木曽駒ヶ岳、宝剣岳、伊那前岳

木曽駒ヶ岳 2,956.1m 宝剣岳 2,931m 伊那前岳 2,883.6m

 山行情報

山行日       2025年9月9日(火) 晴れ

山頂所在地/山域  長野県/中央アルプス

アクセス/出発地  車/菅の台バスセンター駐車場 駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅から往復

行程詳細      [菅の台バスセンター駐車場(6:47-7:25)→ 駒ヶ岳ロープウェイしらび平(8:15-8:30)]
          
千畳敷駅(8:36-8:53)→ 千畳敷駅登山口(八丁坂)(9:04)→ 乗越浄土(9:27)→ 宝剣山荘(9:30)→
          中岳山頂(9:39-9:44)→ 頂上山荘(9:51)→ 木曽駒ケ岳山頂(10:03-10:23)→ 頂上山荘(10:33)→
          宝剣山荘(10:51)→ 宝剣岳山頂(11:08-11:20)→ 乗越浄土(11:36-11:40)→ 和合山(11:48)→
          勒銘石之碑(11:57)→ 伊那前岳山頂(12:00-12:30)→ 乗越浄土(12:48)→ 千畳敷駅登山口(八丁坂)(13:10)→
          千畳敷カール(13:17)→ 千畳敷駅(13:24-13:39)
          [駒ヶ岳ロープウェイしらび平(13:47-13:52)→ 菅の台バスセンター駐車場(14:20)]

所要時間/距離   行動時間:3時間20分 休憩時間:1時間11分 合計:4時間31分/7.1km
          *菅の台バスセンター駐車場〜千畳敷駅の所要時間は含まず

服装/装備     半袖シャツ、アンダーシャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

6:47 菅の台バスセンター駐車場に到着。

平日の7時前到着で7割方埋まっていた。
チケット購入所は誰もいない。
チケット購入(往復4200円)後、トイレ横まで延びていた列の最後尾に並ぶ(写真)。

7:25 菅の台バスセンター駐車場を出発。

45分ほどの待ちで3台目の臨時便バス(写真上)に乗り、しらび平駅に向かう。

8:15 駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅に到着。

15分待ちで、千畳敷駅到着は8時36分頃だった。

8:30 駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅を出発(写真下)。

途中で滝などの景観の説明があったが、満員で身動きできず見ることはできず。

8:36 駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅に到着。登山準備。

千畳敷駅を出たテラスからは千畳敷カールとその上に聳える宝剣岳の雄大な景色(写真)が広がる。

トイレを済まして準備を整える。

8:53 駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅を出発。

駒ヶ岳神社(写真)で登山の安全を祈願して千畳敷カールへと降りて行く。

ちょっとだけ秋の気配を感じさせる草地の遊歩道(写真上)を北上し、10分あまりで千畳敷カール北端の千畳敷駅登山口(八丁坂)(写真中)に着く。
ここからが登山道で、大きな岩がゴロゴロした急斜面が続く。
ゆっくりと登る登山者を追い抜きながら、無理をしない程度に登るが、思った以上に足が動きついついペースが上がる
振り向けば南アルプス(間ノ岳、塩見岳、荒川岳、赤石岳など)、眼下には千畳敷カールが広がる。

後半はますます傾斜が増し(写真下)、息を整えながら登って行く。

9:27 乗越浄土に到着(写真上)。

右に伊那前岳への道を見送り左に道を取り、少し先で濃ヶ池への登山道を右に、宝剣岳への登山道入口を左に見送りながら、宝剣山荘の左をすり抜ける(写真下)。

うっすらとガスに包まれた中岳を前方に見ながら、ゆるやかに登山道をたどり(写真上)、中岳直下の岩場をひと登りする(写真下)。


9:39 中岳山頂に到着(写真)。小休止。

なだらかな山頂は花崗岩が折り重なり複雑なピークになっている。
ガスが掛かり気味で、展望はあまり良くない。

9:44 中岳山頂を出発。

岩場の下り始め(写真上)で先行の登山者が山頂方面を指さしているので、振り返ってみると山頂西側の岩に雷鳥(写真下)が見えた。距離が50mほどあり、フルズームで撮ったため、少しピントが甘くなった。




岩場からガレ場に変わり、木曽駒ヶ岳頂上山荘のある鞍部からゆるやかに登り返す(写真)。
同じようなガレ場が続き、徐々に傾斜がきつくなってくる。

中央アルプス

10:03 木曽駒ヶ岳山頂に到着(写真上)。小休止。

山頂はかなり広く、多くの登山客で賑わっている。

山頂標識(写真中上)や三角点(写真中下)、方位盤などがあり、北側には駒ケ嶽神社が祀られている。
ほぼ360度の展望が広がり、中央アルプス(写真下)を代表する空木岳から南駒ヶ岳、熊沢岳、安平路山、摺古木山、三沢岳、恵那山、南木曽岳、木曽前岳、麦草岳、乗鞍岳、雲の掛かり気味の御嶽山などが見られる。

10:23 木曽駒ヶ岳山頂を出発。

鞍部(写真上)で中岳に向かわず、右の巻き道に入る。入口には「難所あり」と書かれた道標(写真下)があり、ちょっとワクワクする。


まずはコースロープに従って露岩をゆるやかに登り、中岳の西斜面をトラバース気味にたどる(写真上。露岩でちょっと歩き難いものの、難所にはほど遠い。
2/3ほど進んだところで岩場(写真下)を越えるが、唯一ここが難所と言えるかも知れない。どうなんだろう!?


