西沢渓谷

西沢渓谷

 山行情報

山行日       2007年11月24日(土) 快晴

山頂所在地/山域  山梨県/奥秩父山塊

アクセス/出発地  車/西沢渓谷駐車場から周回

行程詳細      西沢渓谷駐車場(9:15-9:30)→ なれいの滝(9:42-9:47)→ ねとりインフォメーション(9:52)→ 二俣吊り橋(10:05)→
          三重の滝(10:18-10:23)→ 七ツ釜五段の滝(11:14-11:22)→ 滝の上段展望台(11:40-11:45)→ 大展望台(12:05)→
          展望台(12:35-13:10)→ ねとりインフォメーション(13:17)→ 西沢渓谷駐車場(13:25)

所要時間      行動時間:2時間57分 休憩時間:58分 合計:3時間55分


 山行記録

9:15 西沢渓谷駐車場に到着。

紅葉も時期外れなのに、大きな駐車場はすでに半分くらい埋まっている。駐車場から陸橋の向こうに鶏冠山の山頂が見えている。

9:30 西沢渓谷駐車場を出発。

駐車場を出て東沢山荘の前を左に進み陸橋をくぐるとゲートがある。10分ほど舗装路を歩くとナレイ沢に架かる橋に着く。

9:42 なれいの滝に到着。撮影。

沢の中には岩肌を伝って落ちるなれいの滝が見えるが、ちょっと木々がうるさい。

9:47 なれいの滝を出発。

左へカーブするとあずまやが見え、ねとりインフォメーションに着く。詳しい案内板と分かりやすい鳥瞰図、トイレがあり、左にはトロッコ道に続くネトリ橋がある。ここから道は未舗装路となり、すぐ先で甲武信ヶ岳登山道入口(戸渡尾根コース)を右に見送る。
ヌク沢を過ぎると間もなく西沢山荘に着く。トイレと甲武信ヶ岳のもう一つの登山道入口(徳ちゃん新道)がある。すぐ先の田部重治文学碑のある分岐を左に入り、渓流を左下に見ながらゆるやかに下って行く。鶏冠山が大きく見える二俣吊り橋を渡り、整備された階段状の道を登る。
ゆるやかな下りから木の階段に差し掛かるところで、渓谷の中の大久保の滝が見えるが、遠過ぎて今一つ迫力が伝わらない。
木の階段を登り切り、石段を下ると左に板張りの滝見台がある。

三重の滝

10:18 三重の滝に到着(写真)。撮影。

10:23 三重の滝を出発。

フグ岩、ウナギの寝床、人面洞などを見て竜神の滝に至る。さらに岩場を登ると恋糸の滝、貞泉の滝、母胎淵、カエル岩、方杖橋を渡る。日影のため路面が部分的に凍結していて滑りやすいジグザグの登りとなる。

11:14 七ツ釜五段の滝に到着。撮影。

七ツ釜五段の滝に着くが、残念ながら全体を見渡すことができない。

11:22 七ツ釜五段の滝を出発。

さらに登って行くと、不動の滝やシャクナゲの群生地を経てトロッコ道に飛び出す。

11:40 滝の上展望台に到着。小休止。

板場とトイレがあり、正面に無名のピーク、右に鶏冠山や木賊山などを望むことができる。

11:45 滝の上展望台を出発。

ところどころトロッコの軌道が残された道を辿り、方丈(さわぐるみ)橋を渡って、七ツ釜五段の滝を眼下に一望できる場所で撮影する。
シャクナゲ橋を渡った先のシャクナゲ群生地を過ぎると、間もなく大展望台に至る。

12:05 大展望台に到着。

鶏冠山、木賊山、破風山、雁坂峠などを一望できる。
大久保沢、シャクナゲの群生地、西沢渓谷山の神を経て、案内板のある展望台に至る。

12:35 展望台に到着。昼食。

案内板の裏が陽当たりが良く、そこで昼食にした。

13:10 展望台を出発。

林道に出て左へ進み、すぐに左の近道に入る。ジグザグに急下降し、元の林道に出て左に進むと間もなくねとり橋に出る。

13:17 ねとりインフォメーションに到着。

13:25 西沢渓谷駐車場に到着。


 感想

てっきり紅葉の見頃と思っていたのだが、すでに遅く見頃は10月下旬から11月上旬だと言う。ならば観光客も少ないかと思えばそうでもない。
冬枯れの木立を歩く場所もあり、数々の滝とともに堪能することができるが、日影では路面が凍結しているため十分な周囲が必要だ。短いながら急登や岩場もあるのでそれなりの準備は必要で、帰路は見どころがあまりないので退屈になるかも知れない。
真夏に渓流の涼を求めて歩いて見るのもいいかも知れない。