大持山、小持山

大持山 1,294.1m 小持山 1,273m

 山行情報

山行日       2005年5月4日(水) 快晴

山頂所在地/山域  埼玉県/奥武蔵

アクセス/出発地  車/大鳩園6番駐車場 妻坂峠登山口から周回

行程詳細      大鳩園6番駐車場(6:33-7:10)→ 妻坂峠登山口(7:51)→ 妻坂峠(8:18-8:30)→ 大持山分岐(9:32-9:42)→
          大持山山頂(9:49-9:59)→ 小持山山頂(10:43-11:00)→ 大持山分岐(11:33-11:40)→ 横倉山山頂(11:49)→
          ウノタワ(12:07-13:40)→ 鳥首峠(14:13-14:23)→ 白石林道出合(15:13)→ 大鳩園6番駐車場(15:32)

所要時間      行動時間:5時間83分 休憩時間:2時間39分 合計:8時間22分


 山行記録

6:33 大鳩園の6番駐車場に到着。

往路で最も便利な大場戸橋の手前に駐車する。準備をしていると管理人が回ってきたので、駐車料1000円(休日料金)を支払う。
さすがGWだけあって広大なキャンプ場は盛況だ。

7:10 大鳩園の6番駐車場を出発。

大場戸橋の分岐を右の山中林道に入り妻坂峠方面に進むと、横倉林道への分岐に着く。ここが妻坂峠登山口になるようだが、何の道標もない。
分岐を右に砂防ダムのところで鉄橋を右に渡り、植林帯に入り沢筋を上って行く。浮き石の道を過ぎると、雑木林の中をジグザグに上る。

8:18 妻坂峠に到着。小休止。

直進は生川方面、右は武川岳に続く尾根道が交差する。広い峠に地蔵が祀られている。

8:30 妻坂峠を出発。

尾根道を左に取ると、ブナ林の中急登が真っすぐに延びているのが見て取れる。平坦路やピークを過ぎるころ、バイケイソウや山桜が目立つようになる。1110のピークからしばらくはゆるやかな上りが、急登に変わり大持山分岐に飛び出す。

9:32 大持山分岐に到着。小休止。

切り開かれた峠に丸太がベンチ代わりに置かれている。北から南にかけての展望が素晴らしい。横倉山の斜面には緑に白やピンクが混じるが、白は山桜でピンクはツツジだろうか。

9:42 大持山分岐を出発。

右に大持山への尾根道をゆるやかに上る。

大持山山頂
小持山山頂

9:49 大持山山頂に到着(写真上)。小休止。

丸太のベンチと三等三角点の設置された山頂は狭く、展望は西側がまずまずか。。。

9:59 大持山山頂出発。

アップダウンの続くやせ尾根にときに岩場もあるが、満開のツツジが目を楽しませてくれる。一輪だけ咲き残ったカタクリも発見した。

10:43 小持山山頂に到着(写真下)。小休止。

アカヤシオの咲く山頂は狭いが、武甲山が眼前に見える。

11:00 小持山山頂を出発。

往路を大持山分岐まで戻る。すれ違う登山者が多くなる。

11:33 大持山分岐に到着。小休止。

11:40 大持山分岐を出発。

右の急下りを一気に下り、短く上り返すと横倉山山頂だが、木の小さな道標があるだけの寂しい山頂だ。アセビの咲くゆるやかな下りがしばらく続き、急下りを過ぎると広大な平坦地に出る。

12:07 ウノタワに到着。昼食。

相当広く休憩場所に困らない。左手の先で少し上ったところに山中方面の道がある。

13:40 ウノタワを出発。

やや急坂を上り天神山(道標はない)を過ぎると、しばらくは平坦路となる。その後急下りから鉄塔をくぐり上り返えすと1059のピークに立つ。左下に石灰の採掘場が見える下りから小さなピークを越えさらに下る。

14:13 鳥首峠に到着。小休止。

小さな祠があり、右は冠岩方面、直進は有間山方面に続く。

14:23 鳥首峠を出発。

左へ入り杉林の中をジグザグに下る。崩壊した沢を渡り、斜面を進み朽ちた民家を過ぎると石灰工場が現れる。
道標に従い白石林道に入ると、退屈な車道歩きが続く。

15:32 大鳩園の6番駐車場に到着。


 感想

急登、急下り、長い車道歩きとタフな山行だったが、思ったほどきつくはなかった。
上りの大持山分岐まではほとんど登山者とは出会わなかったが、それ以後は結構出会った。武甲山方面からの登山者も結構いた。ウノタワでは小さな子供連れの家族もいた。キャンプのついでに上ってきたのだろうか。
展望としては大持山分岐以外あまりないが、山行を楽しめる山のようだ。