ほどなく往路と合流し、宝剣山荘横から宝剣岳への登山道に入る(写真上)。

最初はなだらかな岩混じりのザレ場だが、徐々に岩場に変わるため、中間点の曲りでストックを仕舞う。

露岩が積み重なる道に変わり、鎖と岩に掴まりながら急登する(写真中)。

山頂直下が一番の難所で、足元が切れ落ちて高度感もあり、なかなかスリリングだ(写真下)。

11:08 宝剣岳山頂に到着。小休止。

狭い岩場の山頂に常時5〜6人の登山者が居る。
最高点の岩の基部には祠が祀られている(写真右)。
やはり360度の展望が広がり、グルリと中央アルプス、眼下には千畳敷カール(写真下)を一望する。

空木岳、熊沢岳、三沢岳 木曽前岳、麦草岳、木曽駒ヶ岳
千畳敷カール

11:20 宝剣岳山頂を出発。

往路を戻り、乗越浄土を直進し伊那前岳に向かう。

登山道は主に尾根の南側下に付いていて、コースロープに従ってゆるやかに登って行く(写真上)。
和合山(P2911)もすぐ南側をかすめ、ゆるやかに下って行く。
勒銘石之碑(写真下)を過ぎると、前方2つ目のピーク上に標識が見えてくる。
手前のピークを過ぎ尾根に乗ると、ほどなく伊那前岳山頂に着く。

宝剣岳、中岳、木曽駒ヶ岳
大棚入山、茶臼山、将棊頭山


12:00 伊那前岳山頂に到着。昼食。

狭い花崗岩のピークに山頂標識(写真上)が立ち、すぐ先に三角点(写真中上)がある。

南側から風が吹き上がってくるため、北側の岩陰で昼食を取る。
今日訪れた宝剣岳から中岳、木曽駒ヶ岳(写真中下)、かつて歩いた大棚入山、茶臼山、将棊頭山(写真下)を間近に見る。また、千畳敷カールが真下に広がる。

思いの外登山者が訪れる。


12:48 乗越浄土に到着。

千畳敷カールへと急下降する(写真上)。

千畳敷駅登山口(八丁坂)を直進方向の遊歩道に入る(写真下)。


わずかに秋の気配を感じさせるお花畑をたどり、
しばらくして「千畳敷カール」の看板(写真)がある広場に出る。すぐ傍らに水量の減った剣ヶ池がある。

石の階段を5分ほど登ると、ホテル千畳敷の東側から千畳敷駅テラスに着く。


13:24 駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅に到着(写真)。


次のロープウェイが13時30分に出るとのアナウンスに、ノンビリ休憩する間もなく列に並ぶ。30分には乗れなかったが、39分に臨時便が出るとのことで、そのまま待つ。

13:39 駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅を出発。

13:47 駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅に到着。

13:52 駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅を出発。

臨時便に乗れた。

14:20 菅の台バスセンター駐車場に到着。


山頂とは打って変わって、猛暑が襲い掛かる。


 感想

2006年以来19年ぶりの木曽駒ヶ岳。
大混雑を避けるため平日にしたが、それでもバス待ち45分。
ロープウェイは15分ほどの待ちで済み、8時40分前に千畳敷駅に着いた。
そして、遊歩道も登山道も渋滞するほどではないものの、やはり観光客・登山客は多かった。

最初はガスに包まれていた木曽駒ヶ岳山頂だったが、到着する頃にはすっかり晴れ渡る。
展望は木曽駒ヶ岳と宝剣岳からほぼ360度の景色が広がり、中央アルプスを代表する空木岳から南駒ヶ岳、熊沢岳、安平路山、摺古木山、三沢岳、恵那山、南木曽岳、木曽前岳、麦草岳、乗鞍岳、雲の掛かり気味の御嶽山などが見られた。
伊那前岳からは間近の木曽駒ヶ岳や中岳、宝剣岳に加え、大棚入山、茶臼山、将棊頭山など、かつて歩いたことのある山々を懐かしく見た。

中岳の巻き道は「難所あり」とのことでちょっと期待したが、極短い岩場があるだけと拍子抜けだった。
これなら宝剣岳直下の鎖場のほうが足元が切れ落ちて、よほどスリリングだ。
その宝剣岳へは鎖やコースロープが整備されているので、岩場の経験があれば問題ないだろう。ただ、直下は足元が切れ落ちていて、特に下りでは高度感があり、慎重さが要求される。

中岳では遠目ながら雷鳥も見られ、大満足の山行だった。