高根山

高根山 871m

 山行情報

山行日       2007年1月27日(土) 晴れ

山頂所在地/山域  静岡県/東海

アクセス/出発地  車/蔵田観光駐車場から周回

行程詳細      蔵田観光駐車場(11:20-11:30)→ 宇嶺の滝(11:49-11:59)→ 芋穴所のマルガシ(12:48-13:00)→
          高根山山頂(13:25-14:00)→ 高根神社のスギ(14:20-14:28)→ 鼻崎の大スギ(14:51-14:58)→
          蔵田観光駐車場(15:00)

所要時間      行動時間:2時間18分 休憩時間:1時間12分 合計:3時間30分


 山行記録

11:20 蔵田観光駐車場に到着。

蔵田の県道32号線沿いに広い駐車場がある。

11:30 蔵田観光駐車場を出発。

すぐ先の三差路を右に折れ宇嶺の滝を目差し、しばらくは退屈な車道歩きとなる。10分ほどで宇嶺の滝入口を右に下り、滝の見える分岐を直進しあずまやを経て滝の下に着く。

11:49 宇嶺の滝に到着。撮影。

落差70mの滝は思った以上に良いです。ただ、下からでは全体は見ることができるものの、滝壺が岩に隠れて見えない。周囲の枝がやや邪魔になってしまうが、先ほどの分岐から見る方がお薦めだ。

11:59 宇嶺の滝を出発。

車道に戻ってさらに10分ほど歩くと広い路肩に駐車場とトイレがある。宇嶺橋を渡って少し先の左に登山道が分岐する。道はわかり難いものの指導標があるので、見逃すことはなさそうだ。
瀬戸川の支流に架かった丸太橋を渡り、鬱蒼としたヒノキ林の中に続く高根山ハイキングコースを進む。何度か沢を渡り、再び鬱蒼とした樹林の中をジグザグに登り林道に飛び出す。左に曲がって少し行くと、右にマルガシへの分岐がある。丸太止めの階段を上ると、切り開かれた場所にマルガシの巨木がそびえる。

芋穴所のマルガシ

高根山山頂

12:48 芋穴所のマルガシに到着(写真上)。撮影。

正式には「県指定天然記念物 芋穴所のマルガシ」となっている。マルガシはこの地方の呼び方でアカガシのことだそうだ。

13:00 芋穴所のマルガシを出発。

そのまま笹混じりの樹林の尾根道を直登気味に登って行く。この道は地形図には記載されていないが、マルガシと高根山の左のピークとを結ぶ尾根上を歩いているようだ。目印のテープもあり、踏み跡も割とハッキリしているので迷うことはない。
ピークに飛び出すと東海自然歩道と合わさり、左へと進む。

13:25 高根山山頂に到着(写真下)。昼食。

山頂は広くNTTの無線中継所の傍にはテーブルとベンチがある。山頂の標識のある辺りの南面が切り開かれ展望が良いが、何処の山なのかその場ではわからなかった。後で地図で確認すると写真の左手前が高尾山、中央やや右が菩提山のようだ。
反対の北面は樹木がまばらながら残っているためやや邪魔になるが、まずまずの展望だ。南アルプスの南端から富士山が見事だ。

14:00 高根山山頂を出発。

NTTの無線中継所の横を進み、樹林の中の整備された丸太止めの階段から高根山白山神社の御手洗のある林道に降り立つ。右に進むとすぐに高根山白山神社本殿があり、少し戻って林道の上には高根神社のスギがある。

14:20 高根神社のスギに到着。撮影。

ご神木らしくなかなか立派だ。

14:28 高根神社のスギを出発。

しばらくは退屈な林道歩きが続く。正面に広い茶畑が見えてきたら県道との交差点に杉の巨木が見えてくる。

14:51 鼻崎の大スギに到着。

高さは神社のスギより劣るものの、均整のとれた姿が美しい。

14:58 鼻崎の大スギを出発。

左に曲がりすぐに駐車場前の三差路に出る。

15:00 蔵田観光駐車場に到着。


 感想

行程の半分以上が舗装路だったり、滝や3本の巨木などいつもとは趣の異なった山行になった。