仏果山、経ヶ岳

仏果山 747m 経ヶ岳 633.1m

 山行情報

山行日       2006年6月10日(土) 快晴のち曇り

山頂所在地/山域  神奈川県/丹沢山地

アクセス/出発地  車/愛川ふれあいの村第2駐車場から周回

行程詳細      愛川ふれあいの村第2駐車場(6:55-7:15)→ 林道出合(7:55-8:00)→ 尾根分岐(8:20-8:25)→
          高取山山頂(8:47-9:07)→ 宮ケ瀬越(9:26)→ 仏果山山頂(9:49-10:04)→ 革籠石山山頂(10:30-10:35)→
          半原越(11:11-11:16)→ 経ヶ岳山頂(11:45-13:00)→ 華厳山山頂(13:38-13:48)→
          高取山山頂(14:09-14:16)→ 大厚木カントリークラブ分岐(14:56)→ 源氏河原BS(15:45-15:55)→
          (神奈川中央交通)→愛川ふれあいの村センター前BS(16:09)→ 愛川ふれあいの村第2駐車場(16:20)

所要時間      行動時間:6時間14分 休憩時間:2時間37分 バス移動時間:14分 合計:9時間5分


 山行記録

6:55 愛川ふれあいの村第2駐車場に到着。

時間が早いこともあり、駐車場に車は1台もなし。
日差しが降り注ぎ、薄手の長袖を着ているとかなり暑いため、ザックに仕舞う。

7:15 愛川ふれあいの村第2駐車場を出発。

ふれあいの村横の舗装路を道なりに進むと、宮ケ瀬愛川線の手前で左に高取山の案内板がある。階段を降り橋の下をくぐるとすぐに雑木林の中の登りとなり、県道方面からの道が右から合わさる。昨夜までの雨でぬかるみ気味のためスリップに注意が必要だ。
丸太の階段になる頃、ふれあいの村からの道が右から合わさる。鹿除けの金網が続き、ドアクローザーの付いたドアを何ヶ所かくぐる。

7:55 林道出合に到着。小休止。

8:00 林道出合を出発。

林道を横切り丸太の階段を上がると、すぐに左からの道と合わさり支尾根に乗る。しばらくはブナの新緑の中この支尾根を登る。

8:20 尾根分岐に到着。小休止。

高取山と540ピークを結ぶ尾根が主尾根となるのだろう。そして、その先はふれあいの村第1駐車場に行き着く。ベンチが有り、距離的にも休憩に良い場所だ。

8:25 尾根分岐を出発。

尾根道からすぐに尾根下に付いた道を進み、丸太の階段を登ると尾根上に出る。鹿除けのドアを3つほど過ぎると、仏果山への分岐のある広い尾根に出る。高取山へはブナの木が点在する、右の広い尾根を急登する。道が直線的についているためかなりの急登である。

8:47 高取山山頂に到着。小休止。

山頂は東面に傾斜し、展望が広がる。鉄骨の展望台が有り、そのため余り広くないが、3組のテーブルとベンチがある。展望台はその名の通り360度の展望が広がる。

9:07 高取山山頂を出発。

しばらく遅い尾根道を下りコルに降り立ち、ひと登りで宮ケ瀬越に着く。右に宮ケ瀬湖への道が続く。この先は小さなアップダウンが続き、仏果山直下の短いがロープの張られた急登になる。

仏果山山頂

9:49 仏果山山頂に到着(写真上)。小休止。

展望台を中心にほぼ南北に細長い山頂は、木立に囲まれ展望はないが、ベンチやテーブルは多数有り休憩には良い。当然ながら展望台からは360どの展望が得られる。

10:04 仏果山山頂を出発。

往路を少し戻り高取山からの道を右に見て直進する。すぐにロープの張られた急下りが続き、その後は両端の切り立った痩せ尾根が連続する。
ベンチやテーブルのある休憩場所を過ぎ、小さくアップダウンを繰り返し高度を下げる。途中で丸太で足を滑らせ転倒するが、幸いにも右手小指下を少し切ったのと両膝を汚した程度で済んだ。わかっていながらやってしまい、反省である。

