高ドッキョウ

高ドッキョウ 1,133.2m

 山行情報

山行日       2006年1月31日(火) 曇りのち雨

山頂所在地/山域  静岡県/東海 身延山地

アクセス/出発地  車/県道195号線終点から往復

行程詳細      県道195号線終点(6:30-7:00)→ ヒュッテ樽分岐(7:27)→ 樽峠(7:56-8:03)→ 清水方面展望所(8:49)→
          高ドッキョウ山頂(9:30-9:47)→ 樽峠(11:07-11:12)→ ヒュッテ樽分岐(11:24)→ 県道195号線終点(11:50)

所要時間      行動時間:4時間21分 休憩時間:29分 合計:4時間50分


 山行記録

6:30 県道195号線終点に到着。

正式な駐車場はないが、道標の先でどん詰まりになっている県道195号線脇に2〜3台、右に入った空き地に3〜4台の駐車スペースがある。
空が明るくなってくると薄曇りながらところどころに青空がのぞく。

7:00 県道195号線終点を出発。

駐車スペースから県道を数メートル戻り、道標に従い右に入る。茶畑の横を通るとすぐに杉林の中の渓流沿いの道が続く。
気温が高く、崩壊したワサビ田のあたりでジャケットを脱ぐ。
渓流を渡り反対側の斜面に取り付くと、やがて渓流の流れる沢を離れ左に分岐した涸れた沢沿いを進む。右下の沢に崩壊したワサビ田を見ながら上り続けると、涸れた沢を横切る。第二水飲み場の道標からは沢を離れて右へ大きくカーブを取り斜面を登って行く。登り切るとヒュッテ樽への分岐に出る。ヒュッテは左上の雑木林の中に見える。
一端沢に降りるとパイプで引かれた水場があり、その先から大きくジグザグに斜面を登って行く。

7:56 樽峠に到着。小休止。

直進すると山梨県南部町方面へ、右は平治ノ段方面に至る。
空はすっかり雨雲に覆い尽くされているが、それでもまだ陽射しの明るさが残っているため、本格的な雨はまだ先と判断する。

8:03 樽峠を出発。

左へ折れ緩やかな尾根道を進み、一登りでピークに立つ。眼前に次のピークを見ながら下り、コルからは急登となる。3つ目のピークを過ぎ右への分岐を見送ると、徐々に登りがきつくなってくる。眼前には高ドッキョウが立ちはだかる。この頃から細かい雨が降ったり止んだりを繰り返すが、まだレインウエアを着るほどではない。
ロープ場、岩場を過ぎ978ピークからしばらくは緩やかな登りとなる。途中清水方面展望所があり(左へ数m入る)、しばらくは緩やかなアップダウンが続く。残雪のある山頂直下の急登を登ると、左に分岐のある平坦路となりすぐ先が山頂となる。

高ドッキョウ山頂

9:30 高ドッキョウ山頂に到着(写真)。小休止。

山頂には丸太で作られたテーブルとベンチがあるが、展望はほとんどない。次第に雨足が強くなり、上だけレインウエアを着る。

9:47 高ドッキョウ山頂を出発。

11:07 樽峠に到着。小休止。

すっかり雨は本降りとなり、正式に平治ノ段への往復を断念する。

11:12 樽峠を出発。

11:50 県道195号線終点に到着。


 感想

出発時は青空ものぞきひょっとして天気予報は外れるかと期待したが、残念ながら雨に降られ後半の平治ノ段への往復は断念した。
樽峠から高ドッキョウまでの稜線は、冬枯れの雑木林のノンビリ歩きとなぜか勝手に思い込んでいたが、なかなか手ごわいアップダウンでした。これは地形図を見れば一目瞭然なのである。ざっと見ただけで8つほどのピークがあるのだ。
ところで、これほど本格的に雨の降る山行は今回が初めてなのである。