熊野古道伊勢路 那智大社

熊野古道伊勢路 那智大社 632m(那智山)

 山行情報

山行日       2006年2月10日(金) 快晴

山頂所在地/山域  三重県/熊野古道伊勢路

アクセス/出発地  車/紀勢本線那智駅交流センター丹敷の湯駐車場〜滝前バス停

行程詳細      紀勢本線那智駅交流センター丹敷の湯駐車場(12:50-13:00)→ 尼将軍供養塔(13:44-13:49)→ 大門坂(14:22)→
          参道入口(14:43-14:45)→ 那智大社(15:00-15:10)→ 那智の滝(15:15-15:25)→ 那智の滝前BS(15:30-15:41)→
          (熊野交通バス)→ 那智駅BS(15:57)→ 紀勢本線那智駅交流センター丹敷の湯駐車場(15:58)

所要時間      行動時間:2時間4分 休憩時間:38分 バス移動時間:16分 合計:2間58分


 山行記録

12:55 紀勢本線那智駅交流センター丹敷の湯駐車場に到着。

13:00 紀勢本線那智駅交流センター丹敷の湯駐車場を出発。

国道42号線を渡り、那智山に向かう県道46号線に入ると、すぐに右に振分石がある。伊勢路、中辺路、大辺路が落ち合う場所とされていたようだ。その奥には浜の宮王子跡がある。
県道に戻り、10分ほど歩くと井関集落を通る旧道に入る。再び県道に戻り10分ほど歩くと「曼荼羅のみち」の石碑のあるところで右に入る。
道標に従ってすぐに左に曲がり、すぐ先の橋を渡って右に曲がり、川沿いに進む。道標に従って杉林に入り、竹林を雑え緩やかに登って行く。

13:44 尼将軍供養塔に到着。小休止。

尼将軍とは北条政子とのこと。

13:49 尼将軍供養塔を出発。

少し下ると霊園に至り、突き当たりを右に進むと市野々集落を通る旧道に入る。市野々王子神社、三本の杉がそびえるお杉社を過ぎ、さらに二ノ瀬橋を渡ると間もなく県道と合流する。県道を渡ってすぐ先が大門坂の入口である。

14:22 大門坂に到着。

赤い振ヶ瀬橋を渡り、樹齢800年の夫婦杉の間を抜け、最後の王子である多富気王子跡を右に見て次第にきつくなる石畳を上り詰める。駐車場からゲートを抜けると左に石段の参道に至る。

14:43 参道入口に到着。小休止。

14:45 参道入口を出発。

しばらく土産物屋の続く石段を上り詰めると、那智山熊野権現の鳥居をくぐるといよいよ那智大社である。

15:00 熊野那智大社に到着。見学。

三重塔と那智の滝

鮮やかな朱色の大社、樟の大樹、三重塔と落差133mを誇る那智の滝(写真)と見て歩き、那智の滝を目前に見る飛瀧神社へと向かう。

15:10 熊野那智大社を出発。

15:15 飛瀧神社に到着。見学。

那智滝はここからでも十分堪能できるが、滝壺まで見られるとの謳い文句につられて、300円を払って滝壺付近まで行く。滝壺とは言っても岩がゴロゴロしていて、水しぶきの飛び散るいわゆる滝壺ではない。300円の価値は???である。

15:25 飛瀧神社を出発。

15:30 那智の滝前BSに到着。

15:41 那智の滝前BSを出発。

熊野交通バス。勝浦方面行き。

15:57 那智駅BSに到着。

15:58 紀勢本線那智駅交流センター丹敷の湯駐車場に到着。


 感想

行程のほとんどは舗装路ではあるが、「曼荼羅のみち」から尼将軍供養塔までは静かなハイキング気分が味わえ、大門坂では苔生した石畳や杉の巨木が雰囲気を盛り上げてくれる。前半を歩く人は見かけなかったが、途中まで車で上がり大門坂を楽しむ人はいるようだ。
境内から見える三重塔越しの那智の滝はポスター等でよく見るアングルではあるが、なるほど絵になる。