富山

富山 349.6m

 山行情報

山行日       2007年2月2日(金) 快晴

山頂所在地/山域  千葉県/関東 房総半島

アクセス/出発地  車/富山町無料駐車場から周回

行程詳細      富山町無料駐車場(7:55-8:15)→ 伏姫籠穴(8:28-8:38)→ 展望台(8:38-8:43)→ 富山遊歩道入口(9:00)→
          南峰・北峰コル分岐(9:20)→ 八犬士終焉の地(9:26-9:30)→ 富山北峰山頂(9:33-9:58)→
          富山南峰山頂(10:05-10:15)→ 福満寺(11:00)→ 富山町無料駐車場(11:07)

所要時間      行動時間:1時間58分 休憩時間:54分 合計:2時間52分


 山行記録

7:55 富山町無料駐車場に到着。

最初はネットで探した福満寺の駐車場に止めるつもりだったが、見つからず戻ってきたところにこの駐車場を見つけた。ここの方が広くて、簡易トイレもあり、何と言っても県道沿いでわかりやすい。

8:15 富山町無料駐車場を出発。

駐車場前の道路を入り富山中学校の前を右に折れる。中学校前には「富山遊歩道入口、伏姫籠穴」の案内板がある。
道端に咲く梅や水仙の花を楽しみながらゆるやかに上って行く。

8:28 伏姫籠穴に到着。見物。

立派な門構えである。隣にはトイレもある。南総里見八犬伝に縁があり、「ふせひめこもりあな」と読むらしい。
門をくぐり階段を上がると、休憩所(あずまや)に続いてこれまた立派な踊場(?)があり右上に洞穴が見える。鉄柵で行き止まりになっているため穴の近くには行けない。
左には尾根ルートが伸びているが、地形図に記されている道のようだ。ただ、富山北峰に立っても、ルートらしいものは見つけられなかった。

8:38 展望台に到着。小休止。

ここで朝食。オニギリ1個。

8:43 展望台を出発。

しばらくは退屈な林道歩きとなり、やがて行き止まりとなる。

9:00 富山登山道入口に到着。

左に富山遊歩道が延び、山頂まで30分とある。入口から整備された道と階段が続く。

9:20 南峰・北峰コル分岐に到着。

左に折れすぐにボタンスギの巨木がある。しめ縄が掛けられているところを見ると、地元ではご神木のように扱われているのかも知れない。
すぐ先で広場に出る。

9:26 八犬士終焉の地に到着。小休止。

あずまやとトイレがあり、右から林道が合流している。車でここまで来られるのだろうか。八犬士終焉の地の標柱が立つ。

9:30 八犬士終焉の地を出発。

さらに階段を上って行くと、右に金比羅宮があり広い山頂に飛び出す。

富山北峰山頂

富山南峰山頂

9:33 富山北峰山頂に到着(写真上)。小休止。

広い山頂でまず目立つのが2階建ての展望台、そして皇太子と雅子妃の記念碑だ。ところが、山頂を示す標識がない。くまなく探して見たが見つからなかった。
展望は良い。南の手前には富山南峰、その奥には館山湾と州崎方面、西には岩井の街並み、さらに三浦半島が遠くに霞み、手前には鋸山から明日登る予定の嵯峨山が連なる。

9:58 富山北峰山頂を出発。

尾根上の分岐まで戻り、直進する。尾根下をゆるやかに上り、上り切ると右に石段が見える。石段を上ると広い場所に古びた観音堂があり、左横を上ると南峰だ。

10:05 富山南峰山頂に到着(写真下)。小休止。

狭い山頂にあずまやと電波塔があるが、展望はほとんどない。ここの山頂を示すものはあずま屋の壁に貼られた富山展望図の横にあった。

10:15 富山南峰山頂を出発。

強引に電波塔の背後から観音堂の反対側に降りてみた。石段を下り右へ福満寺を目指す。しばらくは割とキツイ階段の下りが続き、ゆるやかに上り返してピーク234を回り込み下りが続く。途中で水仙の群生があり10分ほど写真を撮る。
さらに下りが続くが、途中で合目を示す石柱に気付く。分岐を左に折れ間もなく福満寺の横に出る。仁王門の前から県道に出て左に曲がる。

11:07 富山町無料駐車場に到着。


 感想

登りの林道から尾根の分岐までと南峰からの下りの階段はハイキング気分ではちょっとばかりキツイかも知れないが、全体的にほぼハイキング向けだ。
割と有名な低山だったが、ここでは登山者には会わなかったのは意外だった。
意外と言えば伏姫籠穴までと下山時の水仙かな。。。期待していなかっただけに、あれだけ咲いていてくれたのはうれしかった。