三筋山

三筋山 821m

 山行情報

山行日       2004年10月2日(土) 快晴

山頂所在地/山域  静岡県/伊豆半島

アクセス/出発地  電車/伊豆急伊豆稲取駅~伊豆急今井浜海岸駅

行程詳細      伊豆急伊豆稲取駅(9:00)→ 三筋山細野高原山菜狩り管理事務所(10:24-10:34)→ 中山一号湿原(10:48)→
          中山二号湿原(10:54-11:17)→ 桃野湿原(11:42-11:55)→ フライトハウス(12:20)→ 三筋山山頂(12:55-13:50)→
          天城・三筋山遊歩道案内板に(14:37)→ 今井浜高原フライングスクール(14:58)→ 大池高原入口(15:27-15:31)→
          伊豆急今井浜海岸駅(17:06)

所要時間      行動時間:6時間21分 休憩時間:1時間45分 合計:8時間6分


 山行記録

9:00 伊豆急伊豆稲取駅に到着。

駅前のパチンコ店の右横の道を登り、狭くなった道にを抜け、国道135号線を渡る。
狭い道を進み水道局のタンクの先で右からの道と合流し、すぐ先のT字路を右に曲がり、ミカン畑を左に見て直進する。
左からの道と合流点を右に進み、愛宕神社を過ぎ、山神社の先を右に行くと右の道路沿いに庚申塔や石仏がある。この先頻繁にある山菜狩り管理事務所の近くの伊豆フライトハウスの案内をたどれば、次第に民家が途絶え雑木林の中を進むようになる。やがて左奥に伊豆フライトハウスの建物が見えるとT字路に行き当たる。

10:24 三筋山細野高原山菜狩り管理事務所に到着。小休止。

天城三筋山遊歩道の案内板があり、目標物などが詳しく書かれわかりやすい。

10:34 三筋山細野高原山菜狩り管理事務所を出発。

三筋山山頂へと続く広大な草原

右に曲がり左に芝原湿原への道を見送ると間もなく前方が開け、左から前方にかけて三筋山山頂へと続く広大な草原(写真上)、右にはゴルフ場が広がる。牧場のサイロ風のトイレを過ぎると、すぐ先に中山一号湿原と中山二号湿原が広がる。

10:54 中山二号湿原に到着。小休止。

中山一号湿原もそうだが、今の季節は湿原とは言い難く、おそらく梅雨時くらいが湿原らしいのだろう。それでも広大な草原に立つとおおらか気持ちにさせてくれる。

11:17 中山二号湿原を出発。

しばらくはコンクリート打ちのゆるやかな道をひたすら登って行く。途中の樹林帯を抜け分岐を直進すると、すぐにトイレがあり、右の枝道に入ると桃野湿原の南側に出る。

11:42 桃野湿原に到着。小休止。

小さな沼があり少しは湿地らしさがある。

11:55 桃野湿原を出発。

雨量観測所の横を通り刈り払われた斜面を沼の周りの遊歩道に向かって降りる。途中の壊れた展望台を過ぎ、遊歩道をたどると、間もなく先ほどの舗装道に出て右に進む。
案内板とフライトハウスのある分岐を左に入り、ススキの原の中の舗装路をジグザグに急登する。やがて前方に駐車場のトイレが見えると、左に山頂への道が分岐する。丸太止めの急階段をひと登りすると、草地の広がる山頂に飛び出す。

三筋山山頂

12:55 三筋山山頂に到着(写真下)。昼食。

広々とした山頂には展望台やあずまや、ベンチ、案内板などがあり、八丁池へ向かう道が北に延びている。
展望は良いが、広々した草地が何よりも魅力かもしれない。着いたときに居た登山者が出発すると、後は山頂を独り占めする。

13:50 三筋山山頂を出発。

南西の尾根に乗り潅木の間を大池方面に下る。なだらかな尾根上にはアザミやトリカブトなどが頻繁に見られ、左下には河津方面の海岸線見えている。浮石の荒れた道から丸太止めの階段が断続する潅木帯を抜ける。

14:37 天城・三筋山遊歩道案内板に到着。

すぐに林道に降り立ち、丸く窪んだ大池高原を左に回り込み今井浜高原フライングスクールに出る。ハンググライダーを楽しむ姿が見える。
この先もしばらく退屈な林道歩きが続き、田尻川に架かる橋を渡るとゲートがある。

15:27 大池高原入口に到着。小休止。

15:31 大池高原入口を出発。

しばらくは舗装路をひたすら下って行く。3kmほどで隠了寺を過ぎると「今井浜海岸30分」の道標を右に入り、ゆるやかに登って行く。
Gクルーズという建物を過ぎ、伊豆急行の踏み切りを渡り、国道135号線のガードをくぐる。海岸に出たら右に進み、サンシップ今井浜を左に見て右に入り、国道を渡ると間もなく今井浜海岸駅に着く。

17:06 伊豆急今井浜海岸駅に到着。


 感想

前半の山頂下の丸太止め階段と大池高原の林道まで以外はほとんどが舗装路歩きになり、登山らしさがあまりない。ただ、湿原からの大草原や山頂の広々とした草地は気持ちが良く、それだけでも見る価値はありそうだ。
車で湿原辺りまで入れるので、家族連れにも気軽に楽しめると思う。