三方分山、パノラマ台(積雪期)

三方分山 1,422m パノラマ台 1,328m(積雪期)

 山行情報

山行日       2005年1月30日(日) 快晴

山頂所在地/山域  山梨県/御坂山地

アクセス/出発地  電車/県営精進湖駐車場から周回

行程詳細      県営精進湖駐車場(7:50-8:20)→ 女坂峠(9:24-9:29)→ 三方分山山頂(10:12-10:27)→ 精進山山頂(10:36)→
          精進峠(11:12-11:17)→ 根子峠(12:09-12:14)→ パノラマ台山頂(12:27-13:35)→ 烏帽子岳山頂
(13:52-14:07)→
          パノラマ台山頂(14:30-14:35)→ パノラマ台入口(15:15)→ 県営精進湖駐車場(15:20)

所要時間      行動時間:5時間2分 休憩時間:1時間58分 合計:4時間45分


 山行記録

7:50 県営精進湖駐車場に到着。

身支度を整える登山者がチラホラ見える。みなパノラマ台下バス停の登山口へと向かう。

8:20 県営精進湖駐車場を出発。

他の登山者とは反対に県道を左に進み、右手に精進湖と富士山を見ながら精進バス停を目指す。バス停にある食堂?「かどや」の先の道を左に入るとすぐに「トレッキングマップ」案内板がある。さらにそのすぐ先左の諏訪神社には精進の大杉がある。
民家を抜けると舗装路が終わり登りになる。残雪の登山道を上るが、アイゼンが必要なほどでもない。ややザラメ状の雪はスリップの危険は感じないものの、踏み跡から少し足を外すと深く潜り込んだり崩れたりする。途中からジャケットを脱ぐ。
砂防ダム3ヶ所と小さな沢をいくつか過ぎる。

9:24 女坂峠に到着。小休止。

ガイドブックには女坂峠とあるが、道標は阿難坂(女坂峠)となっている。本来は阿難坂なのだろう。雪の間から石仏が姿を見せる。遮るものがなく風が吹き抜け寒い。

9:29 女坂峠を出発。

左へ進み尾根道をゆるやかに下る。コルに降り立ち斜面を回り込み、ジグザグに上ると尾根に出る。急な尾根は斜面を巻くように、ゆるやかなところは尾根上を歩く。樹間からは時折富士山や精進湖が見える。しばらくゆるやかな尾根が続くと、間もなく三方分山である。

三方分山山頂

10:12 三方分山山頂に到着(写真上)。休憩。

木立に囲まれ展望は良くないが、左手に一ヶ所だけ富士山を見通せる場所がある。

10:27 三方分山山頂を出発。

尾根道をゆるやかに下り、上り返してピークに立つ。精進山だろうか。岩の上に小さな祠が祀られている。そこからはジグザグの急下りが続くが、雪も固くしまりスリッピーなため軽アイゼンを装着する。ゆるやかに上り返す。

11:12 精進峠に到着。小休止。

ガイドブックには精進湖へ下る登山道が引かれているが、地形図には載っていない。

11:17 精進峠を出発。

いったん小ピークに上がり、下ってから地形図上にある1246のピークに上がる。途中富士山と精進湖を見通せる場所で撮影する。

12:09 根子峠に到着。小休止。

ここで軽アイゼンを外す。

12:14 根子峠を出発。

しばらく上り右に下部への分岐を見送り、ほとんど平坦な道を進むと簡易トイレがあり前方が開ける。

パノラマ台山頂

12:27 パノラマ台山頂に到着(写真下)。昼食。

まさにパノラマです。左から秩父連山、御坂連山、富士山、眼下には精進湖と本栖湖、青木ケ原樹海、大室山が一望できる。
先客は一人だったが次々と登山者が訪れる。

13:35 パノラマ台山頂を出発。

右前方の方位版の横から登山道に入る。斜面をジグザグに下り、さらにゆるやかに下って行くにしたがい、陽当たりがよくなり雪も少なくなる。コルに降り立ち、再び雪が降り積もった道を進む。

13:52 烏帽子岳山頂に到着。小休止。

山頂示すものは木に吊るされた手書きの(しかも紙)道標だけ。ちょっと寂しい。しかしながら、ここからの富士山も素晴らしい。

14:07 烏帽子岳山頂を出発。

往路を戻る。

14:30 パノラマ台山頂に到着。小休止。

もう(?)誰もいない。

14:35 パノラマ台山頂出発。

根子峠まで往路を戻り、分岐を右に下る。斜面をゆるやかにトラバースし、その後大きくジグザグを繰り返すと右下にバンガローが見えてくる。パノラマ台入口で車道を左に曲がる。

15:20 県営精進湖駐車場に到着。


 感想

ほとんどずっと雪道。これほど残雪があるとは思っていなかった。
三方分山は樹林の中でちょっとガッカリしたが、パノラマ台の雄大な展望は感動ものだった。毎日見慣れているはずの富士山なのに。。。