真富士山、第二真富士山

真富士山 1,343m 第二真富士山 1,401.4m

 山行情報

山行日       2006年1月24日(火) 快晴

山頂所在地/山域  静岡県/東海 身延山地

アクセス/出発地  車/真富士の里駐車場 俵沢バス停〜真富士の里

行程詳細      真富士の里駐車場(7:07-7:33)→ 真富士の里BS(7:34)→ (静鉄バス)→ 俵沢BS(7:46)→
          真富士山登山口(8:59-9:04)→ 引落峠(9:34-9:50)→ 大滝(10:29-10:35)→ 真富士神社(12:15-12:22)→
          真富士山山頂(12:30-13:45)→ 真富士峠(13:54)→ 第二真富士山山頂(14:20-14:35)→ 真富士峠(14:55)→
          ヲイ平(15:12-15:14)→ 第三登山口(15:48)→ 第二登山口(16:25)→ 第一登山口(16:36)→
          真富士の里駐車場(17:10)

所要時間      行動時間:8時間31分 休憩時間:1時間6分 合計:9時間37分


 山行記録

7:07 真富士の里駐車場に到着。

バス停の場所(駐車場の真ん前だった)と時間を確認し、支度をする。

7:33 真富士の里駐車場を出発。

7:34真富士の里BS出発。

静鉄バス。新静岡行。300円。

7:46 俵沢BS到着。

すぐそばの俵沢簡易郵便局で靴のヒモを締め直す。

7:55 俵沢BSを出発。

川沿いに進み賎機北小を左に見送り、分岐を右に進む。すぐに先ほどの分岐の道と合わさり、民家を抜け20分ほど茶畑の中の急坂が続く。
しばらく車道を歩き、沢沿いのワサビ田を下に見て橋を渡る。俵峰農道を右に見送り、さらにその先で竜爪山への分岐を右に見送る。石碑のある十字路を直進し、水月院キャンプ場跡の先で右に進むと真富士山登山口の道標が見えてくる。

8:59 真富士山登山口に到着。小休止。

キャンプ場の名残か、壊れかけた簡易トイレがある。

9:04 真富士山登山口を出発。

左の舗装路を進むが、すぐに左手に道標があり茶畑を突っ切る。杉林の中の急登がしばらく続き、やがて斜面をトラバースする。

9:34 引落峠に到着。小休止。

丸太をベンチに見立てて置いてある。

9:50 引落峠を出発。

右に進むが、いたるところに「危険個所あり滑落注意」の看板があり、ロープの張られたところもある。
その後急登を経て、再びトラバースに入り涸れた沢を渡る。
すぐ先に見事な氷瀑が現れ、しばし足を止め写真に収める。左に回り込んで氷瀑の上の休憩場に出る。

10:29 大滝に到着。小休止。

ここに来て先ほどの氷瀑が大滝であることを確信する。ここにも伐採された丸太がベンチ代わりに置かれている。
右の大岩の下に流水があり水場になっているようだが、荒れていて飲む気はしない。

10:35 大滝を出発。

ジグザグの急登が続くが、桧林に変わる頃緩やかになり残雪も目立つようになる。雪の南アルプスを眺望できる伐採地を過ぎ、斜面のトラバースが続く。ほぼずっと残雪の登山道だが、ザラメ状になっているためスリップの恐れはない。
しばらく稜線を右上に見ながらのトラバースが続き、途中右に直角に折れ斜面をジグザグに急登するが、稜線には乗らず再びトラバースとなる。
真富士山から西に延びる尾根上にある真富士神社分岐を、左に折れるとすぐに真富士神社の正面に出る。

12:15 真富士神社に到着。小休止。

神社と言っても朽ちた門と祠があるだけだが、右手が開け富士山が見事である。

12:22 真富士神社を出発。

分岐を直進し、急登を登ると稜線上の道と合わさり、すぐに山頂へと飛び出す。

真富士山山頂

12:30 真富士山山頂に到着(写真上)。昼食。

余り広くはないが富士山から駿河湾、清水港、三保、竜爪山と眺望が開ける。
片づけ始めた頃、今日初めての登山者(単独)が登ってきた。平野から第二真富士山を経由してきたらしい。この後真富士神社を回って平野へと下るようだ。

13:45 真富士山山頂を出発。

第二真富士山を見ながら残雪の道を下る。

13:54 真富士峠に到着。

左はヲイ平を経て平野への下りとなる。直進すると登りの痩せた尾根道が続くが、隠れピークから一気にコルに降り立つ。
ロープの張られた急峻な岩場を二ヶ所ほど過ぎる。ところどころにイワカガミの群生が見られ、春に来たくなる。

第二真富士山山頂

14:20 第二真富士山山頂に到着(写真下)。小休止。

真富士山山頂よりも狭く展望も限られているが、その限られた展望に富士山が見られる。

14:35 第二真富士山山頂を出発。

真富士峠に戻り右に折れヲイ平を目指す。杉林の中の急下りが続く。圧雪がアイスバーンになっているところもあり、2回ほど足を滑らせる。

15:12 ヲイ平に到着。小休止。

15:14 ヲイ平を出発。

変わらずアイスバーンの混じる急下りが続き、その後沢を斜めに渡る。しばらく斜面をトラバースした後、桧林に入る辺りで左へ折れ急下りの尾根道となり林道に降り立つ。

15:48 第三登山口に到着。

林道を左に進む。右に大きくカーブした先に再び登山道への入口が左にあるはずなのだが見当たらず、そのまま林道を下る。林道の分岐で左の未舗装路に入り、しばらく行くと左に「真富士山登山道」の案内が現れる。少し先で道標に従って右の登山道に入る。トラバースの後、涸れた沢を進み、別の支沢を渡る。

16:25 第二登山口に到着。

林道を右に進み、すぐに左の登山道に入り、しばらく斜面をトラバースする。

16:36 第一登山口に到着。

林道を右に進み、しばらく林道を歩く。平野集落に入り民家の間から県道20号線に降り立つ。

17:10 真富士の里駐車場に到着。


 感想

かなり有名な山なのである程度の人出を予想したが、出会ったのは真富士山山頂の1人だけ。ちょっと拍子抜けである。
第二真富士山を入れたためかなりタイトな山行となったが、気持ち的には満足感がたっぷりだった。
真富士峠から第二真富士山のロープ場と、真富士峠からヲイ平を経て林道までのアイスバーンには注意が必要だ。ただ、後者は無雪期はただの急下りでしかないが。。。
イワカガミの群生は気になるところだ。