竜爪山〜文珠岳、薬師岳〜

竜爪山 〜 文珠岳 1,040.8m 薬師岳 1,051m

 山行情報

山行日       2005年4月2日(土) 曇り

山頂所在地/山域  静岡県/東海 身延山地

アクセス/出発地  車/平山火の見やぐら公園駐車場 旧道登山口〜則沢登山口

行程詳細      平山火の見やぐら公園駐車場(6:49-7:10)→ 旧道登山口(8:00-8:10)→ 肝冷やしの滝(8:40-8:50)→
          穂積神社(9:27-9:37)→稜線上分岐(10:15-10:20)→ 薬師岳山頂(10:23-10:33)→ 文珠岳山頂(10:45-12:00)→
          牛妻・則沢分岐(12:01)→ 道白堂分岐(12:39)→ 則沢登山口(13:24-13:34)→ 平山火の見やぐら公園駐車場(14:00)

所要時間      行動時間:4時間40分 休憩時間:2時間10分 合計:6時間50分


 山行記録

6:49 平山火の見やぐら公園駐車場に到着。

右前方に平山バス停、その少し先にトイレがある。

7:10 平山火の見やぐら公園駐車場を出発。

バス停の先で左に下山口になるはずの則沢方面への道を見送り、前方に高山を見ながら竜爪新橋を渡る。
ゆるやかな上りの舗装路を進み、途中のT字路(トイレあり)を右に折れ天王橋を渡る。さらに左に茶畑の広がりを見ながら進み、右に林道を見送る。途中で道は一般道から林道に変わり、その先で古びた竜爪茶屋を見送るとやがて旧登山道の鳥居と駐車場が見えてくる。

8:00 旧道登山口に到着。小休止。

駐車スペース(10台程度の駐車可)には3台の車あり。鳥居の左横に湧き水があり、ポリタンク数個に水を詰めている車が止まっている。

8:10 旧道登山口を出発。

鳥居をくぐり登山道に入る。
沢に架かる鉄の橋を渡ると三丁目の滝まで2分の案内板があり行ってみる。滝は数メートル程度のもので、立ち寄るほどでもなさそうだ。
さらに五丁目の滝まで沢登り10分とあるが、諦める。
登山道はときどき露出した岩や木の根が段差となっているが、概ね良く踏まれ危険はない。五丁目の手前で左下に竜走の滝が横たわる。八丁目の先で肝冷やしの滝へ降りてみる。

8:40 肝冷やしの滝に到着。小休止。

三丁目の滝よりは大きいものの、流れは細い。まあ、滝らしいかな。

8:50 肝冷やしの滝を出発。

十一丁目から十三丁目ではジグザグの急登となり、二十丁目辺りから雑木林に囲まれた尾根道となる。二十六丁目で右下からの新道と合わさり、その先で再び旧道に入るがすぐもとの道に出る。
前方から賑やかな声が聞こえてくる。穂積神社からの登山者だろうと思いながら進む。

9:27 穂積神社に到着。小休止。

通常は駐車スペースになると思われる場所で石碑を据え付ける工事が行われている。先ほどの声はこれだった。
広い境内にはベンチとテーブルが置かれている。

9:37 穂積神社を出発。

社殿の右横を通り杉の巨木の中を上り鉄の階段を右に見送ると、しばらく杉の植林の中をジグザグの急登が続く。途中で先ほどの鉄の階段からの道と合わさり丸太止めの階段となる。薬師岳まで0.8Kmの案内板があるが、この頃には久しぶりに汗だく状態だ。

10:15 稜線上分岐に到着。小休止。

ベンチがあり、上り口方面の展望が良い。

10:20 稜線上分岐を出発。

左へ平坦な稜線をたどる。

薬師岳山頂

文珠岳山頂

10:23 薬師岳山頂に到着(写真上)。小休止。

何のことはない先ほどの分岐からわずか100mの距離だった(分岐の案内板に書かれていたが気付かなかった)。
雑木林に囲まれ展望のない山頂は割と広く、ベンチとテーブルもあるが皆さん腰を落ち着けて休む気配がない。先ほどの分岐で十分な休憩を取ってくるのだろうか。それとも最初から目的は文殊岳なのだろうか。

10:33 薬師岳山頂を出発。

稜線上を一気に下った後、上り返す。

10:45 文殊岳山頂に到着(写真下)。昼食。

山頂は広く陽当たりも良く、ベンチとテーブルがしっかりしたものや簡易的なものも含め数ヶ所ある。
静岡市街や富士山が見られるはずだが、この日は霞がかかり富士山は全く見えなかった。

12:00 文殊岳山頂を出発。

則沢方面への下り口は、南側に少し下がったところにある。まずは指導標の牛妻方面に従って進む。時々急下りを交えた丸太止めの階段を下り終えると、分岐を則沢方面左に折れる(直進は牛妻方面に続く東海自然歩道)。
杉林の中急斜面をジグザグに下り、途中沢を横切り小さな尾根に乗る。さらに進むと左手に林道が見えてくる。指導標は道白堂・則沢となっている。
右に折れ樹林帯の中を進む。途中奇妙な形をした根を持つ巨木を見て進み、小さな沢や崩壊しかけた斜面をを何度か横切る。やがて茶畑の先で先ほどの林道と交差する。

13:24 則沢登山口に到着。小休止。

13:34 則沢登山口を出発。

直進し林道則沢線を道なりに進む。文殊橋(トイレあり)を過ぎるとすぐに則沢バス停があるが、どうも地図で見るよりもかなり近い。次のバス停は則沢下となっていて、名称が変わったとなっていた。地図にある則沢バス停はこちらで、さっきのバス停は新設されたもののようだ。

14:00 平山火の見やぐら公園駐車場に到着。


 感想

と文中にも書いたが、久しぶりに大汗をかいた。しかも結構足にもきた。薄曇りで陽射しも強くはなく、気温もそれほどあったとも思えないので、やはり結構キツイ上りだったのだろう。
このところ何処に行っても霞が掛かり、時期的に富士山を見るにはあまり良くないようだ。この日も富士山はおろか、静岡市街地の霞みがちだった。