子持山

子持山 1,296.2m

 山行情報

山行日       2007年10月6日(土) 晴れのち曇り

山頂所在地/山域  群馬県/関東

アクセス/出発地  車/7号橋駐車場から周回

行程詳細      7号橋駐車場(7:00-7:25)→ 屏風岩(7:50-8:05)→ 獅子岩(9:08-9:20)→ 柳木ヶ峯(9:57)→
          子持山山頂(10:15-11:45)→ 柳木ヶ峯(11:58)→ 大タルミ(12:18)→ 7号橋駐車場(13:05)

所要時間      行動時間:3時間43分 休憩時間:1時間57分 合計:5時間40分


 山行記録

7:00 7号橋駐車場に到着。

思いもよらず一番乗りだった。十数台は停められるだろうか、右に登山口と簡易トイレがある。
正面には屏風岩が突き出している。

7:25 7号橋駐車場を出発。

子持神社奥の院への階段の先に大きな看板と登山届けのポストのある登山口を右に入る。
木道を進むとすぐに見上げるような屏風岩の真下に出て、登山道を右に辿る。薄暗い沢の中をしばらく登り、屏風岩への分岐を左に折れ踏み跡の薄い斜面を登る。屏風岩には基部から鎖とハシゴを登る。

7:50 屏風岩に到着。小休止。

頂上には子持山大明神の石碑があり、北には獅子岩が見える。細長いが、ほとんどが岩場の山頂は平坦部分が少なく足元に十分の注意が必要だ。

8:05 屏風岩を出発。

分岐まで戻り、沢の中の樹林帯をゆるやかに登って行く。そこかしこに地元の小学生が付けたと思われる木々の名称や鳥の名前の札が目に付く。
苔生した岩がゴロゴロした道から小さくジグザグの道になると、沢を詰め上げるように傾斜がきつくなってくる。
右に6号橋への分岐を見送ると、間もなく尾根上に飛び出し、再度6号橋への分岐を右に見送る。
展望の良い小さな岩場を過ぎ、獅子岩を通らない巻道を右に見送り獅子岩を目指す。岩の露出した急斜面を木や岩を手掛かりに登って行き、再度の子持山への分岐を左に取ると獅子岩の基部に飛び出す。正面のハシゴと鎖を登ると獅子岩の頂上だ。

9:08 獅子岩に到着。小休止。

屏風岩よりも広く、展望も良く、赤城山塊・榛名山塊を見ることができる。回りに何もないせいか、強い風が吹き抜けしばらく居ると寒くなる。

獅子岩
子持山山頂

9:20 獅子岩を出発。

分岐を直進し断崖を下降すると、巻道と合流し左の斜面を短く急登する。
尾根に乗りゆるやかに登って行くと、背後に獅子岩(写真上)がまさに獅子頭に見える。さらに登って行くと獅子岩から正面に見えていたピークに達し、さらに隠れピークを過ぎてゆるやかに登って行くと柳木ヶ峯に達する。

9:57 柳木ヶ峯に到着。

ほとんど平坦な登りから、岩混じりの斜面を急登すると子持山山頂に出る。

10:15 子持山山頂に到着(写真下)。昼食。

あまり広くない山頂には大きな岩があり、十二山神と刻まれた石碑が置かれている。
東は大きく開けていて赤城山塊が望めるが、ほかは樹間から展望することになる。それでも西南には榛名山塊、北西には仙ノ倉山・谷川岳、北東には武尊山・日光白根山・皇海山などが見られる。よく見ると赤城山塊から裾野に広がる樹林帯が円を描くようになっているのは何故だろうか?

11:45 子持山山頂を出発。

往路を下る。

11:58 柳木ヶ峯に到着。

分岐を右へ、木や岩に掴まりながら急下降する。

12:18 大タルミに到着。

左へUターン気味に下り、8号橋方面に向かう。桧林の中斜面をトラバース気味に下って行き、次第に沢の渓流に沿って下るようになる。
その後何度か渓流を渡りながら下って行くと、舗装された林道に飛び出す。すぐに8号橋を渡り、朝見かけたあずまやを過ぎると屏風岩の入口に辿り着く。

13:05 7号橋駐車場に到着。


 感想

往路は屏風岩や獅子岩など見どころがあるが、復路はこれと言ってない。しかし、子持山山頂からの山々は必見だ。低山ながらこれほど多くの有名な山々が見られるのは、あまりないように思う。
時間的に浅間山経由で下山した方が面白そうだ。その場合は5号橋駐車場がいいだろう。