荒島岳 1,379m
◎ 山行情報
山行日 2008年10月12日(日) 晴れ
山頂所在地/山域 福井県/北陸 両白山地
アクセス/出発地 車/中出コース登山口駐車場 荒島登山口から往復
行程詳細 中出コース登山口駐車場(6:50-7:15)→ 荒島登山口(7:40)→ 小荒島岳分岐(9:28)→ 小荒島岳山頂(9:31-9:50)→
シャクナゲ平(10:06-10:10)→ 荒島岳山頂(11:00-11:55)→ シャクナゲ平(12:32-12:35)→
小荒島岳分岐(12:51)→ 荒島岳登山口(13:57)→ 中出コース登山口駐車場(14:14)
所要時間 行動時間:5時間38分 休憩時間:1時間21分 合計:6時間59分
◎ 山行記録
6:50 中出コース登山口駐車場に到着。
林道から左に登山道が分岐している。駐車スペースとしては狭くせいぜい5〜6台がいいところだろう。
7:15 中出コース登山口駐車場を出発。
林道のような登山道は、途中舗装路もあり歩きやすい。小さなS字カーブを過ぎると、右に荒島登山口の指導標がある。
7:40 荒島登山口に到着。
Uターン気味に登山道に入ると、すぐに針葉樹の雑木林の中へと道が続く。あまり歩かれていない登山道なのだろうか、道は細く草木が迫っていて、昨夜の雨なのか朝露なのかズボンの裾が濡れる。
次第に傾斜が増すと、道は小さなジグザグを切るようになる。途中には雨降り谷展望台やおおこば展望台などの指導標があるが、いずれも展望台とは言い難い場所である。昔は展望台があったのだろうかと周囲を見回してもそれらしい痕跡もない。
さらに、向坂、ひえ畑、とやのおとしなどと続くが、いずれも納得のいく地名ではない。いったい何なのだろうか?そうこうしているうち針葉樹からに広葉樹がメインとなり、溝状に削られた登山道が続く。
小荒島岳分岐を左へひと登りで小荒島岳山頂に着く。
9:31 小荒島岳山頂に到着。小休止。
狭い山頂には標識もなく淋しいが、狭いのが幸いして360度の展望をその場でグルリと見渡せる。北から東にかけて白山や御嶽山が続き、東南には荒島岳が大きい。反対の南から西にかけては有名な山はないものの、真名川ダムと越前大野の水田と街並が美しい。
9:50 小荒島岳山頂を出発。
分岐まで下りさらにしばらくはゆるやかな下りが続くが、その後はゆるやかな登りが続き分岐に飛び出す。
10:06 シャクナゲ平に到着。小休止。
平と言うよりもピーク上の分岐で、勝原方面から次々に登山者が上がってくる。
10:10 シャクナゲ平を出発。
下り始めるとすぐに左に佐開コース分岐を見送る。やがて丸太止めの階段が現れるとしばらくは急登が続き、登り切ると紅葉しかけた尾根が続くのが見渡せる。その後も短い急登をはあるが、展望の良い尾根道を辿り山頂を目差す。
荒島岳山頂 |
11:00 荒島岳山頂に到着(写真)。昼食。
標識のある場所は一段高くなっていて、その周囲も含めた山頂は広く、大勢の登山者が思い思いに休んでいる。
ここも展望は大変に良く、角度のせいだろうか小荒島岳からは見られなかった槍ケ岳や穂高連峰さらに乗鞍、御嶽山と名だたる山々が見られる。
11:55 荒島岳山頂を出発。
往路を戻る。
12:32 シャクナゲ平に到着。小休止。
12:35 シャクナゲ平を出発。
13:57 荒島登山口に到着。
14:14 中出コース登山口駐車場に到着。
◎ 感想
最初計画していたJR勝原駅から下唯野駅へ移動して、中出コースから勝原コースへの周回は、朝起きられず電車の時間に間に合わず断念。
人気の山だけあって山頂は大賑わいだったが、中出コースはそれほど歩かれていないようで、静かな山行だった。賑やかなのはシャクナゲ平からで、下山の団体を待つことも1回ではなかった。それでも、小荒島岳も含め山頂からの大展望は最高である。天候に恵まれる今ごろが時期的に良いのかも知れない。