浜石岳

浜石岳 706.8m

 山行情報

山行日       2005年1月22日(土) 晴れ

山頂所在地/山域  静岡県/東海

アクセス/出発地  電車/JR由比駅~JR興津駅

行程詳細      JR由比駅(7:11-7:25)→ 曙大橋(7:47)→ 三本松分岐(8:41)→ 三本松登山口駐車場(8:55-9:05)→
          青少年野外センターへの分岐(9:26)→ 浜石岳山頂(9:42-10:55)→ 立花分岐(11:46)→ 薩埵峠(13:15-13:25)→
          薩埵峠展望台(13:27-13:50)→ JR興津駅(14:40)

所要時間      行動時間:5時間19分 休憩時間:1時間56分 合計:7時間15分


 山行記録

7:11 JR由比駅に到着。

比較的新しい駅の玄関口を出て、身支度を整える。

7:25 JR由比駅を出発。

駅前の道を右に進み適当なところで左に折れ階段を上がって県道に出る。駅前の階段を上がってもよい。正面に富士山の山頂が見えてくる。
10分ほど歩くと道路の右に「浜石岳」の看板があり、右に折れる。すぐ左に最明寺があり、前方には浜石岳が見える。
民家の間を進み新幹線の手前の分岐を右に曲がりすぐ左に折れ新幹線の陸橋を渡る。案内板の先で右、左と折れ曙大橋を渡り道なりに進む。途中分岐があるが、案内板に従って進めば間違えることはない。
阿僧への分岐を左に進むと丸太小屋風のトイレがある。さらに道なりに進み三本松分岐を左に見送ると、広い駐車スペースに出る。

8:55 三本松登山口駐車場に到着。小休止。

だだっ広い駐車場に車は1台だけ。手前は広い緑地になっていて富士山が見通せる。ベンチとテーブル、簡易トイレもある。

9:05 三本松登山口駐車場を出発。

指導標に従って駐車スペースの先を左に入る。登山道は青少年野外センターへと続く。
やっと舗装路から開放され樹林帯の中を進むと、すぐに施設の一部に出る。そこからはしばらく斜面をトラバースする道が続く。尾根上の分岐を右に進み、すぐ先の鉄塔の左横をすり抜けると明確な尾根上の道となる。

浜石岳山頂

9:42 浜石岳山頂に到着(写真)。休憩。

広々とした山頂からは南アルプス、富士山、愛鷹連山、箱根十国峠方面、駿河湾とその先に伊豆半島とその山々、三保と清水港と大パノラマが広がる。風がなければノンビリと昼寝といきたいところだ。撮影も一段落した頃、次々と団体がやって来た。

10:55 浜石岳山頂を出発。

尾根上の分岐まで往路を戻る。ゆるいアップダウンの後、短い丸太止めの急階段を下り、その後は樹林の中を比較的ゆるやかに下って行く。但沼への分岐を右に見て左に折れ、沢に掛かる短い木橋を渡る。
単調な樹林の中の道を進み西山寺への分岐を左に、すぐに立花方面への分岐を右に見送る。鬱蒼とした雑木林に入り再び立花方面への分岐、承元寺分岐をそれぞれ右に見送る。ここまで展望はほとんどないが、承元寺分岐を過ぎしばらく行った鉄塔の先に唯一左に富士山を見通せる場所がある。その先で興津への分岐を右に見送り、尾根道から急斜面のジグザグ道に転ずる。竹林や点在するミカン畑を過ぎ舗装路を右に進む。

13:15 薩埵峠に到着。小休止。

いわゆる峠にやや小広い眺めの良い場所をイメージしていたが、全く違っていた。そこには駐車場とトイレがあり、ミカン売りの元気なおばさんがいた。当然ながら観光客が多い。登山スタイルはちょっとそぐわないかも知れない。

13:25 薩埵峠を出発。

東海自然歩道薩た峠コースに入る。すぐ先に展望台がある。

13:27 薩埵峠展望台に到着。撮影休止。

ここからは手前に高速道路と国道、その先に駿河湾そしてその先に富士山と最高だ。この日も2人のアマチュアカメラマンが三脚を立てていた。夕方の車のライトがついた頃がさらに良さそうだ。

13:50 薩埵峠展望台を出発。

すぐ先にも薩埵峠の石碑が建っている。この辺り一帯を薩埵峠と言うようだ。
道端の梅が六、七分咲きくらいだろうか。ほかにもタンポポやムラサキカタバミ(時期的に違う?)が咲いていた。
墓地に下り、その先の坂を下り切った十字路を左に曲がる。集落に入り左の東海道本線の踏み切りを渡り国道1号線を右に曲がる。すぐに分岐する旧道に沿って進むが、興津駅まではかなり長く感じる。

14:40 JR興津駅に到着。


 感想

上りの2/3と最後の1/3ほどが舗装路でかなり足に堪える。特に最後の駅まで長く感じることと言ったらない。
それも山頂の富士山で許してしまおうか。それほどに絶景である。また、薩埵峠の展望台からの富士山は絶対に夕暮れ時に撮りたい。