檜洞丸

檜洞丸 1,601m

 山行情報

山行日       2004年5月22日(土) 曇り

山頂所在地/山域  神奈川県/丹沢山地

アクセス/出発地  車/西丹沢自然公園駐車場 檜洞丸登山口〜用木沢出合

行程詳細      西丹沢自然公園駐車場(6:50-7:35)→ ツツジ新道入口(7:44)→ ゴーラ沢出合(8:30-8:50)→ 展望台(9:33-9:38)→
          アカヤシオ撮影地点(10:18-10:23)→ 休憩地点(10:30-10:35)→ 檜洞丸山頂(11:15-12:05)→
          神ノ川分岐(12:37)→ 犬越路(13:55-14:07)→ 用木沢出合(15:18)→ 西丹沢自然公園駐車場(15:42)

所要時間      行動時間:6時間30分 休憩時間:1時間37分 合計:8時間7分


 山行記録

6:50 西丹沢自然公園駐車場に到着。

駐車場(15台程度)も手前の路肩もすでにいっぱい状態で、少し戻ったところに空きスペースを見つけて駐車する。すでに50〜60台ほどだが、その後も増え出発時には路肩はびっしりと車が並び80台ほどになる。

7:35 西丹沢自然公園駐車場を出発。

林道を進む。

7:44 ツツジ新道入口に到着。

檜洞丸の道標に従って薄暗い沢に入り、すぐに左の斜面に取り付きジグザグに登る。その後855ピークから延びる尾根を南側から巻いてゆるやかに登り、広い河原に降り立ち丸太の橋を渡る。

8:30 ゴーラ沢出合に到着。小休止。

多くの登山者が岩に腰掛け休憩を取っている。

8:50 ゴーラ沢出合を出発。

丸太橋を渡りコンクリートの階段を入ると、ツツジ尾根と呼ばれる尾根に取り付く。露岩、笹道などを交えた急登が続くが、この辺りではまだツツジは見られない。

9:33 展望台に到着。小休止。

尾根の傾斜がゆるんだ場所を切り開いてベンチが置かれている。ガスがなければ富士山などの展望があるはず。。。

9:38 展望台を出発。

根筋をひたすら登って行くと次第にアカヤシオが見られるようになり、立ち止まって見入ったり撮影したりする人が多くなる。

アカヤシオ

10:18 アカヤシオ撮影地点に到着。小休止。

アカヤシオ(写真上)の群生する場所で写真を撮る。

10:23 アカヤシオ撮影地点を出発。

少し登るとベンチのある場所に着く。

10:30 休憩地点に到着。小休止。

10:35 休憩地点を出発。

アカヤシオ、シロヤシオ共に多くなってくる一方、斜面の部分的崩壊が目立ち木段が続くようになる。次第に傾斜がゆるみ右に分岐を見送ると、コバイケイソウの群生の中に木道が続くようになる。

檜洞丸山頂

11:15 檜洞丸山頂に到着(写真下)。昼食。

祠や標柱、ベンチのある山頂は広いが、周囲を潅木に囲まれ展望はほとんどない。東に150mほど下ると青ヶ岳山荘があり、トイレが使用できる(有料か?)。
とにかく時期が時期だけに人が多くベンチはおろか、周囲のめぼしい場所はほとんど占領されている。場所を探しているうちに木の根元が空きそこに陣取る。

12:05 檜洞丸山頂を出発。

前方に1551ピークを見ながら一気に下り、ピークからは概ねゆるやかな下りが続くが、時折短い急下降を交える。
強風の吹く中、1523ピーク(熊笹ノ峰)を越えコルの神ノ川分岐に降り立つ。短く登ってピーク(大笄 おおこうげ)を越えるとしばらくはゆるやかな下りが続く。ハシゴのある急下降でコルに降り、短く急騰し1288ピーク(小笄 しょうこうげ)に立つ。
ピークから5mほどのクサリ場を降りると、ゆるやかなアップダウンのある下りが続き、1164ピークを越えると間もなく分岐に着く。

13:55 犬越路に到着。小休止。

檜洞丸と大室山とのコルになり、東海自然歩道が交差する。右は神ノ川方面、直進は大室山、左は用木沢出合となる。
登山道が小広くなった場所にベンチ、大室山側に犬越路避難小屋がある。

14:07 犬越路を出発。

用木沢出合方面に竹笹の道をジグザグに下った後、石のゴロゴロした沢の中を下る。何度か沢を渡り返しながら進むと、最後に鉄橋を渡り右岸を歩く。この頃になると小雨模様になりレインウエアを着る。

15:18 用木沢出合に到着。

左へ車道を歩く。

15:42 西丹沢自然公園駐車場に到着。


 感想

急登の割りになかなかツツジが現れないので心配になるが、現れ始めると途切れなく満開のツツジが見られる。
檜洞丸までは人も多いが、犬越路、用木沢出合方面はさすがに少な目だ。また、熊笹ノ峰、大笄、小笄は標識はないため、前もって知っていないと素通りしてしまう。簡単な標識で良いので、付けてほしいものだ。
この季節は朝早めに到着しないと路肩が車で埋まり、登山口からどんどん遠ざかってしまう。