乾徳山

乾徳山 2,031m

 山行情報

山行日       2004年9月11日(土) 曇りのち晴れ

山頂所在地/山域  山梨県/奥秩父山塊

アクセス/出発地  車/乾徳公園駐車場 乾徳山登山口~道満尾根下山道出口

行程詳細      乾徳公園駐車場(6:52-7:30)→ 乾徳山登山口(オソバ沢ルート)(7:56)→ 銀晶水(8:28-8:38)→ 駒止(8:52)→
          錦晶水(9:23-9:30)→ 国師ヶ原(9:39)→ 月見岩(10:06)→ 扇平(10:13)→ 乾徳山山頂(11:05-12:00)→
          高原ヒュッテ(13:14-13:20)→ 道萬山山頂(14:05)→ 乾徳山登山口(道満尾根ルート)(14:37)→
          乾徳公園駐車場(14:50)

所要時間      行動時間:6時間2分 休憩時間:1時間18分 合計:7時間20分


 山行記録

6:52 乾徳公園駐車場に到着。

駐車中の車は1台だけだったが、準備中に1台到着。

7:30 乾徳公園駐車場を出発。

橋を渡り左に入り、徳和川沿いの車道を行く。乾徳神社を過ぎると道は狭まり、さらには舗装が途切れる。

7:56 乾徳山登山口(オソバ沢ルート)に到着。

大きな案内板が立ち道標もある。右の石段を上がり右に曲がり、鬱蒼とした杉林の中の鳥居をくぐる。しばらくは石がゴロゴロした沢沿いを登り、いったん沢を離れて林道を横切り、再び沢沿いに登る。

8:28 銀晶水に到着。小休止。

量は豊富とは言えないが、冷たくてうまい。

8:38 銀晶水を出発。

斜面を左に回り込み、尾根に乗る。駒止を過ぎると平坦地が急登に変わる。尾根が広くなりクズ岩がゴロゴロした斜面を過ぎると、傾斜がゆるみ笹の生い茂った道が続く。

9:23 錦晶水に到着。小休止。

水の勢いはこちらの方がありそう。

9:30 錦晶水を出発。

ほとんど平坦な笹の道が続き、次第にススキが目立ってくる。
高原ヒュッテ方面、大平高原・道満尾根方面が交差する国師ヶ原を直進すると、石混じりのなだらかな道から急斜面に変わり、雑木林を抜け広々としたススキの原に出る。標識のある月見岩を過ぎると傾斜がゆるんでくる。
扇平の先で樹林帯に入りクズ岩がゴロゴロする斜面を登り、その先の岩場を越えて木のハシゴを降りる。すぐに2段階にクサリが付いた岩場を越え、最後の岩場を力任せに登る。

乾徳山山頂

11:05 乾徳山山頂に到着(写真)。昼食。

標柱と祠がある岩峰からは展望が良さそうだが、今日はガスで何も見えない。

12:00 乾徳山山頂を出発。

鉄のハシゴを降り、少し行くと分岐になる。直進の黒金山方面への道を見送り、左の迂回新道に入る。しばらくは岩の露出した山腹の道が続き、苔生した樹林になると間もなく高原ヒュッテに着く。

13:14 高原ヒュッテに到着。小休止。

無人の避難小屋になっている。

13:20 高原ヒュッテを出発。

すぐに国師ヶ原を直進し道満尾根コースに入り、小さくジグザグを繰り返し急下降する。大平高原からの林道を左に見ると傾斜はゆるみ、ゆるやかな下りからひと登りし道萬山を越える。再び小さなジグザグの急下降が続き、道標のある分岐で徳和集落へ下る。

14:37 乾徳山登山口(道満尾根ルート)に到着。

乾徳山登山口道満尾根コースの道標があり、「急勾配なので下山道としての利用を勧める」と書かれている。
徳和山吉祥寺を過ぎれば駐車場はわずかだ。

14:50 乾徳公園駐車場に到着。


 感想

山頂からの展望が得られなかったのは残念だが、歩き応えのある山行だった。急登や急下降、岩場、ススキの原など変化があり面白い。ただし、雨後やこの日のようにガスのある日は岩場や露出した岩が多い山なので足元に注意が必要だ。