見月山

見月山 1,046.7m

 山行情報

山行日       2007年2月24日(土) 曇り

山頂所在地/山域  静岡県/東海

アクセス/出発地  車/柿島公民館駐車場から周回

行程詳細      柿島公民館駐車場(9:15-9:20)→ 519ピーク(10:08-10:13)→ 作業小屋(11:20)→ 見月山山頂(11:38-12:28)→
          送電線鉄塔(13:03)→ 三星峠(13:30-13:35)→ 八森山分岐(13:52)→ 栗駒・長妻田分岐(14:08)→
          柿島公民館駐車場(14:15)

所要時間      行動時間:3時間55分 休憩時間:1時間 合計:4時間55分


 山行記録

9:15 柿島公民館駐車場を出発。

方向を間違えて2時間ほどロスし、駐車場に戻ってから出直す。磁石の方向を519ピークに合わせる。

9:25 柿島公民館駐車場を出発。

公民館の前の分岐を右に進み左カーブの先の民家の横を入ると、見月山の標識が逆さに付けられている。茶畑の中を右に作業道が続き、鬱蒼とした桧林に入る。
作業小屋の先を道は沢沿いに真っすぐ延びているが、石積みが途切れる辺りで左の踏み跡を辿る。最初はここを真っすぐに進み、細々と続く作業道を1時間以上辿ってしまった。
ワサビ田の右横を登ると樹林帯の入口に見月山の標識と、その先に赤テープが見える。しばらくはヒノキ林の中をジグザグに急登するが、ところどころで踏み跡の薄い場所があるものの、赤テープなどの目印があり迷うことはない。

10:08 519ピークに到着。小休止。

ここは見月山から柿島方面に延びる尾根が緩んだ辺りの付け根になる。道は519ピークを通って柿島方面にも延びている。

10:13 519ピークを出発。

広い尾根をジグザグの急登が続き、作業道の分岐や踏み跡の薄いところもあるが、テープや指導標をに沿って登る。道が右へのトラバース気味になり、途中で左の斜面に入る。(「見月山」の指導標あり)
しばらくは踏み跡の薄い尾根通しの直登が続き、次第にヤブ気味となり踏み跡は全く見えなくなる。樹林帯を抜け石積みの右横を上って行くと、しばらくは背の低い雑木林をかき分けて登ることになる。伐採木の右横を抜けると傾斜が緩み、前方に見えてきた青いトタンの作業小屋の左横から樹林帯を横切って笹の茂った稜線に飛び出す。左に進みゆるやかに登ると、小さな小屋が見えその先が山頂だ。

見月山山頂

11:38 見月山山頂に到着(写真)。昼食。

標識のある山頂はそれほど広くはないが、小屋辺りまでなだらかなため休憩場所としては広い。だが樹林帯に囲まれ展望はまったくなく、薄暗ささえ感じる。

12:28 見月山山頂を出発。

北に向かって少し下ると右に平野への分岐を見送る。笹に覆われた道をテープを辿って尾根通しに下り、鹿除けネットを過ぎて登りに転ずる。
991ピークからゆるやかに下ると前方に送電線の鉄塔が見えてくる。鉄塔手前に中平への指導標があり鉄塔下を直進すると右に中平への分岐を見送り、2つ目の鉄塔を横切る。
鬱蒼とした樹林に入り指導標に従って左の斜面を下るが、やがて踏み跡も目印のテープもなくなり、磁石を頼りに直線的に下る。左手にガレを見て回り込むように進むと、ハッキリとした踏み跡にでて左へ下る。

13:30 三星峠に到着。小休止。

右は中平方面、左は栗駒方面だが通行止めになっている。

13:35 三星峠を出発。

細い尾根道を左に切り立った崖を見ながらヤブコギ気味に登る。八森山分岐を左へ進むが最初はハッキリしていた踏み跡も、尾根が広くなるにつれて全くなくなり磁石を頼りに下ることになる。
栗駒・長妻田分岐で栗駒方面に下る予定だったが、問題なさそうなので長妻田へと向かう。すぐに鉄塔をくぐり南へと下る。
鬱蒼とした樹林帯の中、作業道にもなっているしっかりした道をゆるやかに下って行く。分岐を左に進むと、次第に雑木林となり里山の雰囲気となる。前方に民家の屋根が見えると左に分岐し、茶畑の上に跳び出す。左へ進み、右下の寺の先で右へと下る。寺の鐘楼と門の間に下り立ち、山道を下って車道に出る。左に曲がり車道を歩く。

14:15 柿島公民館駐車場に到着。


 感想

最初の道間違いをし、スタートからやり直した。それはご愛嬌としても、半分以上が磁石頼りの、しかも濃くはないもののヤブコギもありと、何ともタフな山行だった。終えて振り返って見ると、展望も全くなかった。あるにはあったが、立ち止まって眺めるほどではないのだ。当然ながら途中では誰にも出合わなかった。