富士山御中道
◎ 山行情報
山行日 2007年10月17日(水) 晴れのち曇り
山頂所在地/山域 山梨県/富士山
アクセス/出発地 車/奥庭公園駐車場から往復
行程詳細 奥庭公園駐車場(10:20-10:40)→ 御庭山荘(11:00-11:10)→ 御中道入口(11:19)→ 滑沢(11:43)→
一番沢(11:53)→ 前沢(12:05)→ 大沢休泊所(12:13-13:05)→ 大沢崩れ見晴台(13:17)→
大沢休泊所(13:38-13:43)→ 御庭山荘(14:43)→ 奥庭公園駐車場(15:00)→ 奥庭展望台(15:13-15:18)→
奥庭公園駐車場(15:28)
所要時間 行動時間:3時間36分 休憩時間:1時間12分 合計:4時間48分
◎ 山行記録
10:20 奥庭公園駐車場に到着。
本栖湖や竜ケ岳・雨ヶ岳・毛無山方面は雲も見られるが、概ね晴れ渡っている。富士山頂を仰ぎ見ると背後は雲に覆われ、特にこれから向かう大沢崩れ方面は山麓まで薄い雲が掛かっている。
10:40 奥庭公園駐車場を出発。
トイレの前でスバルラインを横切り工事のゲートを入る。大きな案内板(残念ながら御中道方面の案内はない)の前を通り溶岩帯を進むと、右手に指導標がありシラビソなどの針葉樹林の中を石畳が続く。
ゆるやかに登り樹林を抜けると視界が広がり、眼下には奥庭、その向こうには本栖湖や竜ケ岳・雨ヶ岳・毛無山方面を一望できる。反対側には色付いた潅木越しに、大きく裾野を広げた富士山が姿を見せる。
11:00 御庭山荘に到着。撮影。
山荘は無人で荒廃しているが、休憩には利用できる。背後の小さな尾根に登ると、富士山の全体を見渡すことができる。
11:10 御庭山荘を出発。
御庭荘の右横を曲がると矮小化したカラマツに付けられた小さな指導標があり、さらに進むと大沢崩入口の指導標がある。踏み跡がハッキリしないため行き過ぎてしまいそうだが、左に入ると溶岩帯に登山道が続く。
行き過ぎてもそのまま広い道を下れば、車止めがありすぐに御中道口と刻まれた石碑がある。今回はここまで下り左に入った。
11:19 御中道入口に到着。
最初は薄い踏み跡もすぐに明確になり、シラビソ林の中の登山道がしばらく続く。道はほとんど平坦ながら、高度が2300m以上あるため、ちょっとの登りで息苦しくなる。樹林帯を抜けると火山礫帯に出るが、ガスッていて眺望がきかない。
滑沢 |
11:43 滑沢に到着(写真)。
広い沢の真ん中に石碑がある。
11:53 一番沢に到着。
気がつかなかったが、この前に仏石流しがあった。ゆるやかな下りが続く。
12:05 前沢に到着。
12:13 大沢休泊所に到着。昼食。
休泊所の下から延びる道を辿って大沢崩を見てから昼食を取る。さすがにジッとしていると寒さが身にしみてくる。
13:05 大沢休泊所を出発。
横を通り裏手を登ったところに御中道雨量観測所があり、道は左右から斜面に延びている。右側から登って行くとかなりの急登ですぐに息が上がってくる。
13:17 大沢崩れ見晴台に到着。
やはりガスッていて、今一つ大沢崩の迫力が伝わってこない。少し上の巨岩のところまで登ってみるが、今日のハイキングシューズでは少し心許ない。何枚か写真を撮ってから引き返す。
13:38 大沢休泊所に到着。小休止。
13:43 大沢休泊所を出発。
行きではゆるい下りで楽に歩けたが、帰りはこれがゆるいながら登りになり結構堪える。途中40人ほどの団体とすれ違い、その間休憩を取る。
14:11 仏石流しに到着。
位置的には滑沢と一番沢の間になる。行きでは気付かなかったが、立派な石碑が2つもある。
14:43 御庭山荘に到着
15:00 奥庭公園駐車場に到着。
そのまま奥庭への下りに入る。奥庭荘の前を左に折れると天狗岩があり、周遊路の分岐を直進し展望台へ向かう。
15:13 庭展望台に到着。小休止。
残念ながらすっかり曇ってしまい、展望は全くない。
15:18 奥庭展望台を出発
15:28 奥庭公園駐車場に到着。
◎ 感想
出発時はまずまずの天気だったが、次第に雲が張だし展望は全く望めなくなった。高所に慣れたり、軽いトレーニングにはちょうどよい行程か。。。
それにしても大沢崩を間近に見られなかったのは心残りだ。