金剛山 962.1m 〜 佐渡島 〜
◎ 山行情報
山行日 2006年5月1日(月) 快晴
山頂所在地/山域 新潟県/甲信越 佐渡島
アクセス/出発地 車/白瀬登山口から往復
行程詳細 白瀬登山口(8:30-8:40)→ タン平水路(9:22)→ 金剛山平(11:03-11:13)→ 金剛山山頂(12:10-13:10)→
金剛山平(13:46-13:51)→ 白瀬登山口(15:20)
所要時間 行動時間:5時間25分 休憩時間:1時間15分 合計:6時間40分
◎ 山行記録
8:30 白瀬登山口に到着。
カツラの叢生が迎えてくれる登山口には、ギリギリ5台が駐車できそうだ。先着の車を見ると京都ナンバーだ。その後も愛媛ナンバーが1台と、関西系に人気があるのか。。。
エンレイソウ |
カタクリ |
金剛山山頂 |
ミスミソウ |
8:40 白瀬登山口を出発。
白瀬川に架かる丸太の橋を渡ると、すぐにエンレイソウ(写真上)やタチツボスミレ、ニリンソウ、ヒトリシズカなどが迎えてくれる。
一部不明瞭な登山道もあるので注意と共に、花の群生に踏み込まないようにしたい。しばらく花の少ない雑木林の中を歩くとイワカガミの小さな群生に出会った。
白瀬川に流れ込むと思われる細い水路が登山道を横切っているタン平水路を越えると、まだツボミの多いイワカガミの群生が続き、すでに花の散ったカタクリも目立ち始める。再びエンレイソウとニリンソウが中心となり花の付いたカタクリも見られるようになってくる。渓流に降り反対側に上がるが、花が群生し踏み跡がはっきりしない。
やや急登後雑木林の斜面をトラバースするが、左の樹間に残雪の目立つドンデン山が見える。
登山道脇にはタチツボスミレやイワカガミ、カタクリ(写真中上)の群生が現れる。雪の重みのせいか根元が弓なりになったコナラや山桜が見られる。空気が冷たく感じられ残雪がチラホラ見られる頃、背後に両津湾が広がりやがて小広い芝生のピークに出る。
11:03 金剛平に到着。小休止。
やや西に傾斜した見晴しの良いピークで、西南にドンデン山北西に金剛山が見える。
11:13 金剛平を出発。
この先ミスミソウが咲き乱れる登山道を進むが、次第に残雪が多くなり夏道が不明瞭となる。先行の踏み跡を追いながら次第に急になる残雪を進み、岩場の横を攀登ると潅木帯に出てすぐ先に鳥居の立つ山頂が見える。
12:10 金剛山山頂に到着(写真中下)。昼食。
山頂には鳥居のほかに祠があり、かんぬきを外せば中の御神体を拝むことができる。
遮るものはなく展望は思うがままである。
先行の団体さんに山頂を占められほぼ満員状態である。関西方面から来たとのことで、明日はドンデン山から金北山を縦走する予定とのこと。お土産にいごねりを勧めておいた。
13:10 金剛山山頂を出発。
下の鳥居をくぐるとすぐに右に折れ、潅木帯からカタクリやミスミソウ(写真下)の咲き誇る夏道を下る。登山道は金剛山から派生する尾根を左に回り込み、往路の残雪帯に出る。その後は往路を下る。
13:46 金剛平に到着。小休止。
親子三人がハイキングに来ていた。ここまでなら残雪も少なく危険も少ないだろう。
13:51 金剛平を出発。
15:20 白瀬登山口に到着。
◎ 感想
ほとんど途切れなく花の続く登山道は、青粘峠に勝るとも劣らない。
山頂直下は残雪行となったが、先行者のトレースがなければ山頂に立てたかどうか。。。残雪には注意が必要だ。