m
◎ 山行情報
山行日 2008年11月1日(土) 曇り時々晴れ
山頂所在地/山域 岡山県・鳥取県/中国 中国山地
アクセス/出発地 車/塩釜ロッジ駐車場 中蒜山登山口〜上蒜山登山口周回
行程詳細 塩釜ロッジ駐車場(6:40-7:12)→ 中蒜山登山口(7:12)→ 中蒜山9合目(8:38-8:45)→ フングリ乢(9:08)→
下蒜山山頂(10:08-10:18)→ フングリ乢(10:59)→ 中蒜山9合目(11:32)→ 中蒜山山頂(11:40-12:25)→
上蒜山分岐(13:15-13:20)→ 上蒜山山頂(13:29)→ 上蒜山分岐(13:34)→ 八合目(13:50-14:00)→
上蒜山登山口(14:52)→ 塩釜ロッジ駐車場(15:55)
所要時間 行動時間:7時間26分 休憩時間:1時間17分 合計:8時間43分
◎ 山行記録
6:40 塩釜ロッジ駐車場に到着。
ロッジの奥に広い駐車場があり、登山者は舗装駐車場の奥の草原に停める。
7:12 塩釜ロッジ駐車場を出発。
ロッジに駐車許可を貰ってロッジ前の登山口に入る。わずかながら青空が見え始め、昨夜の雨から天気は回復しそうだ。
鬱蒼とした雑木林をゆるやかに登ると10分ほどで林道となり、左に一合目となる分岐道が現れる。しばらくはゆるやかな下りが続き、小さな沢を何度か渡り返すと2合目となり、右の小さな尾根を横切り隣の沢を渡る。その後は雑木林の中の登りが続き、三合目辺りから傾斜がやや増す。
一直線に延びる登山道の中央は粘土質で昨夜の雨と相まって滑りやすくなっている。五合目には小さな祠があり登りがゆるみ、しばらくは平坦な道が続く。六合目からは再び傾斜が増し、七合目の先には短いが鎖の張られた岩場がある。
8:38 中蒜山9合目に到着。小休止。
中蒜山と下蒜山の分岐となっていて、南側の展望が良い。
8:45 中蒜山9合目を出発。
右に折れしばらく下ると眼下の展望が開け、下蒜山までの稜線上に一筋の登山道が延びている。
しばらくはぬかるみ気味で滑りやすい下りが続き、下り切ると笹原の中に標柱が立てられている。フングリ乢(たわ)でここからは笹原の中をゆるやかに登り返し、隠れピークを越えさらに笹原の中を進む。
919ピークのすぐ先で振り返ると中蒜山や上蒜山の遙か向こうに大山が横たわる。もう一つピークを踏み、直下の急登をひと登りする。
10:08 下蒜山山頂に到着。小休止。
山頂は笹に囲まれているが、展望は良く、中蒜山や上蒜山から大山まで一望できる。
10:18 下蒜山山頂を出発。
往路を戻ると、あらためて展望の良さを感じる。
中蒜山9合目からはひと登りで中蒜山避難小屋に着き、その先が山頂だ。
中蒜山山頂 |
11:40 中蒜山山頂に到着(写真)。昼食。
細長い山頂には下蒜山と違って多くの登山者が訪れ、休憩や昼食を取っている。ここからは大山は上蒜山に隠れていて見ることはできないが、展望は良い。
12:25 中蒜山山頂を出発。
小屋まで戻り左に曲がると長い下が待っている。進行方向には常に上蒜山が横たわり、裾野までの笹原の緑と山を覆う紅葉の対比がキレイだ。コルから1202の分岐までは3ヶ所の鎖の張られた急登を始めにキツイ登りが続く。
13:15 上蒜山分岐に到着。小休止。
最初はここが上蒜山山頂だと勘違いし、上蒜山登山口方面へ下るところだった。
13:20 上蒜山分岐を出発。
ここから上蒜山まではわずかな距離だが、歩く人が少ないためか笹に覆われヤブコギを強いられる。
13:29 上蒜山山頂に到着。
展望は悪く、狭い。標識もかなり古びて文字の判読も難しいが、ここには三角点がある。そのまま引き返す。
上蒜山分岐で上蒜山登山口へ下る。
13:50 八合目に到着。小休止。
隠れていた大山が大きく見えている。
14:00 八合目を出発。
八合目からさらに延びる尾根を辿るように下り、途中左に折れ急斜面を下る。眼下には牧草地や上蒜山スキー場のリフトが見えてくる。小刻みにジグザグに下り、二合目からは樹林帯に入り丸太止めの階段となる。
樹林帯を出ると牧草地となり前方に牧場が見える。右の駐車場への分岐を見送って道なりに進むと県道沿いの蒜山高原自転車道に出る。しばらくは退屈な自転車道歩きが続く。
道の駅蒜山高原を過ぎ、右カーブになるところで左に入り、最初のT字路を右に入る。突き当たって左に行けば塩釜ロッジは間もなくだ。
15:55 塩釜ロッジ駐車場に到着。
◎ 感想
普通上蒜山から中蒜山まではタクシーを使うらしいが、5Km1時間を歩いた。さすがに足に来たが、時間的にはちょうどいい。
稜線に出てしまうとキツイ急登はないが、前夜の雨で路面が滑りやすく時間を稼ぐ下りで思うように歩けなかった。
季節的にはちょうど良かった。とにかく何処を見ても紅葉真っ盛りで笹の緑とのコントラストが素晴らしい。
もう少し上蒜山の整備をすればもっと良い山域になるような気がするのだが。。。