10:30 革籠石山(かわごいしやま)山頂に到着。小休止。

地形図上の640ピークがここになるが、やはり山というよりもピークと言ったほうが相応しい。

10:35 革籠石山山頂を出発。

ブナ林の中を一気に下り、アップダウンを経てテーブルとベンチのある休憩所で右に折れる。さらに下って右に土山峠辺の分岐を見送り、591ピークを過ぎ再び右に分岐を見送る。丸太の急下りとなり、前方に経ヶ岳、右に華厳山と高取山が見えている。

11:11 半原越に到着。小休止。

林道が交差する。途中で何人かの登山者とすれ違ったが、ここから登ったようで車が3台ほど止められている。

11:16 半原越を出発。

丸太の階段が続き10分ほどでいったん平坦路になるが、再び丸太の階段となる。経石を経てロープの張られた山頂直下の急登。

経ヶ岳山頂

11:45 経ヶ岳山頂に到着(写真下)。昼食。

2組のテーブルとベンチのある狭い山頂からは、西に展望が広がる。塔ノ岳、丹沢山、蛾ヶ岳辺りだろうか。昼食後、ベンチで横になり30分ほど眠る。

13:00 経ヶ岳山頂を出発。

すぐ先で右の田代方面への分岐を見送り、またすぐ先でシカ除けネットを右沿いに下る。ネットが終わる頃登り返し、尾根上の急登からゆるやかな登りと続く。

13:38 華厳山山頂に到着。小休止。

狭く展望は全くない。左に地形図にはない用野方面への下山道が延びている。

13:48 華厳山山頂を出発。

何の木だろうか?根元から枝分かれした木が続く中を下る。途中で野生の猿の群れと出会う。やや登りになる。

14:09 高取山山頂に到着。小休止。

ここは全くの登山道であり、看板がなければ山頂とはわからないだろう。一角には秋篠宮紀子さまのお印である桧扇菖蒲の自生が一輪有り、保護されている。

14:16 高取山山頂を出発。

5分ほど下ると、国道412号線・飯山の看板があり、それに従って進む。途中で2ヶ所ゴルフ場内への踏み跡が続く場所があるが、いずれも通行止めとなっている。沢を横切り突然ゴルフ場の正面に跳び出す。

14:56 大厚木カントリークラブ分岐に到着。

右は飯山方面、左は国道412号線方面となっている。左へ道なりに進み、途中からは深堀方面の看板に従って進む。
練習場の横を過ぎるとゴルフ場を抜け、畑の中を進み橋を渡ると車道に出る。本来ならば右に進んで突き当たりを左に、国道を右に折れたところにある東谷戸入口バス停が近いが、今回は遠回りになるが最初の予定通りに行くことにした、。
車道を左に折れ、紅梅学園、精華園と右に見送り、左手に現れる真弓公民館の交差点を右に折れ橋を渡る。後は道なりに進むと2車線の道路に突き当たるので左に折れ、すぐに右に入ると間もなく国道412号線に出て左に源氏河原バス停が見える。

15:45 源氏河原BSに到着。

15:55 源氏河原BSを出発。

神奈川中央交通。

16:09 愛川ふれあいの村センター前BSに到着。

16:20 愛川ふれあいの村第2駐車場に到着。


 感想

靴を履き替えていたら、靴下に2匹の山ヒルの死骸がくっついていた。その時はそれだけで終わったが、帰りに立ち寄った温泉で、腹に2ヶ所の傷を発見。ヒルにやられたのを知る。ところが、それだけで終わらず、家に帰ってからは背中に3ヶ所ほど傷を発見。何時付いたのか???その傷が一週間経っても治らず。ヒル、恐るべし!!!
最後の高取山からは地形図通りに行けず、下手をすると飯山方面に出てしまうのではないかとやや焦った。そうなるとその部分の地形図がないため、いったん厚木までバスで行ってから戻ることになるのも覚悟した。最終的には若干の遠回りで済んだが。。。